院長ブログ
アナボリックステロイドで筋肉増強は危険?効果と副作用をKANDA NISHIGUCHI CLINICが解説
筋肉増強を目的としてステロイドを使用する行為は、医学的な観点から見て非常に注意が必要です。特に医療機関での管理を受けずに個人の判断で使用した場合、身体的・精神的に多くの副作用を引き起こす可能性があります。筋肉増強ステロイドの副作用に関しては、世界的にも研究が進められており、医師の監督下であってもリスクを伴うことが報告されています。
KANDA NISHIGUCHI CLINICでは、男性の健康とホルモンバランスに注目し、正しい知識に基づいた筋肉増強方法を推奨しています。本記事では、筋肉増強ステロイドの副作用の基礎から精神的な影響、安全な代替手段まで、専門的な視点で詳しく解説します。

Table of Contents
アナボリックステロイドとは?定義と種類
アナボリックステロイドの基本概念
アナボリックステロイドは、男性ホルモンであるテストステロンを人工的に改良した合成ホルモンです。医療現場では筋肉の萎縮やホルモン異常の治療に用いられていますが、本来の目的以外で使用された場合には多くの副作用が発生する可能性があります。筋肉増強ステロイドの副作用を理解するためには、まずこの物質がどのように体に作用するのかを知ることが大切です。
主要なアナボリックステロイドの種類
アナボリックステロイドには、経口投与型と注射型があります。経口タイプは体内で吸収されやすい反面、肝臓への負担が非常に大きいとされています。一方で注射タイプは効果が持続する特徴がありますが、血中ホルモン濃度の急激な変化を引き起こすため、心臓や血管に負担がかかります。筋肉増強ステロイドの副作用の多くは、この投与方法や使用量の誤りに起因します。
ステロイドとコルチゾールの違い
同じ「ステロイド」という言葉でも、筋肉増強目的のアナボリック系と炎症抑制に使うコルチコステロイドは全く異なる性質を持ちます。混同しないことが大切です。
医療用途としてのアナボリックステロイド
医療現場では、筋ジストロフィーやホルモン異常など特定の疾患治療に限って使用されます。一般使用は想定されていません。
非医療的利用の現状
ボディビル愛好家や一部のアスリートが競技力向上を目的に使用する例もありますが、これは重大な健康リスクを伴う行為です。

筋肉増強におけるアナボリックステロイドの効果
筋肉増加とパフォーマンス向上
アナボリックステロイドは、筋肉細胞のたんぱく質合成を促進し、筋肉の成長を加速させる働きを持ちます。この作用により、短期間で筋肉量の増加を実感できるケースがあります。しかし、その効果は一時的なものであり、筋肉増強ステロイドの副作用のリスクと引き換えで得られる結果です。自然なトレーニングや栄養摂取と異なり、体内ホルモンバランスを強制的に変化させるため、長期的な健康維持には適していません。
アナボリックステロイドの使用目的
医療現場で使用されるステロイドは、筋萎縮や貧血などの疾患を改善するために限定的に処方されます。しかし一部の人々は、ボディビル競技や見た目の変化を目的として使用しており、これが筋肉増強ステロイドの副作用の問題を深刻化させています。医療管理外で使用される場合、成分が不純な製品や個人輸入製剤も多く、感染症や肝障害の報告も増えています。
筋肉増加の科学的メカニズム
ステロイドは筋タンパク質の合成を促進し、分解を抑えることで筋肥大を引き起こします。しかし、同時に自然なホルモン分泌を抑制する働きがあります。
一時的な成果とリバウンドのリスク
ステロイドで得た筋肉は使用をやめると急速に減少します。これはホルモンバランスの崩壊によるもので、リバウンド現象とも呼ばれます。
パフォーマンス向上と競技禁止
筋力向上は確かに見られますが、ドーピングとして禁止されているスポーツも多く、発覚した場合は資格停止などの処分を受けることがあります。

