メニュー

診療内容

泌尿器科

当院の泌尿器科は、性感染症、ED(勃起不全)、精液検査、男性更年期障害(LOH症候群)の診療を行っております。腎臓、膀胱、前立腺、尿路結石などの一般泌尿器科診療は一部(急性膀胱炎、慢性前立腺炎)を除いて行っておりません。

性感染症(性病)

異性間でも同性間でも、性行為(オーラルのみも含む)によって、細菌やウイルスが感染するものを性感染症(性病)といいます。性感染症で重要なことは、自分のみの問題ではなく大切なパートナーにも感染させてしまいかねないということです。そして、性感染症によって不妊の原因になりうるということも忘れてはなりません。性感染症を疑う症状が出ていればわかりやすく受診のきっかけにもなりますが、中には症状が全く無いものもあります。思い当たる行為があった際や身の潔白を証明したいなどの際には、症状の有無に関わらず検査することをお勧め致します。

また、陰部に症状があるものが全て性感染症とは限りません。一般的な皮膚科や内科の病気のことであることも少なくありません。しかし、その判断はご自身では難しいと思いますので、性感染症ではないことを確認して安心するためにも当院をご利用ください。男性の皆様の受診、心よりお待ちしております。

▼ 症状別 一覧へ ▼ 病気別 一覧へ

症状別一覧

排尿時の痛み/違和感

排尿時の痛み/違和感は尿道炎の症状です。原因菌として、以下が考えられます。

クラミジア
淋菌
マイコプラズマ・ウレアプラズマ
トリコモナス
ヘルペスウイルス
アデノウイルス
カンジダ
⑧一般細菌(大腸菌など)

※⑦、⑧は性感染症ではない場合もあります。

尿道から膿(透明、白、黄色、緑)

尿道からの膿は、尿道炎の症状です。排尿時の痛みや違和感を伴うことが多いです。膿の色には、透明、白、黄、緑の4種類があり、色の種類である程度の原因菌の推定は出来ます。しかし、混合感染があったり菌の量で膿の色も変わってくるので、膿の色のみで原因菌を確定は出来ません。

①透明・・・クラミジアマイコプラズマ・ウレアプラズマトリコモナスヘルペスウイルスアデノウイルス、一般細菌(大腸菌など)
②白・・・クラミジア淋菌カンジダ、一般細菌(大腸菌など)
③黄・・・淋菌、一般細菌(大腸菌など)
④緑・・・淋菌

陰部皮膚の赤み/かゆみ/白いカス

陰部皮膚の赤み/かゆみ/白いカスは、亀頭、包皮、陰嚢、陰毛部に炎症がある時の症状です。下記の疾患が考えられます。

亀頭包皮炎
梅毒
性器ヘルペス
毛じらみ症
疥癬
陰部湿疹
⑦その他(開口部形質細胞症扁平苔癬、紅色肥厚症など)

※⑤は性感染症ではない場合が多いです(稀に性行為によって感染します)
※⑥、⑦は性感染症ではありません

陰部のできもの/はれもの

陰部のできもの/はれものは、下記の疾患が考えられます。

梅毒
性器ヘルペス
尖圭コンジローマ
性器伝染性軟属腫
軟性下疳
炎症性皮膚疾患(毛嚢炎、炎症性粉瘤)
⑦正常な構造(フォアダイス真珠様小丘疹症包皮腺
⑧その他(傍外尿道口嚢胞陰茎縫線嚢胞脂肪腫外傷

※⑥、⑦、⑧は性感染症ではありません

全身にアザ/斑点がある

ぶつけた覚えなどないのに全身にアザ/斑点がある場合、下記の疾患が考えられます。

梅毒
HIV

喉の痛み/違和感

風邪かと思っていたけどなかなか治らない喉の痛み/違和感は、下記の疾患が考えられます。

クラミジア
淋菌
梅毒
マイコプラズマ・ウレアプラズマ
ヘルペスウイルス
アデノウイルス
カンジダ

※⑦は性感染症ではない場合もあります

倦怠感/発熱

倦怠感/発熱は、下記の疾患が考えられます。

B型肝炎
C型肝炎
HIV

症状無し

性感染症に罹患しているのにも関わらず、症状が全く無い場合があります。症状が無いと感染を広げてしまう可能性が高まるため、思い当たる行為があり心配な場合は、下記の性感染症の検査をおすすめ致します。

クラミジア(尿、のど)
淋菌(尿、のど)
梅毒
マイコプラズマ・ウレアプラズマ(尿、のど)
HIV

その他

急性前立腺炎(頻尿、残尿感、便秘、下腹部不快感、発熱など)、急性精巣上体炎(精巣の腫れ・痛み、発熱など)、直腸炎(排便時疼痛、血便など)、慢性前立腺炎(長時間の座位によるもの)などが性感染症と関連のあることがある(関連がない場合もあります)病気です。

STI疾患別

男性に特化した内容であり、女性に関しては省略してあります

STI疾患
性感染症ではない陰部の疾患

クラミジア感染症

概要

クラミジアには3種類あります。オウム病という病気の原因となるクラミジア・シッタシー、クラミジア肺炎という病気の原因となるクラミジア・ニューモニア、そして性感染症で問題となるクラミジア・トラコマティスです。クラミジア・トラコマティスは、すべての性感染症の中で世界的にも最も多いものになります。性器同士の接触はもちろんですが、口→性器、性器→口、口→口でも感染します。

感染部位

尿道、咽頭、精巣、結膜

潜伏期間(感染してから症状出るまでの期間)

1~3週間

症状

尿道 → 排尿時違和感(ムズムズ、不快感)、排尿時痛、透明~白い膿
咽頭 → 咽頭違和感、咽頭痛
精巣 → 睾丸の腫れ、睾丸の痛み、微熱
結膜 → 充血、目やに、眼内違和感

検査

尿検査(迅速検査、精密検査)、うがい検査(精密検査のみ)

※尿検査希望の方は、2時間排尿しない状態で来院して頂くと検査精度が上がります。
※感染機会のあった翌日から検査可能です。

治療

抗生物質の内服

料金
~保険診療~

診察・検査・治療含めて、2000円~4000円
※保険診療では迅速検査は出来ません。

~自費診療~

【検査】
クラミジア(尿)・・・6980円(迅速の場合、9800円)
クラミジア(咽頭)・・・6980円(迅速検査はありません)
クラミジア+淋菌(尿)同時・・・8980円(迅速の場合、14800円)
クラミジア+淋菌(咽頭)同時・・・8980円(迅速検査はありません)

