コラム
DOXY PEP療法
DOXY PEP療法とは、DOXYcycline Post Exposure Prophylaxis(ドキシサイクリンによる暴露後予防)を意味し、リスクのある性行為後24~72時間以内にドキシサイクリン200㎎を内服することでクラミジア、梅毒、淋病の感染の成立を予防するものです。この方法によりクラミジアは88%減少、梅毒は87%減少、淋病は55%減少することが分かっております。DOXY PEP療法は保険適用外になりますので、全額自己負担となります。
【DOXY PEP療法までの流れ】
①問診
医師による問診、診察により、DOXY PEP療法が適用かどうかを判断します。
②事前検査(希望者のみ)
すでに感染がある場合には治療としての内服が必要になるので、それらの検査をして問題ないことを確認します。
③処方
特に問題なければドキシサイクリン100㎎2錠を処方します。
④フォロー
定期的にクラミジア、淋菌、梅毒はもちろんのこと、その他(HIVやB型肝炎など)の感染の有無をチェックすることをお勧めしております。
【料金】
5,000円(税込)
事前検査(希望者のみ) 検査項目数によって変わります。
【よくある質問】
Q1. 内服方法を教えてください。
A. リスク行為があった24~72時間以内に2錠を1回で内服してください。
Q2. 必ず性病の感染を防げますか?
A. リスク行為から72時間以内に内服すれば、クラミジアは88%減少、梅毒は87%減少、淋病は55%減少することが分かっております。それ以外の性病の予防は出来ません。
Postexposure Doxycycline to Prevent Bacterial Sexually Transmitted Infections – PubMed
Q3. 飲み忘れたらどうすれば良いでしょうか?
A.飲み忘れた時は、それに気付いた時点で内服してください。
Q4. ドキシサイクリンの副作用は何がありますか?
A. 吐き気、お腹の張り、下痢、肝機能障害、腎機能障害などがあります。それらの副作用が強い場合には早めにご相談下さい。
Q5. 女性にも効果がありますか?
A. DOXY PEPは女性にも効果がありますが、研究としてはまだ不十分であり、現在アメリカCDCのガイドラインでは生物学的男性(ゲイ、バイセクシャル男性、MSM、トランスジェンダー女性)に対してのみ適用となっております。しかし、実際には女性にも予防効果があることが多いので女性に使用される場合もあります。
FAQ
よくあるご質問
- 支払いにキャッシュレスは使えますか?
- 各種クレジットカード、交通系などでのお支払い可能です。受付の端末でキャッシュレス支払いができますが、予約の際に使用するデジスマという予約アプリの中にクレジットカードを登録する機能(デジスマ払い)があり、それを利用すれば診察終了と同時に決済が完了となります。※PayPayなどのQR決済は出来ません。
- 保険診療もやってますか?
- 保険診療で対応できるものは保険診療で検査治療を行います。ただし、検査の順番や処方できる薬の量、一度に出来る検査の種類など制約があります。
- 予約は必須ですか?
- 予約は必須ではございません。しかし、予約して事前WEB問診に回答していただくと、来院したあとにスムーズにご案内できます。
- 手書きの領収書は発行してくれますか?
- もちろん発行致します。受付でお申し付け下さい。
information
クリニック情報

- クリニック名
- KANDA NISHIGUCHI CLINIC
- 住所
-
〒101-0047
東京都千代田区内神田3-12-4
第一岸ビル3階
- Tel
- 03-3525-7377
- 営業時間
-
月~木 10:30~13:30、15:00~18:30
金 9:30~15:00
休診:土日祝、年末年始
- 代表者
- 板東 大晃