現在のED治療は、ED治療薬(シルデナフィル、バルデナフィル、タダラフィル)の服用が主な治療方法となっております。しかし、持病でED治療薬を飲めない方、ED治療薬の効果が不十分な方、薬は飲みたくない方は一定数いらっしゃいます。日本泌尿器科学会・日本性機能学会が定めたED診療ガイドライン第3版にはそういった方たちの治療方法の選択肢として、陰圧式勃起補助具や陰茎海綿体注射、さらには陰茎プロステーシスという手術が適用になる旨記載されています。ただ、注射は自分で陰茎に直接をしないといけないし、ましてや手術となるとかなりハードルが高くなります。そこで、2020年に発売された陰圧式勃起補助具が注目されております。
「陰圧式勃起補助器具」とは空気圧(陰圧:マイナス170±30mmHg)を利用し、ペニスの海綿体に血液を送り込むことで勃起を補助する医療器具です。以前は、医療器具として厚労省から認可を受けたのもとして「VCD式カンキ」というものがあったのですが、既に生産を終了しているため購入はできませんでした。
しかし、2021年10月に株式会社A&HBが、厚生労働省から管理医療機器(医療機器製造販売承認番号30300BZX00279000)として認可を受けた「Vigor(ビガー)2020」の販売を開始しました。厚生労働省から承認を得た陰圧式勃起補助器具としては、国内で入手できるのはこれのみです。

こんな方にオススメ
- ED内服薬で効果がみられなかった方
- ED内服薬で副作用が強く出てしまう方
- 他の薬との飲み合わせの関係の影響でED内服薬が使用できない方
- 前立腺癌切除術後の陰茎リハビリテーションが必要な方(手術後にEDになってしまう可能性が高いため)
- 前立腺癌を予防したい方
- 陰茎を増大させたい方
使い方
- シリンダーとポンプをチューブで繋ぐ
- シリンダーに3つのパッキンを小さい方から順に取り付ける
- リング※を陰茎の根元に装着し、専用の潤滑剤(Flux:別売り)を陰茎に塗る(陰茎リハビリテーションを行う場合は、リングは装着せず、そのまま10分程度勃起を)
- 亀頭をパッキン挿入部に押し当てた状態でポンプを数回操作すると亀頭がシリンダー内に入る
- 陰茎全体がシリンダー内に入ったらゆっくりポンプの操作を繰り返しながら10秒以上待つ
- 勃起したら陰圧解除ボタンを押して陰圧を解除し、陰茎にパッキンがついた状態でシリンダーをパッキンから取り外し、パッキンを広げながら陰茎から抜きます
※ 陰茎リハビリテーションを行う場合は、リングは装着せず、勃起したらシリンジ内でそのまま10分程度待つ。

副作用
点状出血、包皮浮腫、陰茎疼痛、射精障害、冷たい勃起など。
使用できない方
抗凝固療法施行中(ワーファリンなど)の方や、出血傾向や出血性疾患の方
料金
8,000円(税込)
専用の潤滑剤(Flux) 5,000円(税込)
