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喉にも性病は感染する。喉の性病の特徴と症状、治療法や予防法を医師が解説

喉にも性病は感染する。喉の性病の特徴と症状、治療法や予防法を医師が解説

性病(性感染症)は性器だけではなく、にも感染することをご存じですか?
日本人はオーラルセックスを好む人が多い傾向から、喉に性病が感染する事例も多く見られます。

性行為後に喉の違和感が続く場合は、もしかすると喉に性病が感染しているのかもしれません。
こちらの記事では、喉に感染する性病の特徴や症状、治療方法や予防方法について医師が解説します。

喉に性病が感染する理由

喉に性病が感染する理由

喉に性病が感染するには、下記の2つの理由が考えられます。

  1. オーラルセックスなどにより、性病に感染した性器と接触した
  2. ディープキスによって、性病に感染した口の粘膜と接触した

このように、性病は性器同士の接触がなくても感染します。
そのため、風俗店の利用や、挿入のない性行為で感染してしまうケースも。

挿入していないため性病には無縁、というのは間違いです。
オーラルセックスやディープキスのあとに、喉に違和感がある際は、早めに病院を受診しましょう。

喉の性病の症状

喉の性病の症状

喉に性病が感染すると、下記のような症状が生じます。

  • 喉の違和感や痛み、またはかゆみ
  • 喉の腫れ
  • 喉から膿(痰)が出る
  • 咳が出る
  • 発熱

喉の性病の症状は風邪の症状に似ており、性病だとは思われず放置されてしまうことも多いです。
また、無症状であることも多く、感染していても自覚がないことが珍しくありません。

喉の症状で疑われる疾患

クラミジア

クラミジアは、日本においては最も感染者数が多い性病です。
クラミジア・トラコマティス(Chlamydia trachomatis)という菌が原因で、性器に感染すると”性器クラミジア感染症”、喉に感染すると”咽頭クラミジア”と呼ばれます。

性器クラミジア感染症と咽頭クラミジアを併発している人は10%前後だとされる一方、性器には感染していないのに咽頭クラミジアがある人も多いです。

咽頭クラミジアは、無症状の方が多いのが特徴。
大体50〜80%程度の方が無症状だと言われています。

また、たとえ症状が出てもごく軽症のため、気づかずにいる人も多いです。
無症状・軽症でも感染力はあるため、無自覚のうちに感染を広めてしまうケースも。

潜伏期間は1〜3週間程度です。
治療方法は、抗生剤の内服治療が一般的です。

淋病

淋病は、淋菌(Neisseria gonorrhoeae)が原因で生じる性病です。
性器に感染すると”淋病”と呼ばれ、喉に感染すると”咽頭淋菌”と呼ばれます。
クラミジアと違い、淋病の場合は咽頭淋菌と併発している方が男性では10〜30%、女性では30〜70%にものぼります。

淋病の方は咽頭にも感染している可能性が大いにあるため、症状がなくても検査を受けてみるのがおすすめです。
咽頭淋菌も無症状・軽症の場合が多いです。

クラミジアと同様、感染していることに気づかないまま他の人に感染させてしまうケースもあります。
潜伏期間は1週間前後です。
治療には抗生剤の点滴が使われます。

梅毒

梅毒は、梅毒トレポネーマ(Treponema Pallidum)という菌が原因で生じる性病です。
梅毒は特に近年増加傾向にあり、自治体などが注意喚起しています。
喉に梅毒が感染するとまず、口の中や喉のしこりやただれなどの症状がでます。

無治療でもこの症状はいずれ消失しますが、治癒したわけではありません。
症状がなくなってからも、梅毒は体内に潜伏しています。

そして数ヶ月後に、今度は喉の腫れや赤み、痛み、発熱、だるさなどのより重い症状を呈します。
梅毒は放置すると全身に感染を広げ、数年後には臓器にまで感染が至ることも。

最悪の場合は命を脅かす可能性もあります。
潜伏期間は10〜90日(平均21日)とかなり幅があり、感染した時期を特定するのが難しいことが多いです。
治療は抗生剤の内服で行われます。

マイコプラズマ・ウレアプラズマ

マイコプラズマ・ウレアプラズマは2012年に国内での検査が可能になったばかりで、あまり一般の方には知られていない性病です。
近年このマイコプラズマ・ウレアプラズマの感染者が増えてきています。

喉に感染した場合でも性器に感染した場合でも、クラミジアや淋病によく似た症状が出ます。
しかし、実際には無症状が大半です。

マイコプラズマといえば、マイコプラズマ肺炎を連想する方も多いのですが、性病のマイコプラズマとマイコプラズマ肺炎は原因菌も違う全くの別物です。

潜伏期間は1〜5週間程度。
マイコプラズマ・ウレアプラズマの治療は抗生剤の内服によって行われます。

ヘルペスウイルス

ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスⅠ型、Ⅱ型によって生じる感染症です。
口唇に症状が出る”口唇ヘルペス”と、性器に症状が出る”性器ヘルペス”があります。

ヘルペスウイルスは一度感染すると、現代の医療では体内から完全に消し去ることは出来ず、一生ウイルスと共生していかなければなりません。
症状が消失しても、免疫が弱まるタイミングで再発を繰り返すのが特徴です。

口唇ヘルペスは幼少期に両親から口移しなどで感染する場合が多いので一般的には性病とは言えませんが、オーラルセックスやディープキスなどで容易に口周りや喉に感染し、発症すると唇や口の中にただれや出来物が生じ、違和感や痛みを感じます。

