院長ブログ
筋肉増強に役立つ?KANDA NISHIGUCHI CLINICが解説するプレドニンの効果と注意点
プレドニンは、リウマチや膠原病などの治療に使われる医療用ステロイド薬として知られています。しかし近年、インターネット上では「プレドニンを使うと筋肉増強に効果がある」といった誤った情報も見られます。KANDA NISHIGUCHI CLINICでは、プレドニンを筋肉増強目的で使用することは危険であり、むしろ筋肉を分解させる作用があることを強調しています。 本記事では、プレドニンの正しい作用や医療現場での使われ方、そして筋肉増強との関係を、医学的な観点からわかりやすく解説します。

Table of Contents
プレドニンとはどんな薬か
プレドニンの基本情報
プレドニンは、副腎皮質ホルモン「プレドニゾロン」を有効成分とする医薬品であり、抗炎症作用と免疫抑制作用を持つ薬です。本来はリウマチや膠原病、喘息、アレルギー疾患などの治療に使用されます。筋肉増強を目的とした使用は認められておらず、医師の指導なく服用することは極めて危険です。
プレドニンの仕組み
プレドニンは体内でコルチゾールと似た働きをし、炎症を抑え、免疫の過剰反応を抑制する効果があります。これにより痛みや腫れを軽減しますが、筋肉の合成を促す作用はなく、むしろ筋肉を分解する方向に働くことがあります。
ステロイドと筋肉増強の誤解
「ステロイド」という言葉から、多くの人が筋肉増強をイメージしますが、プレドニンはアナボリックステロイドとは全く異なる種類です。プレドニンは「グルココルチコイド系ステロイド」であり、筋肉増強ではなく炎症の抑制を目的としています。
医療でのプレドニンの位置づけ
医療現場では、プレドニンは自己免疫疾患や炎症性疾患に対して命を救う重要な薬として使われています。筋肉増強を目的とした使用は、適応外であり、医薬品の誤用に該当することを理解しておく必要があります。
プレドニンと健康リスク
プレドニンを誤って筋肉増強目的で使用すると、ホルモンバランスの乱れや副腎機能低下を引き起こす可能性があります。また、長期使用によって骨粗しょう症や糖尿病などの慢性疾患を誘発するリスクもあるため、使用には医師の管理が欠かせません。

プレドニンと筋肉増強の関係を正しく理解する
プレドニンが筋肉に与える影響
プレドニンは、筋肉の合成を促すどころか、筋肉を分解するカタボリック作用を持ちます。長期間使用すると、筋力の低下や筋肉の減少が見られることがあります。これを「ステロイド筋萎縮」と呼び、筋肉増強とは真逆の作用です。
プレドニンとアナボリックステロイドの違い
筋肉増強を目的とするアナボリックステロイドは、テストステロンに似た作用を持つアンドロゲン系ホルモンです。一方、プレドニンは抗炎症ステロイドであり、目的も作用も全く異なります。この違いを理解せずに服用することは、健康に深刻な影響を与えるおそれがあります。
筋肉増強と体重増加の誤解
プレドニンを服用すると体重が増えることがありますが、それは筋肉の増加ではなく、水分の保持や脂肪の増加によるものです。体がむくむことで一時的に体重が増え、「筋肉がついた」と錯覚する人もいますが、実際には筋肉量が増えているわけではありません。
筋肉を守るための注意点
プレドニンを使用している人は、タンパク質を十分に摂取すること、無理のない範囲で運動を継続すること、医師の指示に従うことが大切です。これにより、筋肉の分解を最小限に抑えることが可能です。
健康的な筋肉増強のための選択肢
プレドニンではなく、テストステロン補充療法(TRT)や栄養・トレーニングの最適化によって筋肉量を増やすことが現実的です。KANDA NISHIGUCHI CLINICでは、男性ホルモンのバランスを整え、筋肉を健康的に維持するための医学的サポートを行っています。

