Home コラム 性感染症 亀頭包皮炎とは。治し方や原因、よくある質問に専門医...

亀頭包皮炎とは。治し方や原因、よくある質問に専門医が回答します

男性の陰茎は、さまざまな外的刺激やストレスなどが原因で、赤みや痒み、痛み、腫れといった辛い症状が引き起こされます。

これは亀頭包皮炎の可能性があり、男性が抱える陰茎の悩みで多く見られる症状です。

ご自分のペニスが赤く腫れあがり、痒みや痛み、白いカスなどが出てしまうと、「性病なのかもしれない」「もう治らないのかも」と男性なら誰でも驚きや不安を感じるでしょう。

突然このような症状が現れたり、慢性化や再発を繰り返したりしている場合は、原因の判別と適した治療を受けることが大切です。

そこで当記事では、亀頭包皮炎の原因や症状、治し方、予防方法について詳しく解説します。

・亀頭に気になる症状がある
・亀頭や包皮の赤み、かゆみなどの症状を放置している
・なかなか治らない、何年も症状を繰り返して困っている

このように亀頭や包皮の炎症で悩まれている方や、治し方について知りたい方は参考にしてください。

亀頭包皮炎とは

亀頭包皮炎とは

亀頭包皮炎とは、陰茎・ペニスの亀頭部分とその周囲の包皮が何らかの原因によって炎症が起こってしまう状態のことです。

子どもから高齢の方まで、男性であれば幅広い年齢層で起こるため、亀頭包皮炎に悩む男性は非常に多いとされています。

特に、炎症が起きた亀頭と包皮に、赤みや腫れ、白いカスや黄色の膿、痒み、痛みなどさまざまな症状を生じることが特徴です。

この炎症の原因は、強い刺激により皮膚に傷がつくこと、ストレスやひろうや睡眠不足による体調不良、糖尿病や皮膚の病気などが考えられます。ただし、原因は複合的に関係していることもあり、その原因を突き止めることが必要になります。

また、自然に治癒できる状態のものから、放っておくことで重症化してしまう亀頭包皮炎があるため、適切な診断と治療を受けることが大切です。

亀頭包皮炎になりやすい人の特徴

亀頭包皮炎とは

亀頭包皮炎は、子どもからご高齢の方まで誰でもかかってしまう病気です。その中でも、特に包茎の人は亀頭包皮炎になりやすいといわれています。

包茎には仮性包茎と真性包茎がありますが、どちらも余分な包皮によって亀頭と包皮の間に密閉された空間ができている状態です。そのため、不潔にしているとバイ菌が侵入し繁殖してしまい、亀頭と包皮に炎症を引き起こします。

また、体の免疫機能が低下している方も亀頭包皮炎になりやすいと分かっています。日頃から仕事で忙しい方、休息や睡眠が十分に取れない方、不規則な食事や喫煙の習慣がある方などは、注意が必要です。

さらに、糖尿病やアトピー性皮膚炎の方、亀頭包皮炎の治療として多種類の薬を使用している方などは、再発を繰り返して慢性化したり悪化したりする可能性が高くなります。

亀頭包皮炎の原因は主に6つ

亀頭包皮炎は、さまざまな原因が複合的に関係して発症している場合が多くみられます。また、菌の種類によっても症状や治し方が異なるため、一人ひとりの原因を突き止めていくことが大切です。

亀頭包皮炎の主な原因には、以下の6つが挙げられます。

  • 刺激性亀頭包皮炎
  • ストレス性亀頭包皮炎
  • 細菌性亀頭包皮炎
  • カンジダ性亀頭包皮炎
  • 加齢性亀頭包皮炎
  • 慢性陰部皮膚炎

この中でも、刺激性亀頭包皮炎とストレス性亀頭包皮炎が、全体の90%ほどを占めているといわれています。

では、6つの原因について詳しく解説します。

刺激性亀頭包皮炎

刺激性亀頭包皮炎は、亀頭や包皮に強い刺激を与えることで起こる炎症です。強い刺激には、以下のような状況があります。
・性行為で陰部を強くこする
・洗浄力の強い石鹸を使ってゴシゴシ洗う
・頻繁にオナニーをしている