【治療】
抗生物質内服(1回or7日分)・・・7900円

淋菌

概要

淋菌は、クラミジアと並んで性感染症の原因となる菌の中で頻度が多いものになります。淋菌はナイセリア属という菌の種類に属しますが、その中でナイセリア・ゴノレアというタイプが性感染症を引き起こします。同じナイセリア属の中には、口腔内などにいる常在菌(悪さをしない)も存在します。

潜伏期間(感染してから症状出るまでの期間)

2~7日

感染部位

尿道、咽頭、精巣、結膜

症状

尿道 → 排尿時痛、排尿時違和感(ムズムズ、不快感)、白い膿~黄色い膿~緑色の膿
咽頭 → 咽頭違和感、咽頭痛
精巣 → 睾丸の腫れ、睾丸の痛み、微熱
結膜 → 強い充血、眼痛、大量の目やに、重症化すると角膜に孔があき失明しうる

検査

尿検査(迅速検査、精密検査)、うがい検査(精密検査のみ)

※尿検査希望の方は、2時間排尿しない状態で来院して頂くと検査精度が上がります。
※感染機会のあった翌日から検査可能です。

治療

抗生物質の内服、筋肉注射、点滴の中で状況に合わせて最適なものを選択

料金
~保険診療~

診察・検査・治療含めて、2000円~4000円
※保険診療では迅速検査は出来ません。

~自費診療~

【検査】
淋菌(尿)・・・6980円(迅速の場合、9800円)
淋菌(咽頭)・・・6980円(迅速検査はありません)
クラミジア+淋菌(尿)同時・・・8980円(迅速の場合、14800円)
クラミジア+淋菌(咽頭)同時・・・8980円(迅速検査はありません)

【治療】
抗生物質内服(1回or7日分)・・・7900円
抗生物質筋肉注射(1回)・・・8900円
抗生物質点滴(1回、30分)・・・12900円

梅毒

概要

梅毒は、トレポネーマ・パリダムという菌が粘膜や微小な傷から体内に侵入し発症する性感染症です。メディアでもここ最近の急増に関する内容が流れていたため、ご存知の方も多いことと思います。10年前は年間に700人くらいだったものが2018年には7000人を超え、実に10倍もの増加をみせております。梅毒は性感染症でありますが、梅毒に罹患した女性が妊娠するとお腹の中で赤ちゃんにも梅毒が感染してしまい(先天梅毒)、生後赤ちゃんの発育に異常が出てきてしまうこともあります。

潜伏期間(感染してから症状出るまでの期間)

第1期・・・3週間~3ヵ月
第2期・・・3ヵ月~3年
第3期・・・3年~10年
第4期・・・10年以上

感染部位

亀頭部~陰茎、肛門、咽頭、口唇部~口腔内

症状
第1期
  • 初期硬結・・・亀頭部~陰茎に1㎝前後の軟骨用のシコリができる。痛みなし、かゆみなし。
  • 硬性下疳(げかん)・・・初期硬結の周囲の浸潤が強くなって硬く盛り上がり、中心部に潰瘍を形成する。痛みなし、かゆみなし。
    ※初期硬結や硬性下疳は口唇や手指などにも生じうる(陰部外初期硬結、陰部外下疳)
  • 無痛性横痃(おうげん)・・・感染部位周辺のリンパ節(足の付け根、首など)が硬く腫脹してくる。痛みなし。
第2期
  • 梅毒性バラ疹・・・体幹を中心に、顔面・四肢に1~3㎝ほどの淡紅色斑。第2期で最初に出てくる症状で、かゆみなし。
  • 丘疹性梅毒・・・5~10㎜くらいのぶつぶつが体幹や顔面、四肢に出る。
  • 梅毒性乾癬・・・1㎝前後の円形で赤黒い斑が、手のひらや足の裏にできる。その部分の皮がむけたりもする。
  • 膿疱性梅毒・・・白~黄色の内容物があるぶつぶつが体幹や顔面、四肢に出る
  • 扁平コンジローマ・・・淡紅色~灰白色で、表面がザラザラしている隆起性腫瘤。肛門や陰部周囲によくできる。名前が似ているが、尖圭コンジローマとは異なる。
  • 梅毒性脱毛・・・頭皮全体が脱毛したり、また円形の脱毛がまばらに(虫食い状)みられる。
  • 梅毒性アンギーナ・・・扁桃や軟口蓋に、びらんや潰瘍を伴う発赤・腫脹がみられる。
第3期(医療の発達した現在では、ほとんどみられない)
  • ゴム腫・・・皮膚、骨、筋肉、臓器(肝臓や腎臓など)にゴムのような弾力のある1㎝以上の大きさの腫瘤ができます。
第4期(医療の発達した現在では、ほとんどみられない)
  • 大動脈瘤・大動脈炎・・・梅毒が大動脈に感染し、動脈瘤や動脈炎を起こし、最終的には破裂して死に至る。
  • 脊髄癆・・・手足の麻痺、歩行障害、認知症を起こす。
検査

血液検査(迅速検査、精密検査)
※感染機会から4週間経過していれば検査可能です。

治療

抗生物質の内服

料金
~保険診療~

診察・検査・治療含めて、2000円~4000円
※保険診療では迅速検査は出来ません。

~自費診療~

【検査】
梅毒定量検査(血液)・・・6980円(迅速の場合、9800円)

【治療】
抗生物質内服(14日)・・・7900円
高用量抗生物質(14日)・・・17900円

性器ヘルペス

概要

性器ヘルペスとは、単純ヘルペスウイルス(herpes simplex virus:HSV)1型、または2型による感染によって生じる性感染症です。性器ヘルペスと似た名前の病気に、口唇ヘルペスがあります。口唇ヘルペスも性器ヘルペスと同じくHSVが原因となり、幼少期からの家族との接触により口唇に感染して疲労時など免疫が低下した時に発症するものです。かつては、「1型が口唇ヘルペス、2型が性器ヘルペス」と区別されており、前者は性感染症とは考えられておりませんでした。しかし、オーラルセックスによって1型が相手の性器に感染しうるので、型による区別は出来なくなり、口唇ヘルペスも性感染症の範疇として考えてもおかしくないものと思われます。HSVは性器に感染すると神経を伝わって上行し、腰の近くの神経に潜伏します。そして、疲労が重なった時などにその潜伏しているHSVが下行して、性器ヘルペスが再発するという特徴があります。現代の医療では、一度感染したHSVを体の中から完全に排除することは出
来ません。しかし、HSVが相手に感染するときは基本的には症状が出ている時でありますし、その症状の出現(再発)を限りなく少なくすることは可能です。

