かつては、医療機関での検査結果はそこに足を運んで医師から直接説明受けるというのが当たり前でした。しかし、昨今は自宅や職場にいながら検査結果がわかるというのが標準化されつつあり、それに向けたシステムを作る企業もたくさん出てまいりました。確かに、検査結果を確認するためだけにわざわざクリニックに足を運ぶというのは、時間や交通費の無駄になります。また、コロナをきっかけとした外出の自粛などに対応するためにも、出来るだけクリニックに来る回数を減らすというのは時代の流れとなっております。
当院では、MeDaCa(メダカ)というシステムを利用して、検査結果をどこでも閲覧することが出来ます。スマホではアプリのインストール、WEB版ではアプリのダウンロードは不要でブラウザにて確認することができます。
このMeDaCaという検査結果確認システムについて、ご紹介いたします。
目次
MeDaCaとは?
MeDaCaとは、メディカルデータカード株式会社が作った医療機関での検査結果を確認したり、保存したりするアプリです。英語表記のMedical Data Cardの頭文字を取ってMeDaCa(読み方はメダカ)です。利用料金は無料で、追加で課金が必要になることもございません。
検査結果を確認するためのMeDaCaサービスのご利用開始までの流れを説明します。ご使用の機種により、以下アプリ画面イメージと画面デザインが異なる場合がございますが、利用方法は同じです。
MeDaCaの利用方法
MeDaCaは、スマホでアプリを使って見る方法とパソコンでブラウザで見る方法があります。パソコンの場合は、下記のURLから画面の指示に従って新規登録をしていきます。
スマホの場合は、下記の方法で新規登録していきます。
STEP1 MeDaCaアプリをダウンロードする

STEP2 MeDaCaアプリに会員登録をする
1. MeDaCaアプリをダウンロードしたら、アプリを開き、ログイン画面の「新規会員登録」ボタンを押します。

2. “新規会員登録”画面が開くので、スマホで利用しているご自身のメールアドレスを入力します。

3. 利用規約・プライバシーポリシーに同意をしてから「送信」ボタンを押します。

4. すぐに「MeDaCa会員登録のご案内」メールが送信されるので、届いたメールを開いてください。

5. “新規会員登録”画面が開くので、ご希望のMeDaCa IDとパスワードを入力し、「登録」ボタンを押し、次へ進みます。

6. “MeDaCaを始める前に”画面から更に次へ進み、ご自身について登録をしてください。

STEP3 診察券を登録し、通院している病院に連携申請する
1. 画面下のアイコンから「登録する」を選択し、”登録する”画面にて「診察券」を選択します。

2. “診察券|登録”画面が開くので、診察券の情報を入力します。診察券の入力が完了したら「登録」ボタンを押します。

3. “診察券|詳細”画面が開くので、画面上部に表示される「連携申請をする」ボタンを押します。
その後、病院の承認を待つ間は「申請中」と表示されます。連携申請が承認すると、「連携中」に表示が変わります。

以上で準備完了です!病院からメッセージや検査結果が届いたら、アプリで確認しましょう。
検査結果を確認する方法
1. 画面下のアイコンから「データを見る」を選択し、”データを見る”画面上部の「リクエスト」を選択します。

2. 「受け取る」を選択します。
表示が「受け取り済み」に変わります。「閲覧する」ボタンをタップすると受け取った検査結果を確認
検査結果が出るまでの日数
検査日数 (祝日を含めない) | 検査項目 |
---|---|
2~3日後 | クラミジア(尿・咽頭)、淋菌(尿・咽頭)梅毒、HIV、B型肝炎、C型肝炎、風疹抗体(HI法)、副作用チェック(肝機能・腎機能・血算) |
4~5日後 | マイコプラズマ同定(尿、咽頭) |
3~5日後 | 単純ヘルペス抗体(IgM、IgG) |
4~7日後 | 皮膚培養(一般細菌・カンジダ)、尿培養(一般細菌・カンジダ)、トリコモナス(尿) |
5~7日後 | HPV(ハイリスク核酸検出) |
3~9日後 | HPV(ローリスクDNA) |
3~6日後 | 総テストステロン、遊離テストステロン |
検査結果の注意点
※日曜日や祝日を挟む場合には、検査結果の通知がその日数分遅れます。
※セット検査(性の定期検診、ブライダルチェックなど)は、検査結果が出るまでの日数が一番遅いものに合わせて通知されます。
※通知日を過ぎても検査結果がMeDaCaに届かない場合、お手数ですが直接神田西口クリニックにお問い合わせください。
※メールやお電話での検査結果解釈は受け付けておりませんので、ご了承ください。
検査結果の解釈
人によって同じ結果(数値)でも、解釈の仕方は異なります。
基本的には、以下の通りです。
・+(陽性)=感染あり
・ー(陰性)=感染なし
・ND(不検出)=感染なし
・H=基準値よりも高くなっている、L=基準値よりも低くなっている