刺激性亀頭包皮炎は、不衛生な状態を放っておくと炎症が起きるだけではなく、陰部の清潔を保つために洗いすぎている場合でも炎症が起きてしまうことが特徴です。

これらの強い刺激によって、亀頭や包皮に傷をつけてしまったり皮膚が弱くなったりします。そのため、頻繁に性行為やオナニーをして強い刺激を与えること、必要以上に洗いすぎることは控えた方が良いでしょう。

また、亀頭や包皮にできた傷は、さまざまな細菌が侵入しやすい状態であり、細菌性亀頭包皮炎の原因にもなります。

ストレス性亀頭包皮炎

ストレスを抱え込んでいる状態や、睡眠不足が続いて疲れが取れない状態が原因で、亀頭包皮炎を引き起こすことも多くあります。

そもそも免疫機能や抵抗力が高まっている身体は、大腸菌や黄色ブドウ菌などの常在菌、カンジダなどのカビ、ウイルスによる影響は大きくありません。

しかし、ストレスや疲労が溜まっている状態が続くと、身体の免疫機能が低下してしまい、抵抗力も弱まった身体になります。その結果、これまで悪さをしなかった常在菌が増殖し、亀頭や包皮に炎症を引き起こす可能性が高まるのです。

このストレス性亀頭包皮炎は、刺激性亀頭包皮炎を合わせて亀頭包皮炎で悩む男性の約9割といわれています。そのため、炎症をうまく抑えられると1週間程度で改善できることが特徴です。

ただ、治療できたとしても、再び十分な睡眠時間が取れなくなったり不規則な生活に戻ったりすると、炎症を繰り返してしまうので注意が必要です。発症や再発を防ぐためには、自分で生活を管理することが大切になります。

細菌性亀頭包皮炎

細菌性亀頭包皮炎は、性行為や陰部の洗いすぎによって皮膚に傷がつき、その傷から細菌が侵入することで感染し炎症を引き起こす状態のことです。その他にも、不衛生な手でオナニーをしてしまうことも細菌性亀頭包皮炎の原因となります。

また、不潔な状態を放置すると繁殖した雑菌によって亀頭や包皮が感染しやすく、亀頭包皮炎になる可能性が高まります。

これらの炎症を引き起こす原因菌は、A群連鎖球菌が多く、次いで大腸菌などの常在菌がほとんどです。そして、感染した亀頭や包皮には赤みや痛み、黄色の膿が出るといった症状がみられます。

突然このような症状を見た方の中には、「自分は性病になってしまったのではないか」と不安に思う方も多いでしょう。しかし、一般的には性病よりも常在菌による細菌性亀頭包皮炎の可能性が高いといわれています。

ただし、亀頭や包皮に傷がある状態のまま性行為をした場合、傷から性器ヘルペスや梅毒が侵入しやすくなるため注意が必要です。

カンジダ性亀頭包皮炎

カンジダ性亀頭包皮炎は、カビであるカンジダに感染して炎症が引き起こされた状態のことをいいます。

カンジダは常在菌であり、健康的な人の皮膚や口の中、身体の粘膜、腸などに住み着いている菌です。本来は免疫機能が働いているため、カンジダを保有していても発症するわけではありません。

ただ、免疫力の低下をきっかけにカンジダが増殖し、カンジダ性の亀頭包皮炎を発症することが特徴です。

他にも、糖尿病の患者さんにカンジダ性亀頭包皮炎がみられることも多く、糖尿病そのものによる皮膚免疫の低下や糖尿病治療薬の副作用によってカンジダ性亀頭包皮炎を発症して慢性化しているケースもあります。