アナボリックステロイド治療のメリットとデメリット
医療管理下での筋肉増強の利点
医療機関では、ホルモン値を血液検査で測定しながら安全な範囲で治療を行います。テストステロンが不足している男性に対し、適切な補充療法を行うことで筋力や活力の改善を目指すことができます。このように、医療的に管理されたステロイド治療は、筋肉増強ステロイドの副作用のリスクを最小限に抑える方法として注目されています。
治療に伴うリスクと副作用
医師の指導下であっても、赤血球の増加や血圧上昇、気分変動などの副作用が出ることがあります。個人差はありますが、特に長期間にわたる治療では、定期的な検査と医師によるモニタリングが不可欠です。副作用の兆候を早期に発見し、治療方針を調整することが安全な筋肉増強の鍵となります。
適応条件の重要性
医療機関では、血液検査や症状を総合的に判断して投与可否を決定します。テストステロン値が低い場合のみ治療が適用されます。
医師によるモニタリング体制
治療中は定期的に検査を行い、副作用の兆候をチェックします。KANDA NISHIGUCHI CLINICではこのモニタリングを重視しています。
自己判断治療との違い
個人でステロイドを入手して使用することは危険です。安全性、効果の持続、身体への影響がすべて不確実であり、重大な副作用を招く可能性があります。

アナボリックステロイドの副作用と健康リスク
短期的な副作用
短期間の使用であっても、頭痛、むくみ、ニキビ、肝機能低下などの症状が現れることがあります。これらは初期症状として軽視されがちですが、放置すると深刻な病変に進行することがあります。筋肉増強ステロイドの副作用の初期サインを見逃さないことが重要です。
長期的な副作用と健康被害
長期使用では心臓肥大、心筋梗塞、不妊、男性ホルモン低下症などが発生するリスクがあります。また、ホルモンの乱れによりうつ症状や性欲低下が続くこともあります。これらの症状は医師による治療が必要となる場合が多く、自己判断で中止すると状態を悪化させることがあります。
女性が使用した場合の影響
女性がアナボリックステロイドを使用すると、声の低下や体毛の増加など男性化症状が現れることがあります。
思春期の使用による成長障害
成長期にステロイドを使用すると骨端線が早期に閉じ、身長の伸びを止めてしまうことがあります。
内分泌系への長期的影響
ホルモン分泌のバランスが崩れることで、甲状腺や副腎など他の内分泌器官に負担をかけることがあります。

精神・心理面への副作用とその対処法
感情の変化と攻撃性の増加
ステロイドを使用することで、脳内ホルモンのバランスが崩れ、感情の起伏が激しくなる場合があります。攻撃的になったり、集中力が低下したりといった変化が起こることがあり、これをロイドレイジと呼びます。筋肉増強ステロイドの副作用の中でも、心理的な影響は社会生活や人間関係にも大きく関わるため注意が必要です。
うつ症状や依存傾向への注意
使用を中止した後、無気力や落ち込みといったうつ症状が出るケースも報告されています。体内のホルモンが急激に変動することで、精神的な不安定さが生じるためです。この状態を防ぐには、医療機関でのサポートや段階的な治療計画が欠かせません。
睡眠障害と集中力低下
ステロイドの影響で交感神経が優位になり、眠れなくなったり集中力が途切れるといった症状が出る場合があります。
人間関係の悪化
情緒の不安定さが続くことで、家族や職場でのコミュニケーションが困難になることもあります。
精神面を整えるためのサポート法
医療機関ではカウンセリングやホルモン調整を併用し、心身のバランスを回復させるアプローチを行います。

