院長ブログ
ED治療と男性ホルモンの関係を徹底解説|KANDA NISHIGUCHI CLINIC
近年、「ED治療 男性ホルモン」という言葉を目にする機会が増えています。ED(勃起不全)は中高年の男性だけでなく、ストレスや生活習慣の乱れなどによって若い世代にも見られるようになっており、社会的にも関心が高まっています。その背景には、男性ホルモンであるテストステロンの分泌低下が深く関わっていることが分かってきました。
テストステロンは、性機能だけでなく、筋肉量・集中力・気力・メンタルの安定にも影響を与える非常に重要なホルモンです。つまり、ED治療は単なる性の問題にとどまらず、男性の心身の健康全体を見直す医療でもあります。
KANDA NISHIGUCHI CLINICでは、男性ホルモンの状態を正確に評価しながら、ED治療を「身体」と「心」の両面からサポートしています。薬や注射に頼るだけではなく、ホルモンバランスの調整、生活習慣の改善、心理的サポートなどを組み合わせ、男性が本来の活力を取り戻すための多角的なアプローチを行っています。
本記事では、ED治療と男性ホルモンの関係を専門的な視点からわかりやすく解説し、治療を検討している方が正しい知識を持って前向きに一歩を踏み出せるようお伝えしていきます。

Table of Contents
ED治療における男性ホルモンの重要性
男性ホルモン(テストステロン)の基本的な働き
男性ホルモン、特にテストステロンは、男性の健康と性機能を支える中心的なホルモンです。テストステロンは筋肉量の維持、骨密度の保持、赤血球の産生、そして性欲や勃起機能にも関与していることが知られています。ED治療において男性ホルモンが注目される理由は、勃起のメカニズムにホルモンが深く関与しているためです。テストステロンの低下は、勃起不全(ED)の原因の一つとされ、加齢やストレス、生活習慣によって分泌量が減少することがあります。
EDと男性ホルモンの関係性
ED治療を検討する際に重要なのは、男性ホルモンの低下がEDの原因になっていないかを確認することです。一般的に、テストステロンの分泌が減少すると、性的欲求の低下、勃起力の低下、疲労感、集中力の減退などが現れやすくなります。特に、男性更年期(LOH症候群)ではテストステロンの低下が顕著であり、ED治療と併せてホルモンバランスの評価を行うことが勧められています。
テストステロン低下の原因と現代社会の影響
現代の日本社会において、ストレス・睡眠不足・運動不足が男性ホルモンの分泌低下に大きく影響しています。過労や長時間労働、スマートフォンによる夜間覚醒も、テストステロンのリズムを乱す要因と考えられています。ED治療においては、こうした生活習慣要因を見直すことが根本的な改善の第一歩です。単に薬や注射に頼るのではなく、男性ホルモンが本来の働きを取り戻す生活環境の整備も必要です。
男性ホルモンの検査の意義
ED治療を開始する前に、血液検査でテストステロン値を確認することが重要です。テストステロンには、血中に存在する「遊離テストステロン」と、タンパク質に結合している「結合型テストステロン」があり、特に前者が性機能との関連が強いとされています。KANDA NISHIGUCHI CLINICでは、患者さま一人ひとりのホルモンバランスを把握し、安全かつ適切なED治療を行うことを重視しています。
ホルモンと心身のバランス
男性ホルモンは単なる性機能ホルモンではなく、メンタル面や社会的活力にも関わる重要なホルモンです。テストステロンが不足すると、意欲の低下やうつ傾向が見られることもあります。ED治療を通じて男性ホルモンのバランスを整えることは、「身体」と「心」両面の健康を取り戻すための治療にもつながります。

