プラセンタ注射は、ヒトの胎盤から抽出した栄養素・成長因子を注射するものです。美白効果や肩こりの改善、ホルモンバランスの調整、肝機能や免疫力向上などの効果みられます。どちらかというと女性がしているイメージがありますが、男性にも上記の効果は認められ、男性更年期障害であるLOH症候群の症状である「疲れやすい、意欲が出ない、イライラする、寝れない、性欲がない、勃起しづらい、手足の関節が痛む」などの症状に対しても有効であることが確認されております。また、2日酔い対策や風邪予防にも効果が期待できます。
プラセンタはヒトの胎盤から抽出していることから、特定生物由来製薬(生体由来のためB型肝炎、C型肝炎、HIV、クロイツフェルド・ヤコブ病、未知のウイルスなどの感染のリスクがある製薬)に指定されております。ただ、製品発売から今日に至るまで上記の感染症の報告はありませんのでご安心ください。しかし、1度でもプラセンタ注射をした方は一生涯、献血ができません。献血によく行かれる方は、注意してください。
副作用はほとんどありませんが、注射部位の疼痛や発赤や腫れ、稀に悪寒、発熱、発疹などが起こる場合があります。
目次
プラセンタ注射の方法
プラセンタ注射は、腕またはお尻に皮下注射および筋肉注射します。 注射のペースは週1~2回程度が一般的です。なお、各種症状が気になるときだけに使用することも可能です。人にもよりますが、4~5回目の注射以降くらいから効果の実感を得られやすくなってくるでしょう。当院では2種類のプラセンタ(ラエンネック・※メルスモン)を取り扱っております。どちらのプラセンタを注射するか、または両者とも注射するかは当日医師と相談して決めていきます。
※メルスモンは現在出荷停止中のため対応しておりません
料金
1本 1,000円(1回につき、3本まで注射可能)