院長ブログ
ED治療における注射療法の全体像|KANDA NSHIGUCHI CLINIC
Table of Contents
EDとは何か?
EDとは「勃起機能の低下」を意味し、加齢や生活習慣、ストレスなど多様な要因によって引き起こされると考えられています。特に日本においては、40代以降の男性の多くが程度の差はあれどEDに悩むとされ、日常生活やパートナーシップに影響を与えるケースが少なくありません。ED治療はその人の生活の質を向上させる可能性がある選択肢とされ、内服薬を中心に進められることが一般的です。しかし、内服薬が使えない方や効果を十分に実感できない方にとって、ED注射療法は重要な治療法のひとつとして注目されています。
ED注射療法は、血流を改善し陰茎の海綿体に直接作用する仕組みを持つとされており、内服薬とは異なる作用経路をたどります。そのため、糖尿病や心血管疾患など基礎疾患を持つ方、内服薬で効果を感じにくい方などに選ばれるケースがあります。KANDA NSHIGUCHI CLINICのように泌尿器科領域に精通した医師の管理下で行うことで、患者さんが安心して治療に臨める体制が整えられるのです。
また、EDは身体的要因だけでなく、精神的なストレスや不安も関係することが知られています。そのため、ED注射療法単独ではなく、心理的ケアや生活習慣改善と併用することで総合的なアプローチが可能になると考えられています。

ED治療における注射の役割
注射治療が用いられる背景
ED注射療法は、内服薬の効果が不十分である場合や、心疾患の既往歴などから内服薬の使用に制限がある場合に活用されるケースが多いとされています。海綿体に薬剤を直接届けるため、短時間での効果発現が期待され、性行為のタイミングに合わせやすいという特徴があります。
内服薬と注射治療の違い
内服薬は経口で摂取し、全身に作用するため血中濃度に依存します。一方、ED注射療法は局所に直接作用することから、内服薬よりも即効性があると報告されています。そのため「急な性行為に対応したい」「内服薬で頭痛や顔の紅潮といった副作用を感じた」という方に選ばれることがあります。
注射を選択するケース
例えば、糖尿病や前立腺がん治療後の方は、内服薬の効果が出にくいといわれています。そのようなケースにおいて、ED注射療法は選択肢のひとつとなり得ます。ただし、必ず専門医が適切に診断し、リスクを踏まえた上で治療方針を決定する必要があります。
陰茎海綿体注射(ICI)の仕組みと実際
陰茎海綿体注射のメカニズム
陰茎海綿体注射(ICI: Intracavernous Injection)は、薬剤を陰茎の海綿体に直接注入する方法です。薬剤が平滑筋を弛緩させ、局所的に血流を増加させることで勃起が得られると考えられています。
使用される薬剤の特徴
ICIで使用される薬剤は、アルプロスタジルなどのプロスタグランジン製剤、またはその複合薬とされることが一般的です。それぞれ作用時間や効果の強さに違いがあり、患者さんの体質や希望に合わせて処方されます。ED治療 注射の特徴は、個別に薬剤の種類や量を調整できる点にあります。
効果が発現するまでの時間
ICIの効果は注射後5〜15分程度で現れることが多いとされます。内服薬に比べてタイミングを合わせやすく、即効性がある点は大きなメリットです。
効果の持続時間と再注射の目安
効果は30分から1時間程度続くとされ、薬剤の種類や用量により持続時間は変わります。効果が切れた後にすぐ再注射を行うことは推奨されず、一定の間隔をあける必要があります。この点も含め、ED注射療法は必ず医師の指導のもとで管理されるべきです。