潜伏期間(感染してから症状出るまでの期間)

2~10日

感染部位

亀頭部、陰茎、陰嚢、肛門周囲、臀部、大腿、尿道、(口唇)

症状

皮膚(亀頭部、陰茎、陰嚢、肛門周囲、臀部、大腿) → かゆみや痛みを伴った1~2mmの水疱や潰瘍
尿道 → 排尿時痛、尿道分泌物
上記に伴い、ソケイ部(足の付け根)のリンパ節が腫れて痛みが出る。
初発の場合には、発熱など全身症状が出ることもある。一方で、再発の場合にはこれらの症状は軽度のことが多い。

検査
  • 血液検査(現在出ている症状の診断のための検査としては不向きです。過去に感染したかどうかの判断には利用できます。)
    ※感染機会から2週間経過していれば検査可能
  • 皮膚拭い検査(迅速検査)
治療

抗ウイルス薬の内服

料金
~保険診療~

診察・検査・治療含めて、2000円~5000円
※保険診療では迅速検査は出来ません。

~自費診療~

【検査】
単純ヘルペス抗体検査(血液)・・・6980円(皮膚拭い迅速検査の場合、9800円)

【治療】
抗ウイルス薬内服(5日)・・・7900円
抗ウイルス薬内服(10日)・・・14900円

再発抑制療法

概要のところでも記載致しましたが、現代の医療では一度感染したHSVを体内から完全に排除することは出来ません。しかし、それは一度感染したら生涯にわたり性行為にて相手に感染させてしまうという意味ではありません。ここを勘違いされている方が多く、間違った情報や思い込みで恋愛や結婚を諦めたり、精神的に病んでしまう方が散見されます。もちろん再発している真っ最中に性行為をすれば、相手に感染させる可能性は高くなります。しかし、そうでないときには感染させることはありません。つまり、再発さえしなければ相手に感染させることはないのです。そこで、その再発をどのように抑制するかという点が重要になってまいります。

性器ヘルペスの治療薬は、バラシクロビルという抗ヘルペスウイルス薬を使用することが多いです。バラシクロビルを2錠を朝夕の2回に分けて5日間内服します。この内服方法は、現在性器ヘルペスの症状が出ている時の方法になります。そして、既述の再発を抑制する方法(再発抑制療法といいます)の場合、同じくバラシクロビルを使用するわけですが、1日1回1錠を1年間毎日内服する方法となります。しかも2006年9月から保険も適用され、月に5000円以内で治療することができます。

この再発抑制療法によって再発を抑制することはもちろんのこと、実は自覚症状が無い時にもHSVが排泄されている場合(無症候性排泄といいます)があり、それも抑制できます。そして、そうすることで精神的な安定を得られるようになります。もちろん、絶対に再発しないというわけではなく、極度の疲労や精神的衰弱があった場合には再発するリスクはあります。しかし、その際の症状は軽く済み、排泄されるHSV量も少なくなります。そして、再発した時にはバラシクロビルを1日1回1錠ではなく、2錠を朝夕の2回に分けて1~3日間(5日間飲まなくて済むことが大半です)内服します。この内服方法の調整は、患者さんご自身で行っていただいて構いません。

以上、少し長くなりましたが、もう少し詳しくお話を聞いてみたい方は、ぜひ当院にお越しいただければと思います。コンビニクリニックですから、肩肘張らずに気軽に来院して頂ければ幸いです。

HIV・エイズ

概要

エイズは、HIV(Human Immunodeficiency Virusヒト免疫不全ウイルス)というウイルスが、人間の血液に入って起こる感染症です。HIVは、CD4陽性細胞(リンパ球の一種で、細菌やウイルスなどの病原体から身を守る「免疫」の働きをする細胞)に入り込んで、CD4陽性細胞を破壊(平均2.2日で破壊)していきます。しかし、HIVに感染してもすぐに免疫の力は弱くなりません。CD4陽性細胞は壊されてもすぐに新しく作られるからです。感染初期は、自覚症状もほとんどありません。したがって、検査を受けない限り、感染者自身もHIVに感染したことに気付きません。感染していても特徴的な症状が出ていない人をHIV感染者といいます。HIV感染者の体内では、数年から10数年かけて、HIVが徐々に増えていき、新しく作られるCD4陽性細胞よりも壊されるCD4陽性細胞が多くなるために免疫の働きが少しずつ低下していきます。このため、健康なときにはかかりにくい感染症や悪性腫瘍にかかったりします。こういう病気にかかった状態を、エイズ(AIDS:Acquired Immune Deficiency Syndrome後天性免疫不全症候群)といいます。

潜伏期間(感染してから症状出るまでの期間)

急性期・・・2~6週間
AIDS発症・・・5~10年

感染部位

全身

症状

急性期・・・発熱、リンパ節腫脹、咽頭痛、皮疹、筋肉痛などのインフルエンザ様症状
AIDS発症期・・・ニューモシスチス肺炎やカポジ肉腫といった23種類のAIDS発症の指標疾患

検査

血液検査(迅速検査、精密検査)
※感染機会から4週間経過していれば検査可能(ただし、3ヵ月以上経過してから検査する方が精度は高くなる)

治療

抗HIV薬(当院では処方できないため、エイズ拠点病院に紹介させていただきます)

料金
~自費診療~(当院では保険診療でHIVの検査は出来ません)

【検査】
HIV抗原抗体検査(血液)・・・6980円(迅速検査の場合、9800円)

【治療】
当院では処方出来ません。

尖圭コンジローマ

概要

尖圭(せんけい)コンジローマは、HPV(Human Papilloma Virusヒト乳頭種ウイルス)が性器に感染することで生じる性感染症です。HPVは、女性の子宮頚癌の原因ウイルスとして有名です。HPVには悪性化しやすい高リスクタイプ(16型、18型など)と、悪性化しにくい低リスクタイプ(6型、11型など)があり、子宮頚癌は高リスクタイプになります。一方、尖圭コンジローマは90%以上が低リスクタイプが原因となっております。