主に、亀頭や包皮に白いカスやかゆみ、痛みなどの症状があらわれ、亀頭部のただれやふやけるといった状態もみられます。

また、性行為によってカンジダ性亀頭包皮炎になることもありますが、10回に1回の性行為で感染する確率です。

カンジダは治癒するまでに時間がかかり、さらに再発しやすいため、しっかりと治療を受ける必要があります。

加齢性亀頭包皮炎

文字通り、年齢を重ねることによって生じる亀頭包皮炎です。

主に、包皮の中央部がドーナツ状に赤くなったり白いカスが増える状態で、40代を超えてくるとみられやすくなります。

久しぶりに性行為や自慰行為をした際に、包皮の中央部が切れてしまうことによって生じます。元々この部分は皮膚が薄く、加齢によってさらに薄くなり、ちょっとした刺激で傷つきやすい状態となってしまいます。出血することもよくあります。

慢性陰部皮膚炎

慢性陰部皮膚炎は、アトピー性皮膚炎や接触性皮膚炎、その他の皮膚疾患が原因となる炎症です。皮膚のバリア機能が低下して陰部の皮膚が弱くなり、感染しやすい状態になります。

陰部の皮膚炎が慢性化しているため、症状の繰り返しや重症化することも多いことが特徴です。

慢性的に陰部の皮膚炎が続き、症状が悪化している場合は、皮膚の病気以外にも癌の可能性も考えられます。そのため、治りにくい陰部の皮膚炎は大きな病院で検査をした方が良いでしょう。

ただ、亀頭包皮炎の原因をしっかりと突き止めて、適切な診断と治療の選択ができる医師がほとんどいないため、信頼できる医師を見つけることも大切です。

亀頭包皮炎の主な症状

亀頭包皮炎の主な症状

亀頭包皮炎は、陰茎・ペニスの亀頭部分とその周囲の包皮に炎症が起きている状態です。炎症に伴って、以下のような症状が亀頭や包皮に現れます。

  • 赤み
  • 痛み
  • 亀頭部の腫れ
  • かゆみ
  • ヒリヒリ感
  • 白や黄色のカスが溜まる
  • 白や黄色の膿が出る
  • ただれやふやける
  • 裂ける
  • 強い臭い
  • 亀頭がカサカサする
  • 皮が剥ける

赤みや痛み、腫れはどのような原因でも現れやすい症状ですが、炎症を起こす細菌やカビの種類によっては症状が異なります。

細菌性亀頭包皮炎の場合は、亀頭部に強い赤みが出やすく、腫れや黄色の膿が出ることが多いことが特徴です。

また、カンジダ性亀頭包皮炎では、白や黄色のカスが溜まることで強い異臭を出し、亀頭部のただれや強いかゆみを生じることが多くみられます。

ただし、炎症を引き起こす原因が一つとは限らず、複合的に影響しているケースもあります。その場合はさまざまな症状が現れるため、原因の把握と的確な治療を受けることが大切です。

亀頭包皮炎の治し方

亀頭包皮炎の治し方

亀頭包皮炎は、炎症が起きてしまった原因や症状によって治し方が異なります。

また、何年も辛い症状が続いている場合や繰り返す場合は、しっかりとマネジメントできる医師に相談し、適切な処置を受ける必要があるでしょう。

ここでは、亀頭包皮炎を引き起こす6つの原因別に、治療方法や生活の注意点などをまとめました。

刺激性亀頭包皮炎

刺激性亀頭包皮炎の場合は、赤みや腫れなどの炎症を抑えるために、ステロイドの塗り薬を使用して治療を行うことが一般的です。炎症を抑える薬によって、ほとんどの方は1週間程度で症状が改善されます。