ED治療 注射のメリットとデメリット
注射治療の利点
ED注射療法の大きな利点は、内服薬に効果を感じなかった人でも改善が得られる可能性がある点です。また、即効性があるため、予定に合わせて使いやすいという特徴もあります。さらに、局所的に作用するため全身的な副作用が少ないとされるのも注射治療の魅力です。
考慮すべき副作用とリスク
一方で、注射部位に痛みや腫れが出ることがあります。また、まれに「持続勃起症」と呼ばれる症状が生じる可能性もあり、これは緊急の対応が必要です。こうしたリスクを理解した上で、ED注射療法は必ず医師の管理下で行うことが重要です。
他のED治療との比較と注射の位置づけ
内服薬と注射治療の違いを理解する
ED治療において最も一般的に行われているのは内服薬で、簡便で多くの患者さんが最初に試みる治療法です。しかし、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を抱える方では、薬の効き目が十分に得られないことがあるとされています。その場合に選択されるのがED注射療法であり、局所的に作用することで内服薬とは異なるメカニズムで改善を目指します。
内服薬で十分な効果が得られない場合の選択肢
内服薬を服用しても効果を感じにくい場合や、副作用(頭痛・顔の紅潮など)で継続が難しい場合、次の段階としてED治療 注射が選ばれるケースがあります。特に、前立腺がん治療後の患者さんや、重度の糖尿病を背景に持つ方にとって、ED注射療法は有力な治療手段と考えられています。
注射治療と手術療法の位置づけ
重度のEDに対しては、陰茎プロステーシスの埋め込み手術などが検討されることもあります。しかし、手術は侵襲性が高く、術後の回復や合併症リスクも考慮しなければなりません。その点、ED注射療法は外来で短時間に行える治療であり、手術に踏み切る前の中間的な治療法として位置づけられています。
ED治療 注射の実際的な立ち位置
多くの医療機関では、まず内服薬を試し、効果が乏しい場合にED注射療法が検討されます。そのため「ステップアップ治療」と呼ばれることもあります。注射療法は即効性に優れ、効果発現の安定性も高いとされる一方で、注射の痛みや管理の煩雑さが課題となります。
包括的な治療の中での注射の意味
ED治療は一つの方法に偏るのではなく、患者さんの背景や希望に応じて選択肢を組み合わせることが大切です。ED注射療法は、内服薬が合わない方や効果が限定的な方にとって「次の一手」として重要な役割を果たしています。

ED治療 注射の体験談と臨床的な知見
初めて注射を受けた患者の声
初めてED注射療法を受けた方からは、「思っていたよりも痛みが少なかった」「すぐに効果を感じて驚いた」といった感想が聞かれることがあります。これらはあくまで個人の体験談ですが、初回の不安が軽減されたという点で意味のある証言といえるでしょう。
継続的に注射を行っている方の感想
長期的にED注射療法を継続している方の中には、「パートナーとの関係が改善した」「自信を取り戻せた」と感じる人もいます。ただし、これは個人差が大きく、すべての人が同じ効果を感じるわけではありません。
臨床データに基づく効果の報告
多くの臨床報告では、ED注射療法は高い成功率を示すことがあるとされています。特に、内服薬が効きにくい患者群においても一定の改善が得られた例があると報告されています。こうしたエビデンスは、注射療法の有効性を裏付ける参考情報となります。
注射療法に伴う心理的変化
EDは心理的な要素とも深く関係しています。実際に注射治療を経験した患者さんからは、「医師と相談しながら治療できたことで安心感があった」「治療を受けていることで前向きな気持ちになれた」といった声もあります。ED注射療法は身体的な効果だけでなく、心理的な支えにもつながることがあるのです。
患者体験を臨床に活かす重要性
患者さんの体験談は医師にとって治療方針を立てる上で貴重な情報源です。実際にED注射療法を体験した人の声をフィードバックとして活用し、個別性を重視した治療に活かしていくことが臨床現場では大切にされています。

