男性専門の総合医療 |
神田駅から徒歩1 分のメンズヘルス& ビューティー、アンチエイジング、性感染症(性病)

検査結果 03-5577-5472 オンライン予約

AGA治療とは?期待できる効果や治療法、原因や副作用について医師が解説

AGA治療とは?期待できる効果や治療法、原因や副作用について医師が解説

AGAとは男性型脱毛症を意味する言葉で、薄毛や抜け毛に悩む多くの男性が該当します。
日本人男性では3人に1人がこのAGAだと言われているほど、男性にとってはとても他人事ではない病気なのです。

「自分はもしかしたらAGAかもしれない…」
「AGAの改善に本当に効果がある治療を受けたい」

そうお悩みの方に向けて、今回はAGAの原因や治療方法、副作用などについてご紹介します。

AGA(男性型脱毛症)とは

https://youtu.be/CrPTfJ5IzV8

AGA(AndroGenetic Alopecia:男性型脱毛症)は、前頭部から頭頂部にかけての髪が「軟らかく、細く、短く」なると共に「抜け毛」が増え、頭頂部の頭皮が透けて目立ってきたり、生え際の後退などがみられる病気です。
AGAは一般的に中年男性の病気だと思われる方が多いですが、思春期以降の10代後半から発症する可能性があり、20代ですでに悩まれている方も多くいます。

国内では1,260万人のAGA患者がおり、うち自ら薄毛・抜け毛を自覚し気にしている方は800万人、実際に何らかの対処をしたことがある方は650万人とされるデータもあるほど、本当にたくさんの男性がこのAGAに悩まされているのです。

AGAセルフチェック

AGAかどうかを簡単にチェックできるリストをご用意しました。
まずは一度チェックしてみてください。

No.質問○/×
1血縁者(親族)に薄毛の人がいる

2最近髪の毛のハリやコシがなくなり、髪が細く柔らかくなった

3抜け毛が増えた

4前頭部の生え際が後退してきた

5頭頂部の髪が薄くなってきた

6薄毛や抜け毛がどんどん酷くなっている気がする

7食生活に偏りがあり、栄養バランスが悪い自覚がある

8睡眠不足であったりストレスが多い自覚がある

9タバコを吸う

10同世代の人よりも髪の毛が少ない・薄いと感じる

当てはまる項目が多い人は、早めにAGA治療を行っている医療機関を受診することをおすすめします。
中でも特に薄毛・抜け毛の自覚がある方は、AGAである可能性が高いです。

AGAは進行性のため、なるべく早期に治療を始めることが大切。
「もしかして…」と感じている方も、まずは一度専門の医療機関でご相談されると良いでしょう。

AGAの原因

AGAの原因

AGAの原因は遺伝的なものと、生活習慣によってもたらされるものの、2つに大きく別れます。

遺伝的な原因

AGAを引き起こすヘアサイクルの乱れのきっかけは、「DHT(ジヒドロテストステロン)」によってもたらされます。
DHTは、男性ホルモンである「テストステロン」と、ヘアサイクルを調整する酵素である「5αリダクターゼ」が結びつくことによって生成されるもの。

DHTは生成されると前頭部の生え際や頭頂部の細胞にある男性ホルモンレセプターに取り込まれ、脱毛因子である「TGF-β」を作り出します。
TGF-βが増加すると毛髪の成長期は短くなり、十分に成長しないまま退行期を迎え、結果AGAを引き起こします。

AGAは遺伝が関係するとされています。

その理由は、DHTの生成に関係する5αリダクターゼと、DHTを受け取る男性ホルモンレセプターの量の多さが、遺伝に深く関係しているためです。
血縁にAGAの方が居るという人は特に注意したほうが良いでしょう。

生活習慣に関係する原因

AGAは以下のような生活習慣にも関係があるとされています。

  • ストレス
  • 食生活の偏り
  • 睡眠不足
  • 喫煙

実は生活習慣が直接的にAGAの原因であるという医学的根拠は、未だ示されていません。
しかし毛髪の発育の点に注目すると、生活習慣の乱れが毛髪によくない影響を与えることは明白です。
毛髪は皮膚と同様、発育には十分な栄養が大切。