また、刺激性亀頭包皮炎は性行為による刺激や過度に洗いすぎることが原因となるため、炎症がみられる場合は、刺激を与えないように意識することが大切です。

たとえば、強い洗浄力ではない石鹸を使用して陰部を優しく洗うこと、炎症が治るまで性行為を控えるなどがあります。

刺激性亀頭包皮炎は、炎症が治った場合でも繰り返すことが多く、日頃から亀頭部分や周囲の皮膚に強い刺激を与え続けないよう注意が必要です。

さらに、亀頭包皮炎の治療としてさまざまな薬を処方されている場合は、一度すべての薬を中断する方法もあります。なぜなら、さまざまな薬を使用していることで、皮膚が弱くなっている可能性があるからです。

薬をすべて中断した後は1〜2週間で症状が悪化し、赤みや白いカスが出てしまいますが、その後自己治癒力で自然に改善されることも多いのです。

症状に合わせて適切にマネジメントを行い、必要な薬のみを選択できる医師から治療を受けることが大切になります。

ストレス性亀頭包皮炎

ストレス性亀頭包皮炎の場合は、不規則な生活を見直し、生活習慣を整えることが治療方法として大切になります。
・しっかりと睡眠をとる
・栄養バランスの良い食事をとる
・飲酒を控える
・喫煙を控える
・疲れが溜まったら休息する
・適度に運動する
・体を冷やし過ぎない

このように、規則正しい生活習慣を続けることで、少しずつ身体の免疫機能が高まります。身体の免疫が高まると徐々に炎症がおさまり、ほとんどの場合は1〜2週間で改善されるでしょう。

さらに、亀頭や包皮の赤みや痛み、腫れなどの症状が強い場合は、ステロイドの塗り薬を使用して治療を行います。

ただし、元の不規則な生活に戻ると、再びストレスや疲労が蓄積してしまい、亀頭包皮炎を繰り返す可能性も高いことが特徴です。

炎症を繰り返さないためには、疲れが溜まる前に十分に睡眠をとり、心身ともにリラックスできる時間を作りましょう。また、免疫が弱くなっているので、亀頭や包皮に刺激を与えることは避けて生活することが大切です。

細菌性亀頭包皮炎

細菌性亀頭包皮炎の治療では、主に抗生物質の塗り薬を使用して炎症を抑えていきます。症状が強い場合は、抗生物質の飲み薬を併用することもあります。抗生物質を使用すると、約1〜2週間で改善できることがほとんどです。

人によっては、真菌性とカンジダ性の両方を併発していることも多く、それぞれの原因菌に対して治療法を組み合わせることもあります。

また、抗生物質の治療をしている間は、症状の回復が遅れてしまう可能性があるため、亀頭や包皮に強い刺激を与えることは避けましょう。

症状が改善されるまで、性行為を控えたり亀頭部分をゴシゴシと洗ったりしないことが大切です。

カンジダ性亀頭包皮炎

カンジダ性亀頭包皮炎は、カンジダというカビに対して抗真菌薬の塗り薬を使用して治療を行います。炎症が強い場合は、抗真菌薬の飲み薬を使用することもあります。

刺激性や細菌性とは異なり、カンジダ性では治療を始めてから改善するまで時間がかかることが特徴です。

表面上、亀頭や包皮の赤みが消えてきれいになったと思って治療を中断してしまうと再発を繰り返すことになります。確実に治すためには約1〜2ヶ月の治療期間が必要になります。

また、カンジダは性行為で感染することもあるため、完全にカンジダ性亀頭包皮炎が治るまでは性行為を控えるようにしましょう。

さらに、糖尿病によってカンジダ性亀頭包皮炎になっている場合は、糖尿病の治療を優先し、また糖尿病治療薬が原因になっている場合には、それらの薬を変更する必要がある場合もあります。

加齢性亀頭包皮炎

加齢性亀頭包皮炎の治療は、刺激性亀頭包皮炎の場合と同様にステロイドの塗り薬を使用して治療を行うことが一般的です。炎症を抑える薬によって、ほとんどの方は1週間程度で症状が改善されます。

