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亀頭包皮炎は自然治癒するの?医師が治す方法を解説します

自分のペニスが亀頭包皮炎になってしまい、「このまま放置していたら自然に治るだろうか」「病院に行かずに治したい」と悩む方は多いでしょう。

亀頭包皮炎は、いくつかの原因が重なって炎症を引き起こしている状態です。

症状は、軽度の赤みといった初期の段階から、膿やかぶれ、皮膚が裂けるなどの辛い症状までさまざまです。原因や症状によっては自然治癒が期待できる可能性はありますが、自分で判断することは難しいでしょう。

そこで当記事では、亀頭包皮炎が自然治癒できるケースや適切な治療法、自然治癒に関する注意点などを詳しく解説します。

・亀頭包皮炎をそのまま放置している
・自然に症状が治るのを待っている
・早く治したいが、適切な対処法がわからない

このように、亀頭包皮炎になっても病院を受診せずに、自己判断で放置や薬を使用している方、適切な対処法を知らずに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。


結論:亀頭包皮炎は自然治癒することもある

結論:亀頭包皮炎は自然治癒することもある

亀頭包皮炎は、炎症を引き起こした原因や症状の程度によっては、病院で治療を受けずにそのまま放置しているだけで自然に治るケースがあります

たとえば、強い刺激を与えてしまった場合や、睡眠不足で免疫が低下して亀頭に赤みが現れた場合が挙げられます。これまでの生活を整える必要はありますが、自然治癒が期待できるでしょう。

しかし、皮膚の表面上は炎症が治っているように見えても、皮膚の奥に原因菌が潜んでいる可能性もあるため注意が必要です。また、適切なケアを知らないために亀頭包皮炎を何度も繰り返すケースもあり、自然治癒を目指すことは難しいといえます。

つまり、亀頭包皮炎は自然治癒できるケースもありますが、原因に合った適切な治療と日常生活のケアを行わなければ、何年もの間辛い症状を繰り返すことになるでしょう。

細菌やカンジダが原因の場合はぶり返す可能性が高い

亀頭包皮炎を引き起こす原因の中でも特に、細菌性亀頭包皮炎とカンジダ性亀頭包皮炎になっている場合、適切な薬で治療を行わなければ、症状をぶり返すことが多いとされています。

実際に亀頭包皮炎は、ブドウ球菌や大腸菌、レンサ球菌、カンジダのような常在菌が原因で起こる炎症です。これらの常在菌は、手の皮膚や口の中、粘膜、腸などの人間の体に常に存在している菌のため、完全に菌を死滅させることはできません。そのため、菌の増殖を抑えて体に悪い影響を与えない状態に保つため、適切な治療を行う必要があるのです。

特に、カンジダは完全に治癒するまで時間のかかる真菌であり、表面上で皮膚がきれいになったように見えても、カンジダが残存していることが多いです。よって、抗真菌薬を使用して時間をかけて治療を受ける必要があるのです。

刺激性の場合は、ケアをしないと繰り返すケースも

刺激性の亀頭包皮炎では、日常生活において習慣化されていることが原因の場合があります。

たとえば、不特定多数の相手との性行為や過度な刺激を与えるオナニー、洗浄力の強い石鹸でペニスをゴシゴシ洗うことなどが挙げられます。このような刺激で炎症を引き起こしている場合は、自然治癒しても適切なケア方法を知らないことで亀頭包皮炎を繰り返すでしょう。

そのため、刺激性の亀頭包皮炎を引き起こす原因となる生活習慣を見直し、適切に対処することが大切です。

亀頭包皮炎は原因によって治療法が異なる

亀頭包皮炎は原因によって治療法が異なる

亀頭包皮炎は、炎症を引き起こした原因に合わせて治療をしなければ、症状を改善できずに悪化させる可能性があります。そのため、原因に合わせた治療を受けることが大切です。