潜伏期間(感染してから症状出るまでの期間)

3週間~8ヵ月(平均2.8か月)

感染部位

亀頭部~陰茎、陰嚢、肛門周囲、肛門内、尿道口

症状

粒状、乳頭状、鶏冠状、カリフラワー状で、白~淡紅色~灰白色~褐色と様々、基本的には痛みや痒み無し

検査

皮膚拭い検査

治療

免疫賦活剤の外用薬(週3日塗布、数か月)、液体窒素による凍結療法(1~2週間に1回、複数回)
(レーザーなどによる治療法もありますが、当院で出来るのは外用薬と液体窒素になります)

料金
~保険診療~

診察・治療含めて、7000円~20000円(2週間に1回のペースで3ヵ月ほど通院した場合の合計額の概算)
※保険診療では検査は出来ません。

~自費診療~

【検査】
拭い検査(皮膚)・・・8980円(低リスクのみor高リスクのみ) or 15980円(低リスク&高リスク)

【治療】
免疫賦活剤の外用薬(2週間分、6包)・・・7900円
液体窒素による凍結療法(1回)・・・4200円

マイコプラズマ・ウレアプラズマ

概要

性行為の後に尿道炎や咽頭炎の症状を起こしているにもかかわらず、クラミジア淋菌が検出されない(非クラミジア性非淋菌性)場合の原因菌として考慮される細菌が、マイコプラズマやウレアプラズマです。肺炎の原因菌として有名なマイコプラズマとは種類が異なります。2012年から国内でも検査できる(保険適用はされておりません)ようになり、マイコプラズマ2種類、ウレアプラズマ2種類を検出できます。

潜伏期間(感染してから症状出るまでの期間)

1~5週間

感染部位

尿道、咽頭

症状

尿道 → 排尿時違和感(ムズムズ、不快感)、排尿時痛、透明~白い膿
咽頭 → 咽頭違和感、咽頭痛、咳、痰

検査

尿検査、うがい検査
※尿検査希望の方は、2時間排尿しない状態で来院して頂くと検査精度が上がります。
※感染機会のあった翌日から検査可能です。
※迅速検査はありません。

治療

抗生物質の内服

料金
~自費診療~(保険診療での検査・治療は出来ません)

【検査】
マイコプラズマ・ウレアプラズマ(尿)・・・12900円
マイコプラズマ・ウレアプラズマ(咽頭)・・・12900円

【治療】
抗生物質内服(1回or7日分)・・・7900円

A型肝炎

概要

A型肝炎はHAV(A型肝炎ウイルス)による性感染症です。HAVは糞便中に排出されるため、感染経路は糞口感染となります。つまり、肛門を舐めたり、肛門に触れた手指で口に触れることによって感染が成立します。一方、下水処理過程が不十分な衛生状態がよくない環境では、HAVに汚染された水や食物も存在し、それを摂取することによっても感染は成立(経口感染)するため、この場合は性感染症ではありません。性感染症としては、MSM(Men who have Sex with Men:男性同性愛者)で流行しやすいことがわかっております。

潜伏期間(感染してから症状出るまでの期間)

15~50日(平均28日)

感染部位

口→胃・小腸→肝臓→胆汁→大便

症状

インフルエンザ様症状(発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、吐き気・嘔吐など)
↓ 1~7日後
灰白色便、暗色尿、黄疸(眼球や皮膚が黄色くなる)
↓ 3週間前後
症状は消失

検査

血液検査

※感染機会があってから2週間以上(ただし、潜伏期間が2週間以上なので症状出ていれば検査タイミングとして問題無し)

治療

対症療法(解熱鎮痛剤など)のみ

料金
~保険診療~

診察・検査・治療含めて、2000円~4000円

~自費診療~

【検査】
HAV抗体検査(血液)・・・6980円

【治療】
対症療法のみなので、自費診療での治療の設定はしておりません。

B型肝炎

概要

B型肝炎はHBV(B型肝炎ウイルス)による性感染症です。しかし、感染経路で一番多いのは母子感染(垂直感染)であり、これは性感染症ではありません。母親の血液や体液を介して胎児にHBVが感染してしまうものです。性感染症としては、やはり血液や体液を介してHBVが感染します。我が国の成人における急性B型肝炎の多くは、性感染症と考えられております。HBVの感染で厄介なのは、急性B型肝炎の10~20%が慢性肝炎といって生涯HBVに感染した状態になってしまいかねない点です。慢性肝炎は放置していると、肝硬変や肝臓がんへと進行していき、命にかかわる場合があります。ただ、現在は治療薬の開発も進んでいるため、早期に治療介入すれば普段通りの生活を送ることも可能になっております。

潜伏期間(感染してから症状出るまでの期間)

1~4ヵ月

感染部位

肝臓

症状

インフルエンザ様症状(発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、吐き気・嘔吐など)
↓ 1~7日後
灰白色便、暗色尿、黄疸(眼球や皮膚が黄色くなる)、血清病様症候群(皮疹、関節痛、多関節炎など ←10~20%)
↓ 4~8週間前後
症状は消失

80~90%は終了
10~20%は慢性肝炎へ移行し、肝硬変や肝臓がんの原因となる

検査

血液検査(迅速検査、精密検査)
※感染機会から8週間経過していれば検査可能です。

治療

基本的には対処療法で改善します。しかし、稀に肝炎が急速に進行し死亡に至る場合もある(劇症肝炎と言います)ので、診断がつき次第適切な医療施設に紹介致します。

料金

~保険診療~

当院では保険診療での検査・治療はできません。

~自費診療~

【検査】
HBV抗体検査・・・6980円(迅速検査の場合、9800円)

【治療】
対症療法or他施設紹介なので、自費診療での治療の設定はしておりません。

B型肝炎ワクチン

B型肝炎はワクチンで予防することができます。詳しくは、B型肝炎ワクチンをご参照ください。

C型肝炎

概要

型肝炎はHCV(C型肝炎ウイルス)による性感染症です。ただし、性行為によって感染する確率は他の性感染症よりかなり低いものとなっております。しかし、CSW(Commercial Sex Worker)やMSM(Men who have Sex with Men)では、そうでない人に比べてHCVに対する抗体保有率が高く(つまり感染の既往があるという意味)、性感染症として捉えておくことは必要であります。そして、HCVの一番の問題点は、非常に高い慢性化率にあります。B型肝炎が10~20%でしたが、C型肝炎の場合は60~70%にもなります。C型肝炎も慢性化して放置していると、B型肝炎の慢性化と同様に肝硬変や肝臓がんへと進行し命にかかわる場合が出てきます。しかし、C型肝炎の場合はB型肝炎以上に治療薬の開発の進歩が目覚ましく、100%に近いレベルでHCVの排除が可能になりました。