また、刺激や過度に洗いすぎることで悪化するため原因となるため、炎症がみられる場合は刺激を与えないように意識することが大切です。

ただ、何度か繰り返していると生じにくくなっていくこともあります。

慢性陰部皮膚炎

慢性陰部皮膚炎の場合は、アトピー性皮膚炎や接触性皮膚炎、皮膚の病気が関係しているため、慢性化や悪化しやすい状態になっているケースが多くあります。

炎症している部分には、基本的にはステロイドの塗り薬を使用しますが、一時的に治ることがあっても繰り返すことが多いので注意が必要です。

亀頭皮膚炎を何度も繰り返すようであれば、他の病気である可能性が考えられるため、大きな病院で適切な治療を受けることが大切になります。

亀頭包皮炎に市販薬を使っても良い?

亀頭包皮炎に市販薬を使っても良い?

亀頭包皮炎の治療として、市販薬を使うことは可能です。市販薬としてドラックストアで購入できるものは、かゆみや炎症を抑える外用薬が多いでしょう。

市販薬は、軽い症状であれば改善する可能性はありますが、症状の種類や程度によっては病院で治療を受けた方がいい場合があります。

特に、亀頭包皮炎の原因として細菌性とカンジダ性がありますが、これらは症状が似ていることから、一般の方が見分けて市販薬を選ぶことは難しいでしょう。

細菌性は抗生物質を選択し、カンジダ性は抗真菌薬を使用します。主な薬の種類は、以下のとおりです。

細菌性亀頭包皮炎カンジダ性亀頭包皮炎
抗生物質の塗り薬・ゲンタシン
・バラマイシン
適応外
抗生物質の飲み薬・クラビット
・フロモックス
・ミノマイシン
適応外
抗真菌薬の塗り薬適応外・ケトコナゾール
・ルリコン
ステロイドの塗り薬・グリメサゾン
・ロコイド
・リンデロン
・スタデルム
・コンベック

また、自分では亀頭包皮炎の症状だと思っても、性器ヘルペスや尖圭コンジローマなどの性感染症になっているケースも多々あります。

このように亀頭包皮炎はさまざまな原因があり、原因の特定と適した治療を行うことが症状を取り除くためには重要といえます。

「疲れが溜まり睡眠不足が続いていたら、亀頭部分が赤くなった」といった軽い症状であれば、十分な睡眠と市販薬で対応できるかもしれません。しかし、原因に合わせた治療をしない場合、炎症が悪化してしまう可能性があります。

軽い症状の場合でも自己判断で市販薬を使用せずに、専門の病院に受診することがおすすめです。

亀頭包皮炎の検査方法

亀頭包皮炎の検査方法

亀頭包皮炎の検査では、医師による問診と診察を行い、生活背景や症状を確認したのちに、次の2種類の検査を行います。
・採血
・培養検査

採血は、主に体内の炎症反応をチェックし、炎症の程度を確認します。また、カンジダ性亀頭包皮炎の場合は、自分では気づいていない糖尿病が隠れていることもあるため、血糖値を調べることは大切です。また、梅毒の有無のチェックも重要です。

培養検査は、綿棒を使用して直接患部を擦って、炎症している組織を採取する検査です。採取した組織は培養し、細菌または真菌などの原因菌を特定するために役立ちます。検査の結果は、およそ1週間で分かるため、その結果をもとに適切な治療を行なっていきます。

亀頭包皮炎の予防方法

亀頭包皮炎の予防方法

亀頭包皮炎は、子どもからご高齢の男性まで、誰でもかかりやすい病気です。また、繰り返して発症することも多く、炎症を起こす原因について理解しておくことは大切でしょう。