テストステロン補充療法(TRT)の効果と注意点
TRT(テストステロン補充療法)のメカニズム
テストステロン補充療法(TRT)は、不足している男性ホルモンを適切に補うことで症状を改善する治療法です。ED治療の一環として行われることが多く、注射・ジェル・内服などの方法があります。補充されたテストステロンが体内で受容体に結合することで、性欲・勃起力・筋力・集中力の改善が期待されると報告されています。ただし、効果の程度は個人差があり、体質や生活習慣によっても左右されます。
TRTの効果と臨床的知見
複数の臨床研究において、低テストステロン状態の男性がTRTを受けることでED症状の改善がみられたと報告されています。特に、PDE5阻害薬(シルデナフィルなど)で十分な効果が得られなかった男性が、TRT併用で改善するケースもあります。ただし、これはあくまで「補助的な改善が見られることがある」というものであり、すべての患者に効果があるわけではありません。
TRTのリスクと副作用
テストステロン補充療法には、血液の濃度上昇・肝機能への影響・前立腺肥大の悪化などのリスクが指摘されています。したがって、医師の管理のもと定期的な採血と問診を行いながら治療を続けることが必要です。自己判断でテストステロンを海外通販などから購入して使用する行為は極めて危険であり、命に関わる副作用が報告されているケースもあります。
TRTを受ける際の安全管理
KANDA NISHIGUCHI CLINICでは、副作用リスクを最小限に抑えるための安全プロトコルを採用しています。治療中はホルモン値だけでなく、赤血球数、肝機能、前立腺関連マーカー(PSA)も定期的にチェックします。こうした多角的な評価を行うことで、ED治療を安全に継続し、「元気を取り戻す」だけでなく「その元気を維持する」サポートを行っています。
TRTを始める前に知っておくべきこと
TRTはすべての男性に適しているわけではありません。すでに十分なテストステロン値がある方に投与すると、副作用が出やすくなる可能性があります。そのため、ED治療を検討する際は、ホルモン値の正確な測定と医師の判断が不可欠です。

男性ホルモンを維持するための生活習慣
食事と栄養のバランス
男性ホルモンを保つには、たんぱく質・亜鉛・ビタミンD・マグネシウムなどの栄養素が欠かせません。特に、亜鉛はテストステロンの生成に関与しており、不足するとホルモン分泌が低下することがあります。一方で、過度な糖質やアルコール摂取は男性ホルモンの生成を妨げる可能性があり、バランスの取れた食生活がED治療の土台になります。
運動習慣と筋肉の関係
中強度の運動、特に筋力トレーニングや有酸素運動はテストステロン分泌を促すとされます。研究では、週3回の筋トレを行う男性で、ホルモン値が有意に上昇したという報告もあります。また、過度な有酸素運動や過労は逆効果となる場合もあり、無理のない継続可能な運動が重要です。
ストレス管理の重要性
慢性的なストレスは、コルチゾールというホルモンを増加させ、テストステロンの分泌を抑制するとされています。ストレスケアとして、瞑想・深呼吸・趣味の時間を取り入れることが推奨されます。ED治療においても、精神的ストレスを軽減することが治療効果を高める鍵です。
睡眠とホルモンのリズム
テストステロンは主に夜間の深い睡眠中に分泌されます。睡眠時間が6時間未満になると分泌量が顕著に減少することが報告されており、規則正しい睡眠リズムの維持が不可欠です。夜更かしやスマートフォン使用の制限も、ED治療における男性ホルモン管理に有効な対策です。
禁煙・節酒のすすめ
喫煙は血管を収縮させ、ED症状を悪化させる一因とされます。また、過剰な飲酒も肝機能を低下させ、テストステロン代謝に悪影響を与えます。ED治療の効果を最大限引き出すためには、生活全体の見直しが欠かせません。

ED治療における最新研究と展望
個別化医療と男性ホルモン治療の新たな展開
近年、ED治療の分野では、患者ごとに異なるホルモン分泌パターンや遺伝的背景を考慮した個別化医療が注目されています。AI解析や血中マーカーによって、より精密にホルモン状態を評価し、一人ひとりに最適な男性ホルモン治療を行う試みが進んでいます。
漢方・自然療法と男性ホルモンの視点
一部の研究では、漢方薬や自然成分がテストステロン分泌に関与する可能性も報告されています。例えば、トンカットアリ、マカ、亜鉛を含むハーブは、男性ホルモンのバランスを整える補助的役割を果たすことがあるとされています。ただし、これらはあくまで「補助的なサポート」として考え、医師の指導のもとで取り入れることが望ましいです。
心理的アプローチとの統合治療
EDは心身両面の問題であり、心理的ストレスや自信の喪失が症状を悪化させることがあります。テストステロン補充療法と心理的サポートを併用することで、身体と心の両方から改善を図る統合的ED治療が注目されています。
今後のED治療の方向性
将来的には、男性ホルモンだけでなく、脳内ホルモンや血管内皮機能を同時に解析する包括的診断が主流になると考えられています。KANDA NISHIGUCHI CLINICでも、ED治療を単なる「勃起の問題」として捉えるのではなく、男性の生涯健康を支える包括的な医療として位置づけています。