経口製剤と注射剤:投与方法ごとの副作用の違い
経口ステロイドの特徴
経口タイプは服用が容易である一方、肝臓を通過する際に負担をかけます。黄疸や肝機能障害を引き起こすケースもあり、長期服用は推奨されていません。特にアルコール摂取や他の薬剤との併用によって、筋肉増強 ステロイド 副作用のリスクはさらに高まります。
注射ステロイドの特徴
注射タイプは筋肉内に直接投与されるため、作用が長く続く特徴があります。しかし、ホルモン量の急激な上昇が心臓に負担を与える場合があり、不整脈や血圧上昇を起こすこともあります。また、針の使い回しや不衛生な器具の使用による感染リスクも無視できません。
経口製剤の代謝経路
経口タイプは肝臓で分解されるため、肝酵素の数値上昇が見られることがあります。
注射剤の持続期間
注射タイプは体内に長く留まるため、副作用の発現も長引く傾向があります。
投与間隔と管理の重要性
投与スケジュールを守らずに頻度を上げると、ホルモン変動が激しくなりリスクが高まります。

個人差と遺伝的要因:副作用の出方の違い
遺伝的背景による影響
同じ量のステロイドを使用しても、副作用の現れ方には個人差があります。肝臓の代謝能力やホルモン感受性に関係する遺伝子の違いが原因とされています。家族に心疾患や糖尿病の既往がある場合、筋肉増強 ステロイド 副作用のリスクが高くなる可能性があります。
生活習慣が与える影響
喫煙、飲酒、過剰なトレーニング、睡眠不足などは副作用の発現率を上げる要因です。健康的な生活習慣を維持することが、ステロイドの悪影響を抑えるために欠かせません。運動や栄養をバランスよく取り入れ、体調を定期的にモニタリングすることが推奨されます。
ホルモン受容体の感受性の違い
体内のホルモン受容体の感度により、同じ量を使っても反応が異なります。
栄養状態と代謝速度
栄養バランスが悪いと代謝が遅れ、副作用物質が体内に残りやすくなります。
年齢による反応差
年齢が若いほどホルモン変動に敏感で、筋肉増強 ステロイド 副作用が強く出ることがあります。

副作用予防のための対策
安全な使用と医療的管理
ステロイドを使用する場合は、医師の診断と血液検査を経て行うことが原則です。ホルモン値や肝機能を定期的に測定し、異常がないかを確認します。個人輸入や自己判断での使用は、予期せぬ副作用を引き起こす最も危険な要因の一つです。
Post Cycle Therapy(PCT)の重要性
ステロイドの使用後には、ホルモンバランスを正常化するための治療が必要です。これをPost Cycle Therapyと呼びますが、誤った方法で行うと逆効果になる場合もあります。筋肉増強ステロイドの副作用を防ぐには、医師の監督のもとで段階的に治療を行うことが不可欠です。
医師との定期面談
使用期間中は必ず医師との定期相談を行い、体調変化を報告することが求められます。
栄養療法の併用
肝臓や心臓の負担を減らすために、抗酸化物質を含む栄養療法を併用することがあります。
睡眠とストレス管理
十分な睡眠を確保し、ストレスを溜めないことがホルモンバランス維持に役立ちます。

筋肉増強外来での医療的サポート
KANDA NISHIGUCHI CLINICの特徴
KANDA NISHIGUCHI CLINICでは、男性ホルモンの管理と健康維持を目的とした治療を提供し、医療的な安全性を重視しております。患者一人ひとりの体質や生活環境に合わせた治療計画を立て、長期的な健康を守ることを目指しています。
治療の流れ
初診では詳細な問診と血液検査を行い、テストステロン値や肝機能、脂質代謝などを確認します。その結果に基づき、適切な治療方針を決定します。継続的な診察と検査を通じて、安全に筋肉増強をサポートしています。
カウンセリングの実施
初回診察では、目標や生活習慣をヒアリングし、最適な治療方針を提案します。
治療後のフォローアップ
筋肉増強ステロイドの副作用を防ぐため、治療後も定期的な診察で経過を観察します。
患者教育とリスク啓発
正しい筋肉増強知識を広めることで、誤った使用を防止し、社会全体の健康意識を高めます。