食生活が乱れると毛髪の発育に必要な栄養が十分に得られず、ハリやコシが失われることがあります。
また、頭皮や毛髪に栄養を運ぶには血流の良さが重要です。

ストレスや睡眠不足、喫煙は頭皮の血流の滞りを引き起こすことがあります。
このように、生活習慣は頭皮環境に少なからず影響を与えているのです。

AGAの治療方法と副作用

AGA治療の目的は下記の通りです。

  1. 活性の強い男性ホルモンの産生を抑える
  2. 頭皮の血流を良くする

当院ではAGA治療として、内服・塗り薬・ハイドラフェイシャル、3つの方法を症状に応じ組み合わせて行うことをおすすめしています。

それぞれどんな治療方法なのか、副作用はどんなものがあるのかご紹介しましょう。

内服

AGA治療の要となるのは、内服を用いた治療です。
使用される内服薬は主に以下の2種類あります。

フィナステリド

商品名:プロペシア
内服方法:1日1回1錠内服
特徴:
・DHTの生成に関わる5αリダクターゼ(Ⅱ型)を阻害し、活性の強い男性ホルモンの産生を抑えることでAGAを改善する
・長期的な内服で効果が期待できる薬のため、即効性はない
・最低でも6ヶ月以上使用しないと効果の有無が判定できない
・AGA治療において最もよく使われている薬
副作用:
性欲減退、勃起機能障害、睾丸痛、精液減少、血精液症、肝機能障害、女性化乳房、抑うつなど

デュタステリド

商品名:ザガーロ、アボルブ
内服方法:1日1回1カプセル内服
特徴:
・5αリダクターゼ(Ⅰ型・Ⅱ型)を阻害し、活性の強い男性ホルモンの産生を抑えることでAGAを改善する
・フィナステリドよりも効果が高く、増毛効果は1.6倍とも言われる
・最低でも3ヶ月以上使用しないと効果の有無が判定できない
副作用:
性欲減退、勃起機能障害、睾丸痛、精液減少、血精液症、肝機能障害、女性化乳房、抑うつなど

これらの副作用を生じる人は確率的にとても少ないため、それほど心配する必要はありません。
ご不安な方は、当院をはじめとした専門の医療機関受診時に遠慮なくご相談ください。

塗り薬

塗り薬は、内服薬と併用して使用する方が多いです。

ミノキシジル

商品名:ミノキシジルローション
使用方法:1日2回、1回1mLを脱毛している頭皮に塗布
特徴:
・頭皮の血流をよくしてヘアサイクルを整え、発毛効果が得られる
・市販薬ではリアップX5プラス(大正製薬)、スカルプDメディカルミノキ5(アンファー)、リグロEX5(ロート製薬)などがこのミノキシジルに当たる
・使用し始めて1〜2ヶ月は抜け毛が増えるが、成長期の毛髪を増やすための前段階として仕方ないもの(初期脱毛)
・最低でも4ヶ月以上使用しないと効果の有無が判定できない
副作用:
頭痛、動悸、むくみ、ほてり、めまいなど

カルプロニウム塩化物

商品名:アロビックス外用液
使用方法:1日2〜3回適量を患部に塗布あるいは患部にふりかけ軽くマッサージする
特徴:
・頭皮の血流をよくすることで発毛効果が得られる
・最低でも6ヶ月以上使用しないと効果の有無が判定できない
副作用:
局所発汗、熱感、刺激痛など

ハイドラフェイシャル

ハイドラフェイシャルは、アメリカFDA(日本の厚生労働省にあたる機関)の承認を得た安全な機器のこと。
水の力を利用し、美容成分を補給しながらピーリングを行うものです