Q&A(よくある質問)
Q1:ED治療と男性ホルモン治療は同時に受けられますか?
A:医師の判断のもと、併用が検討される場合があります。ホルモン値を確認しながら安全性を重視します。
Q2:テストステロン補充をするとすぐに効果が出ますか?
A:効果の現れ方には個人差があり、数週間から数か月を要することもあります。
Q3:男性ホルモン補充療法の副作用はありますか?
A:血液濃度上昇や肝臓への影響などが報告されており、定期的な検査が必要です。
Q4:自然に男性ホルモンを増やす方法はありますか?
A:睡眠、運動、栄養バランスの改善が有効とされています。
Q5:TRTを受ける際の費用は保険適用されますか?
A:多くの場合、自費診療となりますが、検査は保険適用される場合もあります。
Q6:漢方やサプリは男性ホルモンに効果がありますか?
A:補助的に用いられることがありますが、科学的根拠は限定的です。
Q7:ED治療薬との併用は可能ですか?
A:併用の可否は医師の診断によります。自己判断での併用は避けましょう。

まとめ
ED治療において男性ホルモンは、根本的な原因を探るための重要な指標です。単なる症状の緩和ではなく、体全体の健康を見直すきっかけにもなります。KANDA NISHIGUCHI CLINICでは、テストステロン補充療法をはじめ、安全性と科学的根拠に基づくED治療を提供し、男性の「元気を取り戻す」サポートを行っています。
参考文献
日本泌尿器科学会『ED診療ガイドライン(第3版)』
日本メンズヘルス医学会『LOH症候群診療ガイドライン』
Bassil N, et al. “The benefits and risks of testosterone replacement therapy: a review.” Ther Clin Risk Manag. 2009.
Hackett G. “Guidelines for the management of testosterone deficiency.” Int J Clin Pract. 2016.
厚生労働省「男性更年期とホルモン補充療法に関する調査研究」
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板東大晃 医師・KANDA NISHIGUCHI CLINIC院長
日本抗加齢医学会 専門医、日本医師会 認定産業医、テストステロン治療認定医、高濃度ビタミンC点滴療法認定医、キレーション療法認定医、日本美容内科学会、日本美容皮膚科学会、日本酸化療法学会、再生医療抗加齢学会、日本エイズ学会、日本再生医療学会、日本オーソモレキュラー医学会、日本メンズヘルス医学会、日本性感染症学会、日本性機能学会所属。
特許庁実用新案登録「オーダーメイドマッスルビルディング™」(第3243729号)取得。
男性の健康寿命の延伸を目指し、安全で根拠のある治療の提供を心がけている。
FAQ
よくあるご質問
- 支払いにキャッシュレスは使えますか?
- 各種クレジットカード、交通系などでのお支払い可能です。受付の端末でキャッシュレス支払いができますが、予約の際に使用するデジスマという予約アプリの中にクレジットカードを登録する機能(デジスマ払い)があり、それを利用すれば診察終了と同時に決済が完了となります。※PayPayなどのQR決済は出来ません。
- 保険診療もやってますか?
- 保険診療で対応できるものは保険診療で検査治療を行います。ただし、検査の順番や処方できる薬の量、一度に出来る検査の種類など制約があります。
- 予約は必須ですか?
- 予約は必須ではございません。しかし、予約して事前WEB問診に回答していただくと、来院したあとにスムーズにご案内できます。
- 手書きの領収書は発行してくれますか?
- もちろん発行致します。受付でお申し付け下さい。
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クリニック情報
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〒101-0047
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- 代表者
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