潜伏期間(感染してから症状出るまでの期間)

6~112日(平均46日)

感染部位

肝臓

症状

多くは無症状だが、症状が出る場合は他の肝炎と同様に以下の通り。

インフルエンザ様症状(発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、吐き気・嘔吐など)
↓ 1~7日後
灰白色便、暗色尿、黄疸(眼球や皮膚が黄色くなる)
↓ 4~8週間前後
症状は消失
↓ 
30~40%は終了
60~70%は慢性肝炎へ移行し、肝硬変や肝臓がんの原因となる

検査

血液検査
※感染機会から3ヵ月経過していれば検査可能です。

治療

当院では治療は出来ませんので、適切な医療施設に紹介致します。

料金
~保険診療~

当院では保険診療での検査・治療はできません。

~自費診療~

【検査】
HCV抗体検査・・・6980円(迅速検査の場合、9800円)

【治療】
当院では治療は出来ません。

性器カンジダ症

概要

性器カンジダ症は、真菌(カビ)の一種であるカンジダによる感染症です。主に女性の膣や外陰に見られ、男性の性器でカンジダが検出されることは多くはありません。また、カンジダによる感染は、性行為に伴うものよりも免疫が下がるような状態(疲労、ストレス、睡眠不足、糖尿病、免疫抑制剤使用中など)や抗生物質の内服で発症することの方が多いのが特徴です。しかし、よくインターネットの記事では「カンジダは性病である」というものが散見され、不安になっておられる方がたくさんいらっしゃいます。

潜伏期間(感染してから症状出るまでの期間)

2~7日

感染部位

亀頭、包皮、(稀に)尿道

症状

亀頭、包皮 → 赤み、かゆみ、白いカス
尿道 → 排尿時違和感(ムズムズ、不快感)、排尿時痛、透明~白い膿

検査

皮膚拭い検査(精密検査、迅速検査)、尿検査

※尿検査希望の方は、2時間排尿しない状態で来院して頂くと検査精度が上がります。
※感染機会のあった翌日から検査可能です。

治療

抗真菌外用薬

料金
~保険診療~

診察・検査・治療含めて、2000円~4000円

~自費診療~

【検査】
皮膚拭い検査・・・6980円(迅速検査の場合、4900円)

【治療】
抗真菌外用薬(1~2本)・・・4900円

トリコモナス感染症

概要

トリコモナスは原虫(単細胞の微生物)であり、主に女性の膣に感染(膣トリコモナス症)します。それが、性行為によって男性にも感染する性感染症です。しかし、下着、タオル、便器、浴槽で感染する場合もあるため、性交経験のない方や幼児にも感染がみられることがあるため、性感染症ではない側面もあります。

潜伏期間(感染してから症状出るまでの期間)

1~3週間

感染部位

尿道、前立腺、(精嚢)

症状

尿道 → 排尿時違和感(ムズムズ、不快感)、排尿時痛、透明~白い膿
前立腺 → 頻尿、残尿感、肛門違和感、下腹部違和感

検査

尿検査

※尿検査希望の方は、2時間排尿しない状態で来院して頂くと検査精度が上がります。
※感染機会のあった翌日から検査可能です。

治療

抗原虫薬の内服

料金
~保険診療~

診察・検査・治療含めて、2000円~4000円

~自費診療~

【検査】
尿検査・・・5980円

【治療】
抗原虫薬の内服(10日分)・・・7900円
抗原虫薬の単回高用量内服(1回分)・・・12900円

ケジラミ症

概要

ケジラミ症は、吸血性昆虫であるケジラミによる性感染症です。似た名前に、「アタマジラミ」や「コロモジラミ」がありますが、前者は保育園などの集団、後者は不衛生な環境で発生し性感染症ではありません。ケジラミは毛の根元に卵を産み付け、セメントのようなもので固めます。そして、成虫になるまでに3~4週間、成虫になってから3~4週間生き、その間に30~40個の卵を産みます。

潜伏期間(感染してから症状出るまでの期間)

1~2ヵ月

感染部位

陰毛がメイン、その他の毛が生えている部分にも感染しうる

症状

寄生部位の激しいかゆみ

検査

虫体や虫卵を顕微鏡で観察(虫体は1㎜くらいなので肉眼でも見える)

※裏ワザとして、、、白い下着を履き、ケジラミの糞である茶色い粉状のものを確認することでケジラミを認識できることもある

治療

外用薬(保険診療で使用できるものは無く、自費診療または市販薬での治療になります)
剃毛(ただし、剃毛すると居場所を失ったケジラミが他の毛を求めて移動することがある)

料金
~保険診療~

診察・検査・治療含めて、1000円~2000円

~自費診療~

【検査】
顕微鏡検査・・・4900円

【治療】
外用薬(1本)・・・7900円

性器伝染性軟属腫

概要

伝染性軟属腫とは、いわゆるミズイボのことで、子どもに多く見られます。しかし、成人でも皮膚の接触で感染することを考えると、性感染症として捉えることも必要になります。特にアトピー性皮膚炎など、乾燥肌の方に感染いやすいという特徴があります。

潜伏期間(感染してから症状出るまでの期間)

2週間~6ヵ月

感染部位

陰毛部周囲

症状

2~6mm大の、中心に窪みのあるドーム状で、表面は平滑で光沢がある腫瘤が複数散在(かゆみなし、痛みなし)

検査

ピンセットでつまむと、乳白色の粥状物質が圧出される

治療

ピンセットでつまむor保湿剤
自然治癒もみられる

料金
~保険診療~

診察・検査・治療含めて、1000円~2000円

~自費診療~

【検査&治療】
ピンセットで切除+外用薬・・・6900円

軟性下疳

概要

軟性下疳とは、軟性下疳菌(Haemophilus ducreyi)による性感染症です。日本では戦後直後に時々見られましたが、最近ではほとんど発生しておらず、あるとすると東南アジアで感染してそれが日本に帰国後に発症する形です(輸入性感染症)。潜伏期間が短く痛みも強いので、性行為どころではなく感染が広がることはありません。