プレドニンの副作用とリスク
プレドニンの短期的な副作用
短期間の使用でも、むくみ、食欲増進、体重増加、不眠、気分変動などの副作用が見られることがあります。筋肉増強を目的に誤用すると、これらの症状がより顕著になる可能性があります。
プレドニンの長期使用によるリスク
長期使用では、骨粗しょう症、糖尿病、高血圧、筋肉萎縮といった慢性的な副作用が生じやすくなります。筋肉増強を狙って服用すると、これらのリスクがさらに高まり、健康被害が深刻化するおそれがあります。
副作用を軽減する方法
プレドニンの副作用を抑えるためには、医師の指示に従い、定期的に血液検査を受けることが重要です。また、減薬や中止の際は、急激な中断を避けることが大切です。急な中止は、副腎不全を引き起こすリスクがあります。
プレドニン服用中の体調管理
服用中は、塩分と糖分の摂取量をコントロールし、バランスの取れた食生活を心がけることが求められます。また、定期的に血圧や血糖を測定することで、副作用の早期発見につながります。
精神面への影響
プレドニンは中枢神経にも作用し、気分の変動、不安感、抑うつなどを引き起こすことがあります。筋肉増強目的の乱用では、このような副作用がより強く現れるケースもあります。

プレドニン服用中にできる筋肉ケア
軽い運動のすすめ
プレドニンを使用している場合でも、軽度の運動やストレッチを継続することが大切です。関節や筋肉を動かすことで、筋力の低下を予防できます。
栄養バランスの最適化
筋肉維持には、タンパク質、ビタミンD、カルシウム、マグネシウムの摂取が重要です。プレドニンの影響で骨や筋肉が弱くなることがあるため、栄養補給を意識する必要があります。
睡眠と回復の関係
十分な睡眠は、筋肉の回復に欠かせません。プレドニン服用中は、服用時間を朝に設定することで睡眠リズムを整えることが推奨されます。
ストレス管理の重要性
ストレスが増えると、体内のコルチゾールが増加し、筋肉分解が進みやすくなります。趣味や運動でストレスを発散することが、筋肉の維持につながります。
医師による定期フォローアップ
プレドニン服用中は、定期的な診察と検査が必要です。KANDA NISHIGUCHI CLINICでは、男性ホルモン・肝機能・血糖値などを継続的にチェックし、安全な治療をサポートしています。

プレドニンを使わずに筋肉を増やす方法
テストステロン治療
男性ホルモンの低下は筋肉量の減少に関係しています。テストステロン補充療法(TRT)により、自然な筋肉維持とエネルギー回復を目指すことができます。
高濃度ビタミンC点滴
筋肉疲労や酸化ストレスの軽減を目的に、高濃度ビタミンC点滴を行うことで、筋肉修復のサポートが期待できます。これは医師の管理下でのみ行う安全な施術です。
食事とトレーニングの両立
筋肉を作るためには、バランスの取れた食事と計画的なトレーニングが欠かせません。過度なトレーニングは逆効果となることがあるため、継続可能な運動習慣が重要です。
サプリメントとの違いを理解する
市販のサプリメントには筋肉サポート成分を含むものもありますが、医薬品ではないため効果には個人差があります。医師の助言のもとで適切に取り入れることが大切です。
専門医による包括的アプローチ
KANDA NISHIGUCHI CLINICでは、ホルモン治療・栄養管理・運動指導を組み合わせ、男性が安全に筋肉を維持・増強できるよう総合的に支援しています。