亀頭包皮炎の原因として、強い刺激や不衛生な状態によって発症する場合と、常在菌が異常増殖することで発症する場合がほとんどです。

そのため、亀頭包皮炎を予防するためには、日頃の生活において次のようなポイントに注意しましょう。
・陰部の清潔を保つ
・亀頭と包皮が密着している部分は垢が溜まりやすいので、優しくお湯で洗い落とす
・洗浄力の強い石鹸でゴシゴシ洗いすぎない
・包茎によって炎症を繰り返す場合は、包茎の治療も必要になる
・性行為の際は、必ずコンドームを着用する
・強い力でオナニーをしない、手を洗って清潔にしてから行う

特に、カンジダ性亀頭包皮炎は、カンジダに感染しているパートナーと性行為をすることで感染する可能性があります。亀頭包皮炎が治っても、感染しているパートナーと性行為をすると再び亀頭包皮炎を発症することもあるでしょう。

性行為の際は男性用コンドームを装着する他に、パートナーも一緒にカンジダを治療することが大切です。

亀頭包皮炎についてのよくある質問

亀頭包皮炎は、幅広い年齢層の男性がかかりやすく、多くの方がその症状に悩んでいる病気です。

ここでは、亀頭包皮炎についてよく聞かれる質問をいくつかまとめました。

Q1. 亀頭包皮炎は何科を受診すればよろしいでしょうか?

A. 皮膚科です。
多くの方が泌尿器科を受診されますが、泌尿器科の医師は尿道、膀胱、前立腺、腎臓など外から見えない部分の専門家です。亀頭包皮炎は皮膚表面の話しなので、皮膚科になります。ただ、皮膚科は女性医師が多かったり、また皮膚科専門医でも亀頭包皮炎の適切なマネジメントが出来ないこともよくあります。

Q2. 亀頭包皮炎は性病ですか?

A. いいえ、ほとんどの場合は性病ではありません。
カンジダと細菌性の一部が性病となりますが、その割合は亀頭包皮炎の中でも10%ほどです。
洗いすぎや強い摩擦、疲労やストレスなどでも起きます。むしろこれらが原因になることが圧倒的に多いです。

Q3. 白いカスがあるのはカンジダですか?

A. 必ずしもカンジダとは限りません。
炎症が起きると皮膚のターンオーバーが活発になり、剥がれた角質が白いカスとして見えることがあります。
カンジダの場合は、白いカスが大きめで湿っている印象があり、糖尿病の方では亀裂が入ることもあります。

Q4. どれくらいで治りますか?

A. 軽症なら数日~1週間程度で改善することが多いです。
ただし、カンジダや慢性皮膚炎の場合は数週間かかることもあり、繰り返す例では糖尿病や皮膚疾患の精査が必要になることもあります。

Q5. うつることはありますか?

A. 原因が細菌やカンジダの場合は、性行為を通してパートナーにうつる可能性があります。

Q6. 予防する方法はありますか?

A. 過度に洗いすぎないこと・疲労やストレスを溜めない・睡眠をしっかりとることが大切です。
石けんで強くこすらず、ぬるま湯でやさしく洗い、乾燥や蒸れを防ぐようにしましょう。

Q7. 再発することはありますか?

A. はい、再発を繰り返す方もいます。
免疫力の低下、糖尿病、アトピーなどの持病が関係していることもあるため、繰り返す場合は血液検査や皮膚科的評価をおすすめします。

また、原因として、過度な刺激や体調の場合は、その状態が生じた際には何度でも発症します。ただし、これは再発ではなく、新規発症を繰り返しているという表現が正しいです。わかりやすいイメージでいうと、風邪と同じです。風邪も無理をしたり不摂生が続くと何度でも罹患しますが、それを再発とは言いません。つまり、原因として過度な刺激や体調が原因の90%を占める亀頭包皮炎は、「おちんちんの風邪」という表現がしっくりくるかもしれません。