潜伏期間(感染してから症状出るまでの期間)

2~7日

感染部位

亀頭、冠状溝、ソケイ部

症状

亀頭、冠状溝 → 辺縁がギザギザの深い潰瘍ができて、接触による痛みが非常に強い。
ソケイ部 →  リンパ節もが大きく腫れ、圧痛が強い。

検査

症状や視診から診断は容易であり、培養検査は可能であるが培養成功する確率は低いため、検査は実施しないのが一般的。

治療

抗生物質の内服

料金
~保険診療~

診察・治療(検査はありません)含めて、1500円~2500円

~自費診療~

【検査】
検査はありません

【治療】
抗生物質内服(1回or7日分)・・・7900円

赤痢アメーバ症

概要

赤痢アメーバ症とは、赤痢アメーバ(Entamoeba histolytica)という原虫よる感染症です。糞便中に排出されるため、感染経路は糞口感染となります。つまり、肛門を舐めたり、肛門に触れた手指で口に触れることによって感染が成立します。一方、不衛生な環境下では赤痢アメーバに汚染された水や食物も存在し、それを摂取することによっても感染は成立(経口感染)するため、この場合は性感染症ではありません。性感染症としては、MSM(Men who have Sex with Men:男性同性愛者)で流行しやすいことがわかっております。

潜伏期間(感染してから症状出るまでの期間)

2週間~数年

感染部位

大腸、肝臓、(稀に心臓、肺、脳、皮膚など)

症状

大腸 → 下痢、粘血便(イチゴゼリー状)、排便時下腹部痛などを数週間の間隔で寛解と増悪を繰り返す
肝臓 → 発熱、上腹部痛(特に右上)、大量の寝汗など。

検査

便検査(当院では出来ません)

治療

抗原虫薬の内服

料金
~保険診療~

診察・治療(検査は出来ません)含めて、2500円~3500円
※当院で保険診療で赤痢アメーバ症の診察・治療を行う場合は、他施設での便の検査結果を持参された方に限ります。

~自費診療~

【検査】
当院では検査はできません。

【治療】
抗原虫薬の内服(10日分)・・・9800円
抗原虫薬の高用量内服(3回分)・・・22900円

亀頭包皮炎

概要

亀頭包皮炎とは、亀頭や包皮に炎症があるものを総称したものです。性感染症の場合もありますが、多くが性感染症ではありません。①刺激によるもの、②疲労・ストレスによるもの、③細菌感染によるもの、④カンジダによるもの、⑤その他一般皮膚疾患によるもの、の5つに分類できます。頻度もおおよそ、この順番通りとなっております。

潜伏期間(感染やきっかけがあってから症状出るまでの期間)

①刺激によるもの・・・直後から
②疲労・ストレスによるもの・・・2~3日
③細菌感染によるもの・・・2~5日
④カンジダによるもの・・・2~7日
⑤その一般皮膚疾患によるもの・・・不定

感染部位

亀頭、冠状溝、包皮

症状

赤み、びらん、かゆみ、白いカス、膿の付着など

検査

皮膚拭い検査(カンジダのみ迅速検査可能)
※感染機会、またはその他のきっかけのあった翌日から検査可能です。

治療

外用薬

料金
~保険診療~

診察・検査・治療含めて、3000円~5000円

~自費診療~

【検査】
皮膚拭い検査・・・6980円(カンジダのみ迅速検査 4900円)

【治療】
外用薬・・・4900円

アデノウイルス

概要

アデノウイルスには51種類の型があります。その型の種類によって、気管支炎、咽頭結膜熱(プール熱)、急性胃腸炎、出血性膀胱炎など引き起こします。そして、咽頭扁桃や膣や肛門を介して尿道にも感染を起こし、またはその逆の感染が成立するため性感染症の側面もあります。さらに、非クラミジア性非淋菌性尿道炎の原因の内、アデノウイルスが3番目に多いという報告もあるため、意外と尿道炎の原因になることが多いのです。

潜伏期間(感染してから症状出るまでの期間)

10日前後

感染部位

尿道、膀胱、胃腸、気管支、咽頭扁桃、結膜

症状

尿道 → 排尿時痛(けっこう痛い)、透明の膿、尿道口(尿道の出口)の発赤、40%に結膜炎を合併
膀胱 → 頻尿、残尿感、下腹部違和感、血尿
胃腸 → 嘔吐、下痢、腹痛
気管支 → 咳、痰、発熱
咽頭扁桃 → 咽頭痛、発熱、頭痛
結膜 → 充血、目やに、眼痛

検査

拭い検査(迅速検査)、尿検査(迅速検査)
※感染機会のあった翌日から検査可能です。

治療

特効薬はないため対症療法、1~2週間で快方に向かう

料金
~保険診療~

診察・検査(のどの拭い検査のみ)・治療含めて、1500円~2500円

~自費診療~

【検査】
尿検査・・・9800円(迅速検査)
拭い検査・・・5900円

【治療】
対症療法なので、自費診療での治療の設定はしておりません。

疥癬

概要

疥癬は、ヒゼンダニという小さなダニが皮膚に寄生して起きる感染症です。介護施設など皮膚の接触が多い環境で発生しやすいため、同じく皮膚の接触を伴う性行為によっても感染するので性感染症としての側面もあります。普通の免疫力を持っていれば、感染しても全身に5匹程度しかおらず感染力も強くはありませんが、免疫力が低下している方が感染すると「角化型疥癬」といって全身に数百万匹の疥癬が増殖し、非常に強い感染力を持つ場合もあります。

潜伏期間(感染してから症状出るまでの期間)

4~6週間 (角化型疥癬の場合は4~6日)

感染部位

全身の皮膚(特に手指、手掌、手首に多く、体幹や陰部がそれに次ぐ)

症状

かゆみ、かさかさ、疥癬トンネル(虫体が通った跡)、しこり(陰部に多い)、赤いぶつぶつ(体幹に多い)