プレドニンと筋肉減少の関係を理解する
ステロイド筋萎縮とは
プレドニンを長期間服用していると、「ステロイド筋萎縮」と呼ばれる筋肉の衰えが生じることがあります。これは、プレドニンが体内で筋肉のタンパク質分解を促進し、筋肉の合成を抑えるためです。特に太ももや腕など大きな筋肉で起こりやすく、筋力低下や疲れやすさが見られます。プレドニンを安全に使用するためには、この筋肉萎縮を防ぐための運動療法や栄養管理が不可欠です。
筋肉減少を防ぐための食事管理
筋肉減少を防ぐには、タンパク質摂取量の確保が最も重要です。プレドニンを服用中の人は、通常よりも筋肉分解が進みやすいため、肉・魚・卵・大豆製品などの高タンパク食を意識することが勧められます。また、筋肉合成に必要なビタミンB群や亜鉛、鉄分も不足しないよう注意が必要です。KANDA NISHIGUCHI CLINICでは、医師が患者一人ひとりの栄養状態を確認し、筋肉を守る食事内容を提案しています。
運動の工夫と筋肉維持のポイント
プレドニン服用中は、激しい運動よりも軽度から中程度の筋トレやストレッチが推奨されます。過剰な筋トレは筋損傷を悪化させることがあるため、無理をせず継続できる運動が最適です。筋肉維持を目的とする場合、週2〜3回の軽いトレーニングでも効果があります。重要なのは、運動を継続する習慣を身につけることです。
睡眠と回復のバランス
睡眠中は筋肉修復が行われるため、質の良い睡眠が不可欠です。プレドニンは不眠を引き起こすことがあるため、朝の服用や睡眠環境の見直しが有効です。また、カフェインの摂取を控えることや、就寝前にスマートフォンの使用を控えることも睡眠の質を向上させます。良質な睡眠は、筋肉増強や筋力維持においても重要な役割を果たします。
メンタルケアと筋肉の関係
プレドニンは心理的にも影響を与えることがあり、抑うつ感や不安感を感じやすくなることがあります。これにより、運動や食事のモチベーションが下がることもあります。KANDA NISHIGUCHI CLINICでは、心身の両面からケアを行い、プレドニン服用中でも健康的に生活できるよう支援しています。メンタルの安定は、筋肉を守るうえでも大切な要素です。

プレドニンと他の治療薬との併用について
他のステロイド薬との違い
プレドニン以外にも、デキサメタゾンやヒドロコルチゾンなどのステロイド薬がありますが、それぞれ作用の強さや持続時間が異なります。プレドニンは中間型のステロイドに分類され、使いやすい反面、誤った服用では副作用が出やすいという特徴もあります。
他の薬との相互作用
プレドニンは、血糖降下薬・降圧薬・抗凝固薬などと相互作用を起こすことがあります。そのため、併用薬がある場合は必ず医師に報告することが大切です。筋肉増強目的で他のサプリや薬と併用することは、思わぬ副作用を招く危険があります。
サプリメントとの併用に注意
一部のサプリメント(ビタミンE・亜鉛・コエンザイムQ10など)はプレドニンの代謝に影響する可能性があるため、独自判断での併用は避けるべきです。KANDA NISHIGUCHI CLINICでは、服用中の薬やサプリメントを確認しながら安全な栄養サポートを提案しています。
併用療法での医師の役割
プレドニンは強力な薬であり、医師が患者の状態を見ながら用量・期間を調整する必要があります。併用療法では、血液検査やホルモン値の測定を定期的に行い、副作用の有無を確認することが大切です。これにより、安全に治療を継続できます。
併用療法と筋肉維持の両立
他の薬を使いながらでも、栄養・運動・睡眠のバランスを整えることで筋肉維持は可能です。プレドニンを使っているからといってあきらめる必要はなく、医師の管理下で適切な生活習慣を続けることが筋肉の維持につながります。

プレドニンと加齢による筋肉変化の関係
加齢による筋肉の減少
年齢を重ねると、誰でもサルコペニア(加齢性筋肉減少症)が進行します。プレドニンを服用している人は、この現象がより早く起こる傾向があり、体力低下や転倒リスクが高まることがあります。
高齢者がプレドニンを使用する際の注意
高齢者では、代謝機能の低下によりプレドニンの作用が強く出ることがあります。そのため、最小限の量で効果を得る工夫が求められます。KANDA NISHIGUCHI CLINICでは、年齢や体格に合わせて安全な投与設計を行い、過剰な筋肉減少を防ぎます。
高齢者と筋トレの重要性
高齢者でも、軽度の筋トレやウォーキングを続けることで筋肉量の減少を抑えられることが報告されています。医師と相談しながら行う運動療法は、プレドニンの副作用対策としても有効です。
栄養補助とサポート
プレドニン服用中の高齢者では、食欲が低下する場合もあります。プロテインや栄養補助食品をうまく取り入れることで、筋肉維持を助けることが可能です。ただし、腎機能などに問題がある場合は、医師の確認が必要です。
健康寿命を延ばすための医療連携
KANDA NISHIGUCHI CLINICでは、加齢と薬の影響を考慮した包括的サポートを行っています。筋肉の衰えを防ぐことで、健康寿命を延ばし、活力ある生活を維持することを目指しています。