亀頭包皮炎の症状が出たら早めに受診を

亀頭包皮炎は、強い刺激や睡眠不足、疲れが取れない生活、陰部の不衛生などが原因の場合は、生活習慣を見直すことで、症状の改善が期待できる病気です。

しかし、細菌やカンジダ菌が原因の亀頭包皮炎は、市販薬で治すことや自然治癒は期待できず、原因菌を突き止める必要があります。

よって亀頭包皮炎を治すためには、どのような原因でも適切な対応と治療方法を選択することが大切です。亀頭包皮炎の症状が現れた場合は放置せず、できるかぎり早めに病院を受診しましょう。

KANDA NISHIGUCHI CLINICの亀頭包皮炎診療

KANDA NISHIGUCHI CLINICは男性のためのクリニック。

亀頭包皮炎については、さまざまな情報が溢れているからこそ不安も大きいと思います。
なのでまずは些細なお悩みも、ぜひお気軽にご相談ください。

一人ひとりの症状に寄り添い、オーダーメイドの処置処方を行います。

記事の監修者

監修者

板東大晃 KANDA NISHIGUCHI CLINIC 院長

本抗加齢医学会認定 抗加齢医学専門医 / 日本医師会 認定産業医 / テストステロン治療認定医 / 高濃度ビタミンC点滴療法認定医 キレーション療法認定医 / 日本美容内科学会 / 日本美容皮膚科学会 / 日本酸化療法学会 / 厚生労働省指定オンライン診療研修修了 / 厚生労働省指定緊急避妊薬の処方にかかるオンライン診療研修修了 / 点滴療法研究会 / 再生医療抗加齢学会 / 日本エイズ学会 / 日本再生医療学会 / 日本オーソモレキュラー医学会 / 日本メンズヘルス医学会 / 日本性感染症学会 / 日本性機能学会
特許庁実用新案登録 第3243729号(令和5年9月6日)「オーダーメイドマッスルビルディング™」

当クリニックは、保険診療と自費診療を
組み合わせた診療を行なっております。

  • 電話のご相談

    月 10:00~14:00、15:00~18:00
    火 10:30~14:00、15:00~19:00
    木 10:30~14:00、15:00~19:00
    金 9:00~14:00
    土 15:00~18:00
    日 14:00~17:00
    休診:水曜日、祝日

  • 24時間受付OK!ご依頼の有無に関わらず、
    お気軽にお問い合わせください

ご相談
無料

FAQ

支払いにキャッシュレスは使えますか?
各種クレジットカード、交通系などでのお支払い可能です。受付の端末でキャッシュレス支払いができますが、予約の際に使用するデジスマという予約アプリの中にクレジットカードを登録する機能(デジスマ払い)があり、それを利用すれば診察終了と同時に決済が完了となります。※PayPayなどのQR決済は出来ません。
保険診療もやってますか?
保険診療で対応できるものは保険診療で検査治療を行います。ただし、検査の順番や処方できる薬の量、一度に出来る検査の種類など制約があります。
予約は必須ですか?
予約は必須ではございません。しかし、予約して事前WEB問診に回答していただくと、来院したあとにスムーズにご案内できます。
手書きの領収書は発行してくれますか?
もちろん発行致します。受付でお申し付け下さい。

information

クリニック名
KANDA NISHIGUCHI CLINIC
住所
〒101-0047
東京都千代田区内神田3-12-4
第一岸ビル3階
Tel
03-3525-7377
営業時間
月 10:00~14:00、15:00~18:00
火 10:30~14:00、15:00~19:00
木 10:30~14:00、15:00~19:00
金 9:00~14:00
土 15:00~18:00
日 14:00~17:00
休診日
水曜日、祝日
代表者
板東 大晃

CONTACT

男性のあらゆる悩みに寄り添います
ご予約・お問い合わせはこちらからご連絡ください。

「LINE」と「お問い合わせフォーム」は24時間・年中無休で受付中!お気軽にお問い合わせください!

お電話以外、24時間・年中無休で受付中!お気軽にお問い合わせください!