潜伏期間は5〜10日程度です。
治療は抗ウイルス薬の内服で行います。

アデノウイルス

アデノウイルスというと、風邪をイメージされる方が多いのではないでしょうか。
実はアデノウイルスも、性行為を通して性器や喉に感染する性病としての側面を持っています。
アデノウイルスは眼、喉、胃腸、気管支、尿道などで感染を引き起こします。

子供に感染した場合には喉の痛みと高熱が生じますが、大人に感染した場合には症状が出ないことが多いです。
潜伏期間は5〜7日程度。
アデノウイルスの治療には特効薬はなく、対症療法を行います。

カンジダ

カンジダは真菌というカビの一種です。
人の皮膚や粘膜に生息している常在菌の一つで、普段悪さをすることはほとんどありません。
しかし病気や疲れなどで免疫が低下すると、性器や喉に感染症を起こすことがあります。

女性の場合は特に”膣カンジダ”を起こすことが多く、5人に1人が経験するありふれた病気です。
喉に感染が生じることはあまりありませんが、がんや免疫不全(HIVなど)により、通常よりも大きく免疫が損なわれるような状態の時に”口腔カンジダ症”を起こします。

症状は、口の中に白いカスがつく、味覚の障害、口の中の乾燥、舌の赤みが増すなど。
カンジダは常在菌のため、性行為などの接触よりも免疫が低下することが発症の主な原因となります。
治療方法は抗真菌薬の内服です。

喉の性病と風邪の見分け方

喉の性病と風邪の見分け方

喉の性病の症状は風邪に類似しているため、今出ている症状が「風邪なのかそれとも性病なのか」で悩む方が多くいます。
明らかな性行為後に症状がでたときはもちろん性病を疑うべきですが、中には潜伏期間の長い性病もあり、判断に迷ってしまう場合もあるでしょう。

そんな時は、喉以外の症状がどれほどあるかで風邪と性病を見分けましょう。
風邪の場合は、喉の症状以外にも鼻水や鼻づまり、咳などが目立ちます。
対して、性病の場合には咳は出ることもありますが、鼻水や鼻づまりは生じません。

喉の症状の他に鼻水・鼻づまり・咳などがあり、性行為に心当たりがあまりない場合は風邪を疑いましょう。
そして、性行為に心当たりがあり、症状が喉のみの場合には性病を疑いましょう。

喉の性病の検査方法

喉の性病の検査方法は、うがい検査と咽頭ぬぐい検査です。

喉の性病の治療法

喉の性病の治療は、原因となる菌やウイルスによって異なります。
内服治療が主な治療法となりますが、淋病などの治りにくい感染症の場合は点滴が必要となることも。

喉の性病の予防法

喉の性病の予防法

喉に性病が感染するのは、オーラルセックスやディープキスが原因です。
特にオーラルセックスは感染率が高いため、控えることが対策としては一番有効でしょう。

また男性の性器と女性の喉の間の感染を少なくするにはオーラルセックスの際にもコンドームを付けることが効果的です。
不特定多数の人との性行為も、性病の感染率が高くなるため控えましょう。

神田西口クリニックの性病治療

神田西口クリニックは男性のためのクリニック
受付スタッフ、看護師、医師すべて男性です。
性病については、さまざまな情報が溢れているからこそ不安も大きいと思います。

なのでまずは些細なお悩みも、ぜひお気軽にご相談ください。
一人ひとりの症状に寄り添い、オーダーメイドの処置処方を行います。

喉の性病についてのよくある質問

喉の性病は原因となる菌やウイルスによって、治療経過が異なります。
喉の性病の大半は咽頭クラミジア・咽頭淋菌ですが、これらは治療を受けることにより完治が可能です

一方、完治しないものもあり、中でもヘルペスウイルスは一生体内でウイルスが生息し、免疫が低下するたびに再発を繰り返すことになります。

喉の性病は自然治癒しないものが大半です。
無症状であるために感染していることに気づかない人や、治療を受けない人もいますが、そうするとオーラルセックスやディープキスをした時に相手にうつしてしまう可能性があります。

無症状であったとしても、治療はしっかり受けましょう。

性病が喉に感染することによって、直接不妊に繋がることはありません。
しかし、喉に性病を持っている人の中には性器にも感染しているケースも。
また喉の性病がパートナーの性器に感染し、お互いに性器の接触でうつしあってしまうことも考えられます(ピンポン感染)。

男性の場合は、性器に性病が感染すると尿道炎を起こし、運悪く悪化すると精巣上体炎を起こします。
精巣上体炎は、将来無精子症などの男性不妊に繋がる可能性があるのです。

喉の性病は、無症状であれば放置しても悪化する可能性はほとんどありません。
しかし無治療のまま放置すると、オーラルセックスやディープキスを通して他の人に感染させてしまう可能性があります。

喉の性病は放置せずに治療を受けましょう。

喉の性病は、ディープキスのみでも感染してしまう可能性があります。
とはいえオーラルセックスに比べれば、キスでの感染率は高くなく容易に感染するものではありません。

ただし、ヘルペスウイルスのように感染力の強い性病もあるため、キスだけなら安全とは言えませんので注意しましょう。

喉の性病は誰でも感染する可能性がある

今回は喉の性病の特徴や症状、治療方法や予防方法などについてご紹介しました。
喉の性病は無症状の方が多く、そもそも感染していることに気づいていない人も多くいます。

しかし、無症状であっても相手に感染させてしまう力は持っているため、無自覚のまま性病を広げてしまう可能性があります。
もし「喉の性病にかかったかも」と思ったら、感染を広げないために、早めに専門の医療機関を受診するようにしましょう。