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男性のA型肝炎。症状や原因、感染経路や治療について医師が解説

男性のA型肝炎。症状や原因、感染経路や治療について医師が解説

A型肝炎は、A型肝炎ウイルスの感染を原因として、世界各国で多くの感染者がみられる疾患です。
日本では、年間100~300件の罹患が確認されており、数年に1回ほど流行があることがA型肝炎の特徴になります。

参考:一般社団法人 日本感染症学会

致死率は0.3%程度と低く、若年層の病後は良好です。

しかし、50歳以上の場合は劇症肝炎に重症化するリスクがあることから、早期発見・早期治療が重要だといえるでしょう。
こちらの記事では、A型肝炎の症状や原因、検査、治療法や予防方法について詳しく解説します。

A型肝炎とは

A型肝炎とは

A型肝炎とは、A型肝炎ウイルス(HAV)に感染することで起こる肝炎です。
HAVは特定の場所に生息しているウイルスであり、主に糞便中や衛生状態が悪く、汚染された水や食物を好みます。
A型肝炎は一過性の感染症であり、急性肝炎として発症した後は慢性化することなく、ほとんどが治ります。

また、一度感染すると、その先一生においてA型肝炎にならない「終生免疫」を獲得することも特徴的です。
HAVに感染してから症状が出るまでの潜伏期間は、約2~6週間で平均28日と言われています。
そのため、自分が感染したことに気付かずに通常の生活を送っているケースも稀ではありません。

男性のA型肝炎の症状

男性のA型肝炎の症状

HAVに感染した場合、乳幼児は軽い症状で終わりますが、年齢が上がるにつれて重い症状になる特徴があります。
男性がHAVに感染しA型肝炎になった場合は、次のような症状がみられるため知っておきましょう。

  1. インフルエンザ様症状(発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、吐き気、嘔吐など)

↓1~7日後

  1. 灰白色便、暗色尿、黄疸(眼球や皮膚が黄色になる)

↓3週間前後

  1. 症状は消失

2~6週間の潜伏期間を経てインフルエンザのような症状が現れ、3~8週間の病期を経過して治癒するという流れが一般的です。

男性のA型肝炎の原因

男性がA型肝炎ウイルスに感染し、急性肝炎を発症する原因として、糞便と汚染された水や食物が挙げられます。
HAVは糞便中に排出されるため、糞便や肛門の接触やそれらに触れた手指が口に触れることが原因になります。

主にMSM(Men who have Sex with Men:男性同性愛者)の間で流行することから、性感染症の1つとして判断されるでしょう。
また、南アフリカや南アジアなどの下水処理過程が不十分で、衛生状態のよくない環境に旅行をした場合も感染リスクがあります。

HAVは汚染された水や食物、生ものに存在しているため、それらの摂取が原因でA型肝炎になりやすいでしょう。

A型肝炎の主な感染経路

A型肝炎は、HAVが存在している糞便や水、食べ物を介して口から感染することから、経口感染といわれます。
その中でも、HAVが排出された糞便が付着している肛門を舐めたり、肛門に触れた手指で口元に触れたりする糞口感染が多くみられます。

口から入ったHAVは、そのまま胃や小腸に侵入し、肝臓、胆汁、大便となって排出されます。
そのため、HAVに感染した人が家族にいた場合、気付かないうちに濃厚接触者になっているでしょう。
トイレやお風呂、同じバスタオルの使用などにより、家庭内感染や集団感染を生じる可能性がある感染症です。

男性のA型肝炎の検査

男性のA型肝炎の検査

HAVの感染を確認するためには、血液検査と便を採取してウイルスの遺伝子検査を行うという2つの方法があります。
海外渡航や性的接触などの感染機会があってから、2週間以上経過したタイミングで検査を行います。
症状が出ていない場合は、血中のHAV遺伝子を検査することになりますが、それだけでは確定診断になりません。

A型肝炎の症状が現れてから血液検査を行い、抗体が陽性であった場合にA型肝炎として確定診断できるのです。
さらに血液検査では、過去に感染した可能性がある既往感染を判断する検査も行うことが可能です。
つまりA型肝炎は、発症早期・発症中・既往感染の3つの段階で検査を行って診断されます。

男性のA型肝炎の治療

男性のA型肝炎の治療

男性のA型肝炎では、急性肝炎を治療するための特別な方法はありません。
ほとんどの場合は、時間の経過とともに自然に回復できるので、まずは安静に過ごすことが大切です。
発熱や吐き気などの症状に対しては、解熱剤や制吐剤などの対症療法が中心となります。