ここでは、亀頭包皮炎の主な原因として4つに分類し、それぞれの治療法を詳しく解説します。

刺激性亀頭包皮炎の治療法

刺激性亀頭包皮炎は、亀頭は包皮に強い外的刺激を与えることによって起きる炎症です。特に、性行為やオナニー、ペニスを洗いすぎるといった強い刺激が原因になります。このような強い刺激が加わり、亀頭や包皮の皮膚に傷がついてしまうと、傷口からバイ菌が侵入し感染を引き起こすこともあります。この場合は、赤みや腫れを抑えるためにステロイドの塗り薬を使用します。ただし、傷口がありバイ菌に感染している場合は、原因菌を調べて適した抗生物質を使った治療を行います。

薬による治療を続けながら、亀頭や包皮に強い刺激を与えない生活を送ることも治療法の大切な一つです。炎症が治るまで、性行為やオナニーは控えて、お湯で優しくペニスを洗うようにしましょう。

細菌性亀頭包皮炎の治療法

細菌性亀頭包皮炎は、亀頭や包皮に傷がついた状態で、その傷口から細菌が侵入して感染することが原因で引き起こされる炎症です。ペニスを不潔な状態にしている場合や不衛生な手でオナニーをしていると、亀頭や包皮に雑菌が増殖し、亀頭包皮炎になる可能性が高まります。

ただし、抗生物質を使用しても症状が改善しないケースもあるでしょう。この場合は、カンジダ菌などの真菌感染も併発していることも考えられるので、しっかりと原因菌を突き止めることが大切になります。

カンジダ性亀頭包皮炎の治療法

カンジダ性亀頭包皮炎は、カビの一種であるカンジダに感染し増殖することが原因です。

また、糖尿病の患者さんにカンジダ性亀頭包皮炎が多くみられることも特徴となります。

元々カンジダは常在菌で、健康な人の皮膚や粘膜、口の中や腸などに住んでいるため、免疫力が正常な場合は悪さをするものではありません。

しかし、睡眠不足やストレス、または糖尿病や糖尿病の薬によって免疫力が低下し、カンジダが増殖し炎症を引き起こすのです。

カンジダ性亀頭包皮炎の治療は、主に抗真菌薬の塗り薬や飲み薬を使用しカンジダを死滅させます。また、治療を継続しながら、免疫力を高めるために規則正しい生活や十分な睡眠などの日常生活を見直すことも大切です。

慢性陰部皮膚炎の治療法

慢性陰部皮膚炎は、アトピー性皮膚炎や接触性皮膚炎、その他の皮膚疾患が原因で炎症が起きる病気です。

皮膚のバリア機能や免疫力が低下し、陰部の皮膚が弱くなるため、バイ菌に感染しやすい状態といえます。これらの皮膚炎が慢性化し、症状を繰り返したり重症化したりすることが特徴です。

慢性陰部皮膚炎の治療では、炎症している部位にステロイドの塗り薬を使用しますが、一時的に治っても繰り返すため、症状の経過を注意して見ていく必要があります。

亀頭包皮炎を放置するとどうなる?

亀頭包皮炎を放置するとどうなる?

亀頭包皮炎は、原因によって治療せずに治ることがあります。
たとえば、睡眠不足や疲れが溜まって炎症が起きている場合は、十分な睡眠や適度な休息など日常生活を整えることで改善が期待できるでしょう。

しかし、細菌性やカンジダ性が原因の場合は、原因菌に合った薬を使用しなければ改善は難しくなります。
そのまま放置することで、なかなか症状が改善しないだけではなく、潰瘍や陰茎ガンのリスクが高まるといった重症な状態に発展する可能性があります。

亀頭包皮炎の原因は自分で判断できないため、そのまま放置せずに病院で検査を受けることが大切です。

市販薬での自己判断での治療は危険

薬局やドラックストアでは、デリケートゾーンのかゆみや赤みを抑える塗り薬を購入できます。その市販薬を使用して、亀頭包皮炎の治療を行うことは可能な場合もあるでしょう。

ただし、亀頭包皮炎の治療は原因に合わせた薬を選択することが重要です。市販薬は、かゆみや炎症を抑えることができても、亀頭包皮炎の原因を除去できるわけではありません。自己判断で市販薬を使用することで、炎症が進行してしまい、さらに症状が悪化する危険があるのです。中には、自分で亀頭包皮炎の症状だと思っても、性器ヘルペスや梅毒などの性感染症にかかっている可能性もあります。そのため、「少し赤いだけだから、市販薬で大丈夫だろう」と自己判断せずに、早い段階から病院に受診しましょう。