筋肉増強剤とサプリメントの違い
筋肉増強剤の特性
筋肉増強剤はホルモンに作用するものが多く、強い効果をもたらす反面、リスクも高くなります。ステロイド系の製品は、短期間で結果を出せるように見えますが、筋肉増強ステロイドの副作用のリスクを避けることはできません。
サプリメントとの比較
サプリメントは栄養補助を目的としたもので、ホルモン作用はありません。たんぱく質やビタミン、ミネラルの摂取を通して体内の代謝を整え、自然な筋肉形成を促します。長期的な視点で健康的な体づくりを目指すなら、医師の指導のもとでサプリメントを活用する方法が推奨されます。
法的分類の違い
筋肉増強剤は医薬品として扱われ、販売や使用には法的制限があります。サプリメントは食品扱いです。
成分の安全性
サプリメントは国内基準を満たす必要があり、ステロイド成分は含まれていません。
目的の違い
サプリメントは補助的な健康維持を目的とし、ステロイドのようなホルモン操作は行いません。

筋肉増強に関するよくある質問
ステロイドを使わないと筋肉は増えないのか
ステロイドを使用しなくても、正しいトレーニングと栄養バランスで筋肉を増やすことは可能です。時間はかかりますが、自然な筋肉は健康的で維持しやすいのが特徴です。
ステロイドの副作用はどの程度危険か
副作用の内容や重症度には個人差がありますが、肝障害、心疾患、不妊、うつ症状などの深刻なリスクが知られています。必ず医師に相談し、安易に使用しないことが重要です。
医療用ステロイドなら安全なのか
医師の監督下で適切に使用される場合は安全性が高いとされています。ただし、定期的な検査や問診を怠ると副作用の発見が遅れるため、注意が必要です。
精神面への影響はあるのか
はい。感情の不安定さやうつ状態、攻撃性の増加などが報告されています。これらの症状が出た場合は、すぐに医療機関で相談することが大切です。
個人輸入ステロイドは危険なのか
成分が不明確で、製造環境が不衛生な場合もあります。感染症や肝障害などの深刻な副作用を引き起こす可能性があるため、使用は避けましょう。
代替療法はあるのか
テストステロン補充療法やビタミン点滴など、医療的に管理された方法があります。これらは体の状態を確認しながら行うため、安全性が高いとされています。
筋肉増強外来では何を行うのか
ホルモン値や体調を総合的に確認し、個々に適した治療計画を立てます。薬剤だけでなく、食事や生活習慣の指導も行い、全身の健康維持を目指します。

まとめ
筋肉増強ステロイドの副作用は、短期間で結果を求めるあまり軽視されがちな問題です。しかし、身体的にも精神的にも深刻な影響を与える可能性があり、自己判断での使用は極めて危険です。KANDA NISHIGUCHI CLINICでは、ホルモン治療や点滴療法を通じて、健康的で持続可能な筋肉づくりを支援しています。医療的な管理のもとで正しい知識を持ち、リスクを理解しながら安全な方法を選択することが、真の意味での筋肉増強への近道です。
参考文献
日本抗加齢医学会「テストステロン補充療法ガイドライン」
厚生労働省「アナボリックステロイドに関する注意喚起」
日本メンズヘルス医学会「男性ホルモンと健康寿命」
Mayo Clinic: “Anabolic Steroid Abuse”
World Health Organization: “Health Consequences of Anabolic Steroid Use”
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板東大晃 医師・KANDA NISHIGUCHI CLINIC院長
日本抗加齢医学会 専門医、日本医師会 認定産業医、テストステロン治療認定医、高濃度ビタミンC点滴療法認定医、キレーション療法認定医、日本美容内科学会、日本美容皮膚科学会、日本酸化療法学会、再生医療抗加齢学会、日本エイズ学会、日本再生医療学会、日本オーソモレキュラー医学会、日本メンズヘルス医学会、日本性感染症学会、日本性機能学会所属。
特許庁実用新案登録「オーダーメイドマッスルビルディング™」(第3243729号)取得。
男性の健康寿命の延伸を目指し、安全で根拠のある治療の提供を心がけている。
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よくあるご質問
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