お肌に使用できるのはもちろん、頭皮にも施術が可能で、頭皮の皮脂や臭いを取り除いたり、毛穴のつまりを除去したり血行を促進することでAGA改善の効果が得られます。

AGA治療の効果を得られる期間

AGA治療の効果を得られる期間

AGA治療は、効果を感じるまでに大体3〜6ヶ月かかります。
効果を実感できるまでに時間がかかる理由は、頭皮環境・ヘアサイクルを改善したとしても、毛髪は1日やそこらで生えてくるものではないためです。

AGA治療は、長い目で見ながら根気よく続けることで確かな効果が得られます。

神田西口クリニックのAGA治療

神田西口クリニックは男性のためのクリニック
受付スタッフから、医師まですべて男性です。
体型や肌、頭皮に関する男性ならではの悩みも医療の力で解決できます。

なんとかしたいとサロンに通ったものの思うように改善しない方、努力を重ねても理想までのあと一歩の距離が縮まらないという方、目に見える効果を実感したい方。

医療機関だから扱える先端技術をオーダーメイドで提供します。
安心のその先の、自信に溢れる未来のために。
医師も効果を体感する施術、まずは一度体験ください。

AGA治療の料金や使用する治療薬の詳細

各治療薬の料金や詳細、料金については下記をご覧ください。

AGA治療についてのよくある質問

AGA治療は早ければ早いほどに高い効果が得られます。
特に20代は治療による改善率が高い傾向。
しかし30代、40代だから治療が遅いということはありません。

今や60代、70代の方も若々しさを求めてAGA治療をすることも珍しくないのです。
思い立ったら何歳からでも、治療効果を得ることはできます。

ただ治療開始が早ければ早いほど効果が高いのは事実ですので、薄毛や抜け毛が気になり出したら早めに受診すると良いでしょう。

発毛を実感できたからといって、急に治療を自己中断するのはおすすめできません。
AGAは遺伝・生活環境が原因であり、進行性のため治療を中断すると再び薄毛・抜け毛が気になり出すことが珍しくないのです。

担当医と相談しながら治療終了を目指すようにしましょう。

 

AGAは完治する病気ではありません。
遺伝的な原因は、薬であっても取り除くことができないからです。
そのため、治療をやめると再び薄毛・抜け毛に悩む方が多くいます。

ただ完治はしなくても、AGAのもう一つの原因である生活環境の改善を行い、症状を軽くすることは可能です。
栄養バランスの整った食事を食べ、十分な睡眠と適度な運動をして、受けるストレスを最小限にしながら生活する。
規則正しい生活がAGA改善に役立ちます。

市販薬の中にはミノキシジルが含まれる塗り薬がいくつか存在します。
「薄毛や抜け毛の相談なんて他人にはしたくない」
そんな方には市販薬の発毛剤はうってつけでしょう。

ただ、治療効果でいえば、やはり医療機関で扱うものと市販薬では効能に差があります。
またAGA治療の主となる飲み薬は、国内の薬局などでは市販されていません。

「確かな効果が欲しい」と思われているなら、断然医療機関での治療をおすすめします。

早めの治療で改善を目指しましょう

今回はAGAの原因や治療方法、副作用などについてご紹介しました。
AGAは思春期以降の男性の3人に1人が発症する、決して珍しくない病気です。
遺伝や生活習慣が大きく関与し、完治することがないため、薄毛が進行してからは自分でなんとかしようと思ってなんとか出来るものではありません。

AGA治療は早く始めれば始めるほどに高い効果が得られます。
薄毛が進行してしまう前に、出来るだけ早く治療を始めましょう。

監修者

神田西口クリニック院長 鈴木 鑑

2003年東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業。
2014年都内某クリニックにて性感染症診療に従事。
10万人以上の性感染症患者さんの悩みに寄り添い解決してきた実績がある。
2023年神田西口クリニックの院長に就任。

所属学会・資格

  • 日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医
  • テストステロン治療認定医
  • 日本性感染症学会
  • 日本感染症学会
  • 日本化学療法学会
  • 日本メンズヘルス医学会