Q&A
Q1. プレドニンは筋肉増強に使えますか?
いいえ。プレドニンは筋肉増強効果を持たず、むしろ筋肉分解を促進する作用があります。
Q2. プレドニンを服用中に運動しても大丈夫ですか?
軽度の運動は可能ですが、強い筋トレは避け、医師に相談しながら行いましょう。
Q3. プレドニンで体重が増えるのは筋肉ですか?
多くの場合、体内の水分や脂肪の増加によるもので、筋肉量の増加ではありません。
Q4. プレドニンを急にやめてもいいですか?
自己判断で中止するのは危険です。副腎不全を引き起こす可能性があります。
Q5. プレドニンを飲んでいる人におすすめの栄養は?
タンパク質、カルシウム、ビタミンDなどを意識的に摂取しましょう。
Q6. 筋肉を健康的に増やす方法は?
栄養・運動・ホルモン治療を組み合わせ、医師の指導のもとで行うのが最適です。
Q7. KANDA NISHIGUCHI CLINICではどんな治療が受けられますか?
男性ホルモン治療や点滴療法、健康相談など、男性の元気を支える治療を提供しています。

まとめ
プレドニンは医療的に非常に重要な薬ですが、筋肉増強を目的に使用することは誤りです。筋肉増強を望む場合は、テストステロン治療や適切な栄養管理など、安全かつ科学的根拠のある方法を選びましょう。健康的な筋肉維持を通じて、心身の活力を取り戻すことができます。
監修:KANDA NISHIGUCHI CLINIC 院長 医師・日本抗加齢医学会専門医 板東大晃
参考文献
- 厚生労働省「ステロイド薬の適正使用に関するガイドライン」
- 日本内科学会雑誌「副腎皮質ステロイドの作用と副作用」
- 日本抗加齢医学会「テストステロン治療指針」
- Mayo Clinic「Prednisone (Oral Route) – Side Effects and Precautions」
- 日本医薬情報センター(JAPIC)「プレドニゾロン添付文書」
正面-scaled.jpg)
板東大晃 医師・KANDA NISHIGUCHI CLINIC院長
日本抗加齢医学会 専門医、日本医師会 認定産業医、テストステロン治療認定医、高濃度ビタミンC点滴療法認定医、キレーション療法認定医、日本美容内科学会、日本美容皮膚科学会、日本酸化療法学会、再生医療抗加齢学会、日本エイズ学会、日本再生医療学会、日本オーソモレキュラー医学会、日本メンズヘルス医学会、日本性感染症学会、日本性機能学会所属。
特許庁実用新案登録「オーダーメイドマッスルビルディング™」(第3243729号)取得。
男性の健康寿命の延伸を目指し、安全で根拠のある治療の提供を心がけている。
FAQ
よくあるご質問
- 支払いにキャッシュレスは使えますか?
- 各種クレジットカード、交通系などでのお支払い可能です。受付の端末でキャッシュレス支払いができますが、予約の際に使用するデジスマという予約アプリの中にクレジットカードを登録する機能(デジスマ払い)があり、それを利用すれば診察終了と同時に決済が完了となります。※PayPayなどのQR決済は出来ません。
- 保険診療もやってますか?
- 保険診療で対応できるものは保険診療で検査治療を行います。ただし、検査の順番や処方できる薬の量、一度に出来る検査の種類など制約があります。
- 予約は必須ですか?
- 予約は必須ではございません。しかし、予約して事前WEB問診に回答していただくと、来院したあとにスムーズにご案内できます。
- 手書きの領収書は発行してくれますか?
- もちろん発行致します。受付でお申し付け下さい。
information
クリニック情報
- クリニック名
- KANDA NISHIGUCHI CLINIC
- 住所
-
〒101-0047
東京都千代田区内神田3-12-4
第一岸ビル3階
- Tel
- 03-3525-7377
- 営業時間
-
月~木 10:30~13:30、15:00~18:30
金 9:30~15:00
土 15:30〜18:30(2026年1月10日より)
休診:日祝、年末年始
- 代表者
- 板東 大晃