しかし、年齢や基礎疾患などの有無によっては稀に重症化することがあるでしょう。
重症化とは、劇症肝炎などの強い肝障害に移行している状態のことであり、その場合は専門病院で入院加療することになります。

当院では、対症療法としての治療は行っておらず、検査対応のみになります。
そのため、対症療法や入院治療が必要な場合は、他病院の受診が必要になります。

男性のA型肝炎の予防方法

男性のA型肝炎を予防するためには、ワクチンが最も有効的です。
ワクチンを接種した場合、抗体獲得率は100%に近いといわれています。
そのため、衛生状態がよくない海外に渡航する機会や男性同士の性交渉を行う機会がある方、パートナーが感染した方はワクチン接種を受けることが望ましいでしょう。

その他に、海外に渡航した際は現地の生水や加熱処理がされていない生ものを食べることは避けましょう。
できるかぎり経口からの感染を防ぎ、体内にHAVを侵入させないことが大切です。
もし、家族の方やパートナーが感染している場合は、症状が出る前からウイルスは排出されている上に、症状がおさまった後も長期間、便から排出されます。

そこで、家庭内感染やさらなる感染を拡大させないために、トイレを使用した後や飲食をする前の手洗いを徹底的に実施しましょう。

神田西口クリニックのA型肝炎治療

当院では、現在A型肝炎の対症療法としての治療は行っておりません。
検査対応のみになります。

神田西口クリニックは男性のためのクリニック。
受付スタッフ、看護師、医師すべて男性です。
A型肝炎については、さまざまな情報が溢れているからこそ不安も大きいと思います。

なのでまずは些細なお悩みも、ぜひお気軽にご相談ください。
一人ひとりの症状に寄り添い、オーダーメイドの処置処方を行います。

A型肝炎検査の料金

【検査】

HAV抗体検査 4,980円

男性のA型肝炎についてのよくある質問

A型肝炎に一度かかった人は、この先一生においてHAVに感染しない終生免疫を獲得できる感染症です。
そのため、再発することはありません。

A型肝炎は、時間の経過とともに自然に症状が改善します。
乳幼児の場合は、症状が出ないことがほとんどです。しかし、年齢が上がるにつれて強い症状が現れるでしょう。ただし、劇症化していない場合は発症後2~3週間あたりに症状は改善されます。その後しばらくは、便からウイルスの排出はありますが、自然治癒に向かっていきます。

A型肝炎は、男性間の性交渉により糞口感染する性感染症の1つですが、不妊に直接影響を及ぼす感染症ではありません。
不妊に影響を及ぼすのは、同じ肝炎ウイルスの中でB型肝炎とC型肝炎になります。

 

A型肝炎に対して、特別効果がある治療薬はありません。そのため、市販薬やネットで購入できる治療薬はないとお考えください。
A型肝炎によって発熱や嘔吐、頭痛などの苦痛症状が出た場合は、解熱剤や鎮痛剤、制吐剤などの市販薬を利用することは可能です。

ただし、ご自分で判断することは控え、医療機関で診察を受けることが望ましいでしょう。

A型肝炎は、慢性化や重症化しやすいB型肝炎・C型肝炎とは異なり、一過性で自然回復が期待できるウイルス性肝炎です。
しかし、稀に重症化する症例もあるため、感染を疑う場合や症状が現れた場合は医療機関を受診し、適切な判断を受けることが望ましいでしょう。

 

検査を受けて適切な対応をしましょう

男性のA型肝炎は、男性間同士の性交渉により感染することが多いウイルス性肝炎です。
自覚症状がなく、長い期間ウイルスが便から排出されるため、気付かないうちに感染拡大している可能性があります。

A型肝炎のほとんどは自然に治癒しますが、稀に状態が悪くなる場合もあると知っておきましょう。「もしかしたら感染したかもしれない」と思った場合は、自主的に検査を受けることをおすすめします。

参考:一般社団法人 日本感染症学会

監修者

板東 大晃

神田西口クリニック院長 板東 大晃

東京都内の複数クリニックにて
男性医療を多数経験し2019年に
男性専門の神田西口クリニックを開設。
診療実績150,000人以上。
(2014年4月〜2021年12月)
すべての患者様に真摯に向き合ってきた経験と豊富な知識があります。
神田西口クリニックは、悩みを抱えている皆様の一人一人の状況に合わせた適切な解決策を提案します。
男を上げて、顔を上げて、たった一度の人生を謳歌していきましょう!