検査

顕微鏡検査

治療

外用薬、駆虫内服薬

料金
~保険診療~

診察・検査・治療含めて、2000円~4000円

~自費診療~

【検査】
顕微鏡検査・・・4900円

【治療】
外用薬・・・7900円
駆虫内服薬・・・9800円

ボーエン様丘疹症

概要

ボーエン様丘疹症は、尖圭コンジローマと同様に、HPV(Human Papilloma Virusヒト乳頭種ウイルス)が性器に感染することで生じる
性感染症です。しかし、尖圭コンジローマが低リスクタイプ(6型、11型など)の感染がメインだったのに対し、ボーエン様丘疹症は高リスクタイプ(16型が多く、その他18型、31型、33型など)の感染が原因となります。しかも、長期間放置するとボーエン病(陰部にできるものをケイラー紅色肥厚症と言います)や有棘細胞ガンというガンに伸展していく可能性があります。

潜伏期間(感染してから症状出るまでの期間)

数か月~数年

感染部位

亀頭部~陰茎、陰嚢、肛門周囲

症状

褐色~黒色の扁平状で、多発することもあり。基本的には痛みや痒み無し。

検査

皮膚拭い検査

治療

液体窒素による凍結療法(1~2週間に1回、複数回)
(レーザーなどによる治療法もありますが、当院で出来るのは液体窒素のみです)

料金
~保険診療~

診察・治療含めて、5000円~12000円(2週間に1回のペースで3ヵ月ほど通院した場合の合計額の概算)
※保険診療では検査は出来ません。

~自費診療~

【検査】
拭い検査(皮膚)・・・8980円(高リスクのみ) or 15980円(低リスク&高リスク)

【治療】
液体窒素による凍結療法(1回)・・・4200円

性病性リンパ肉芽腫(鼠径リンパ肉芽腫)

概要

性病性リンパ肉芽腫(鼠径リンパ肉芽腫)は、クラミジアによる性感染症です。日本では稀であり、熱帯地域での感染が多くなっており
ます。

潜伏期間(感染してから症状出るまでの期間)

1~2週間

感染部位

陰部、肛門部、鼠径部

症状

第1期・・・陰部や肛門部に1㎜大のぶつぶつが単発。症状はなく、気付かないうちに消失する。
第2期・・・第1期から1~4週間後に発熱や肝臓の腫れなどとともに、鼠径リンパ節(足の付け根のリンパ節)も腫れ、痛みを伴い、自潰排膿(破れて膿が出る)をするようになる。
第3期・・・発症から数年経過後、陰部が大きく腫れ、象の皮膚のようになり、尿道や直腸が狭窄きたしうる。(エスチオメーヌ現象)

検査

膿からの培養検査、遺伝子検査など

治療

抗生物質の内服

料金
~保険診療~

診察・検査・治療含めて、2000円~4000円

~自費診療~

【検査】
皮膚拭い検査・・・6980円

【治療】
 抗生物質内服(1回or7日分)・・・7900円

 

以下は性感染症ではありませんが、陰部に発症しうるため性病なのではないかと心配になりやすいものです

陰部湿疹

概要

読んで字のごとく、陰部にできる湿疹です。陰部に赤みやかゆみが出ます。夏場の蒸れ、冬場の乾燥、アトピーなどお持ちの方などで発症しやすいです。陰嚢(玉袋)に湿疹が出来て何度も掻いていると、陰嚢の皮膚がゴワゴワしてきます(苔癬化といいます)。

治療

ステロイド外用薬、抗アレルギー薬(アレルギーが原因ではなくても痒みを抑える効果があります)の内服薬

固定薬疹

概要

ある薬(アセトアミノフェンなどの解熱鎮痛剤、テトラサイクリン系抗生物質、総合感冒薬など)を飲んでから数分~数時間経つと、いつも同じ部位にかゆみや刺激感を伴う紅色の円形の皮疹が出て色素沈着を残す特殊な薬疹です。口周りや手足、そして陰部に生じやすいです。

治療

原因薬剤の使用中止

脂漏性角化症

概要

脂漏性角化症は別名、老人性疣贅(ゆうぜい)とも言われるように加齢に伴い、特に顔面、頭部、体幹にみられるイボです。直径1~2cmで灰褐色~黒褐色で隆起していることが多いです。これが陰部に生じることもあります。

治療

治療不要
美容上の問題などから切除(液体窒素、レーザー、外科的)

接触皮膚炎

概要

接触皮膚炎は、何らかの外界物質の刺激、あるいは外界物質に対するアレルギー反応です。いわゆる「かぶれ」です。赤み、水ぶくれ、びらん、かゆみ、痛みなどの症状が出ます。身につけている下着、外用薬、コンドーム、オーラルセックス時の相手側に塗られているリップクリームや口紅、原因物質を触った手による自慰行為、シリコンボール、性器ピアスなどで、陰部に症状が出る可能性があります。

治療

原因物質の除去、ステロイド外用薬、抗アレルギー薬の内服

帯状疱疹

概要

帯状疱疹は、幼少期に罹った水疱瘡(みずぼうそう)の原因ウイルスが大人になって再活性化して発症します。帯状疱疹ウイルスは1度感染すると神経節(神経の根元)に潜伏し、疲れやストレスがきっかけとなって再活性化してくるという特徴があります。そして、全身のどこにでも発症いうるのですが、これが陰部に発症すると、見た目や症状が性器ヘルペスに似ていることから、性病ではないかと心配になる方がいらっしゃいます。実は、帯状疱疹ウイルスは性器ヘルペスの原因となる単純ヘルペスウイルスと親戚であり、症状や見た目が似ているのです。しかし、帯状疱疹は左右どちらか一方に限局し、しかも神経の走行に沿って出現(「帯状」疱疹の名前の由来)し、また、痛みが残存(帯状疱疹後神経痛と言います)いうるという特徴があります。

治療

抗ウイルス薬の内服

扁平苔癬

概要

扁平苔癬は、手足や口腔や爪によくできる炎症です。降圧剤の一部、C型肝炎、カラーフィルム現像液、歯科金属などが原因になることもありますが、詳細な原因はわかっておりません。地図状で灰紫色の皮疹であり、中央部が陥凹した盛り上がりがあります。これが陰部に出来ることもあり、梅毒性器ヘルペスに似ています。

治療

明らかな原因があればそれを除去、ステロイド外用薬

陰嚢被角血管腫

概要

陰嚢被角血管腫は、陰嚢に2㎜大の赤色から赤褐色の柔らかい結節であり多発します。高齢者に多く、時に衣服などの擦れで破れて出血し、下着が汚れて驚く場合があります。皮膚の下の血管が拡張して生じるものです。