亀頭包皮炎の治療期間

亀頭包皮炎の治療期間

亀頭包皮炎は、早期に適切な治療を受けるとスムーズに治療が終わります。刺激性による亀頭包皮炎の場合は、ステロイドの塗り薬を使いはじめて1週間ほどで症状の改善がみられるでしょう。

ただし、カンジダが原因の亀頭包皮炎では、カンジダを完全に取り除くまでに、およそ1ヶ月〜2ヶ月と長い時間がかかります。治療を続けていると皮膚表面がきれいな状態になるため、自己判断で薬の使用を中断する方もいます。しかし、処方された通りに治療を続けなければ、カンジダが再び増殖して炎症をぶり返す可能性があるのです。

亀頭包皮炎は、原因に合った治療法と指示された通りに治療を続けることで、症状が悪化する前に改善できます。そのため、根気強く治療を続けることが大切です。

亀頭包皮炎は何科を受診する?

亀頭包皮炎は、陰部の皮膚に炎症が起きている病気のため、皮膚科や泌尿器科を受診することがおすすめです。専門的な知識を持つ医師から診療を受けることで、原因の特定と適した治療の選択が期待できます。

ただし、病院で処方された薬を使用しても、なかなか治らない場合があります。その原因として、医師が適切にマネジメントできず、原因とは異なる治療薬を処方していることが考えられるでしょう。なかなか症状が改善しない場合は、他の病院に相談するといった方法で適切な治療が受けられるように対応することが大切です。

亀頭包皮炎を悪化させないために注意すること

亀頭包皮炎を悪化させないために注意すること

軽い症状の亀頭包皮炎は、十分な睡眠や休息の確保、規則正しい生活、ペニスを激しく洗わないなどの日常生活を見直すだけで、自然治癒できる可能性はあります。ただし、バイ菌感染が原因で炎症を引き起こしている場合は、症状の悪化を防ぐために早期に適切な治療を受けることが大切です。

また、適切な治療を続けているとしても、睡眠不足や過度な疲れが溜まる生活をしていたり、性行為やオナニーで強い刺激を与え続けていたりすると、症状の改善に時間がかかるかもしれません。

治療効果を発揮できるように、以下の点に注意して生活しましょう。
・ペニスの清潔を保つ
・亀頭や包皮は優しくお湯で洗う
・炎症が治るまでオナニーや性行為は控える

また、治療を続けているのにもかかわらず症状が改善しない場合は、薬が合っていない可能性や他の皮膚疾患の可能性があります。その場合は、早めに医師に相談しましょう。

亀頭包皮炎は自然治癒を待たずに病院で適切な治療を

亀頭包皮炎は、軽い症状であればそのまま放置しても、自然に治ることもあります。しかし、完全に治るまで長い時間がかかり、その間の生活に支障が出る可能性があるでしょう。また、症状が出なくなったと思っても、菌が残っていたり他の病気を合併したりといったリスクがあります。

亀頭包皮炎は、症状が出始めた早い段階で適切な治療をスタートすれば、早いケースは1週間で治せる病気です。そのため、亀頭包皮炎の症状が現れたと気づいた場合は、自己判断で自然治癒を目指すのではなく、病院で適切な対応を受けることが大切になります。

記事の監修者

監修者

板東大晃 KANDA NISHIGUCHI CLINIC 院長

本抗加齢医学会認定 抗加齢医学専門医 / 日本医師会 認定産業医 / テストステロン治療認定医 / 高濃度ビタミンC点滴療法認定医 キレーション療法認定医 / 日本美容内科学会 / 日本美容皮膚科学会 / 日本酸化療法学会 / 厚生労働省指定オンライン診療研修修了 / 厚生労働省指定緊急避妊薬の処方にかかるオンライン診療研修修了 / 点滴療法研究会 / 再生医療抗加齢学会 / 日本エイズ学会 / 日本再生医療学会 / 日本オーソモレキュラー医学会 / 日本メンズヘルス医学会 / 日本性感染症学会 / 日本性機能学会
特許庁実用新案登録 第3243729号(令和5年9月6日)「オーダーメイドマッスルビルディング™」

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