ED注射療法を効果的にする生活習慣と心理的サポート
食生活の見直しとED改善の関係
血管の健康はEDと直結しています。動脈硬化を防ぐためには、塩分や脂質の過剰摂取を避け、バランスの良い食事を心がけることが推奨されます。特に野菜や魚、ナッツ類に含まれる栄養素は血流改善に寄与する可能性があるとされ、ED注射療法と併せて取り入れることで相乗効果が期待できるでしょう。
運動習慣と血流改善
適度な運動は全身の血流を良くし、ホルモンバランスを整える効果があると考えられています。有酸素運動や筋力トレーニングを取り入れることで、ED注射療法の効果をサポートできるとされています。
禁煙・節酒の重要性
喫煙は血管を収縮させ、EDの原因となることが多いといわれています。アルコールも過剰に摂取すれば勃起機能に悪影響を及ぼす可能性があります。生活習慣を見直すことで、ED注射療法の効果を高めるだけでなく、全身の健康維持にもつながります。
ストレス対策と心理的ケア
精神的ストレスや不安はEDに大きく影響することが知られています。ストレスを解消する趣味を持つ、十分な睡眠を取る、心理カウンセリングを受けるなどの工夫が有効です。ED注射療法だけでなく、メンタル面へのアプローチが重要であると考えられています。
パートナーとのコミュニケーション
EDは個人の問題にとどまらず、パートナーとの関係性にも影響を及ぼします。治療を進めるにあたってパートナーと率直に話し合い、理解を得ることは非常に大切です。ED注射療法を続ける上での心理的支えとなり、より良い治療成果につながる可能性があります。

Q&A
Q1. ED注射療法あは痛いですか?
A. 針を使うため痛みはありますが、多くは軽度とされます。
Q2. 効果はどのくらい持続しますか?
A. 通常30分から1時間程度とされています。
Q3. 副作用が出たらどうすれば?
A. 腫れや強い痛み、持続勃起症などが出た場合は直ちに医師に相談してください。
Q4. 内服薬と併用できますか?
A. 状況によっては可能とされますが、必ず医師の指導を受けてください。
Q5. 再注射はどのタイミングで?
A. 効果が切れてから一定時間をあける必要があります。
Q6. 保険は使えますか?
A. 保険は使えません。自費診療のみとなります。
Q7. 通院はどのくらいの頻度?
A. 定期的な診察と血液検査が推奨されます。

まとめ
ED注射療法は、内服薬で効果を得られなかった方や副作用で内服薬が使えない方にとって有効な選択肢となり得ます。海綿体に直接作用することで即効性があり、効果実感率も高いとされます。一方で、痛みや腫れ、まれに持続勃起症といったリスクもあるため、必ず専門医の管理下で行う必要があります。生活習慣の改善や心理的サポートと併用することで、より総合的な健康維持が可能になります。KANDA NSHIGUCHI CLINICでは安全性を最優先に、副作用チェックや定期検査を行いながらED治療をサポートしています。
参考文献
- 日本性機能学会「勃起不全(ED)診療ガイドライン」
- 日本泌尿器科学会「男性性機能障害に関する情報」
- NIH Consensus Development Panel on Impotence, JAMA. 1993;270(1):83-90.
- Montorsi F, et al. Intracavernous injections for erectile dysfunction: clinical practice guidelines. Int J Impot Res.
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板東大晃 医師・KANDA NISHIGUCHI CLINIC院長
日本抗加齢医学会 専門医、日本医師会 認定産業医、テストステロン治療認定医、高濃度ビタミンC点滴療法認定医、キレーション療法認定医、日本美容内科学会、日本美容皮膚科学会、日本酸化療法学会、再生医療抗加齢学会、日本エイズ学会、日本再生医療学会、日本オーソモレキュラー医学会、日本メンズヘルス医学会、日本性感染症学会、日本性機能学会所属。
特許庁実用新案登録「オーダーメイドマッスルビルディング™」(第3243729号)取得。
男性の健康寿命の延伸を目指し、安全で根拠のある治療の提供を心がけている。
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よくあるご質問
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