治療

治療不要

硬化性リンパ管炎

概要

硬化性リンパ管炎は、陰茎の包皮(亀頭の下あたりに多い)に出現する索状・蛇行状のしこりです。陰部のしこりというと梅毒などが考えやすいですが、この硬化性リンパ管炎は物理的な刺激(長時間、頻回の自慰行為など)などにより皮下のリンパ管が一時的に閉塞してリンパ管が腫れるものです。ほとんど痛みなどはありません。

治療

刺激を与えず安静にしていれば、4週間ほどで消失します

開口部形質細胞症

概要

開口部形質細胞症は、境界明瞭で光沢のある赤みやびらん、微細な赤色点がみられ、頬粘膜や口唇や亀頭部に生じる炎症です。ほとんど症状はありません。慢性の経過をたどり、何度も繰り返します。亀頭部の場合は包茎の方に発症しやすく、また高血圧や糖尿病も原因の1つと考えられております。雑菌の感染を伴いやすく、細菌性亀頭包皮炎を合併することもあります。

治療

ステロイド外用薬、抗生物質外用薬、包茎の場合は包皮環状切除(包茎治療)、高血圧や糖尿病のコントロール

炎症性皮膚疾患(毛嚢炎、炎症性粉瘤)

概要
毛嚢炎

毛穴の奥の毛根を包んでいるものを毛嚢(または毛包)といいますが、その部分に細菌感染(主に黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌)が起こり炎症を生じたものを、毛嚢炎(毛包炎)といいます。毛穴がある所にはどこでも発生しえますが、汗をかきやすい部分や毛の処理をした部分に生じやすくなります。痛みなどの症状はあまりありません。

炎症性粉瘤

まず粉瘤(アテロームともいわれます)とは、原因はよくわかっておりませんが、成り立ちとしては皮膚の表面の構成物が皮内や皮下に落ちて袋を形成し、その中に粥状の垢や脂が溜まってできた塊で真ん中にやや黒っぽい点が見られることもあります。皮膚に密着して周りより硬く触れます。そこに細菌感染が起こり炎症を起こすと赤く腫れ痛みを伴います。その状態を炎症性粉瘤といいます。この炎症性粉瘤の皮膚が破れると、中から膿汁と臭い粥状の塊が排出されます。疲労やストレスなどが蓄積していると、炎症を起こしやすくなります。

治療

抗生物質の外用薬や内服薬

傍外尿道口嚢胞、陰茎縫線嚢胞

概要

傍外尿道口嚢胞(ぼうがいにょうどうこうのうほう)と陰茎縫線嚢胞(いんけいほうせんのうほう)は、両者とも半透明で比較的軟らかい良性の嚢胞(液体が貯留した袋状の腫れ物)です。前者は外尿道口(尿の出口)に接しその片側あるいは両側にでき、後者は外尿道口(尿の出口)から陰茎の裏側~肛門にかけての縫線上(ほうせんじょう、中心線)に1個~数個みられます。発症年齢は出生時から幼少期が最も多く、次に10歳代での発症が多くみられます。一般的に先天性ですが、尿道の外傷・炎症・感染が原因になることがあります。多くは無症状ですが、陰茎縫線嚢胞の12.5%に細菌感染が起こるため、そのような場合は痛みや陰茎の腫れがみられます。また、ある程度の大きさになると尿線(おしっこが描く線)の異常や美容上問題になることもあります。

治療

治療不要

美容上の問題などあれば切除(針を刺して中の液体を抜いても再発しやすい) 
細菌感染がある場合には抗生物質の外用薬or内服薬

脂肪腫

概要

脂肪種は、皮下に脂肪組織が局所的に蓄積したものです。全身のどこにでも発生しえますが、稀に陰部(陰茎、陰嚢など)に発生します。
基本的には無症状で、拡大していくこともほとんどありません。

治療

治療不要
美容面で気になる場合には形成外科にて外科切除

フォアダイス・真珠様小丘疹症・包皮腺

概要
フォアダイス

陰茎の腹側(裏側)または側面にできた白~黄褐色のブツブツのことです。 正常であれば毛包に付属する形であるはずの皮脂腺が、毛包とは関係なくできたもの(独立脂腺)です。口唇や頬粘膜にできることもあります。成人男性の約50~60%に見られます。

真珠様陰茎小丘疹

亀頭の縁に沿ってほぼ全周にわたり、周囲の皮膚と同色か少し褐色で1㎜程度の大きさのブツブツがきれいに1列ないし2列に並んだものです。真皮(表皮と皮下組織の間)の血管の増生と線維化からなります。成人男性の約20~30%に見られます。

包皮線

陰茎小帯(陰茎の亀頭と包皮をつなぐ裏筋)の両側にできるブツブツのことです。タイソン腺ともいわれています。このブツブツの正体は、フォアダイスと同じく皮脂腺です。ちょうどこの部分に恥垢が溜まりやすく、不潔になり異臭の原因にもなります。

※上記3つとも「尖圭コンジローマ」と誤診され、無駄な治療をされている方がいらっしゃいます。経験のある医師による正確な診断が必要になります。

治療

治療不要

美容面で気になる場合には形成外科にて外科的切除

ベーチェット病

概要

ベーチェット病は、繰り返す口内炎、様々な皮膚病変、眼病変、消化器病変、大血管病変、神経病変など多彩な症状を伴う難治性疾患です。その中で、「外陰部潰瘍」が性感染症(梅毒など)と間違えられることがあります。これは特に陰嚢に発症しやすく、境界明瞭な深い潰瘍を形成し、治癒後は瘢痕(大きなカサブタのようなもの)を残します。

治療

コルヒチンという薬や免疫抑制剤が使われます。

外傷

概要

ズボンのチャックで包皮を挟んだり、オーラルセックスにて相手の歯が当たったりして陰部に傷が出来てしまうパターンがあります。もちろん、これは性感染症ではありません。しかし、傷がつくとその部分の皮膚のバリアが無くなってしまうので、性感染症の原因菌や原因ウイルスが入りやすい環境にはなってしまうため、傷ができた時には完全に治るまでは性行為はしないことをおすすめします。

治療

抗炎症の外用薬

ED(勃起不全)

ED とは、「Erectile Dysfunction」の略であり、日本語では「勃起不全」と訳されます。しかし、まったく勃起が起こらないケースに限らず、硬さや維持が不十分であったり中折れや途中で萎えてしまって、「満足な性交が行えない状態」と定義されています。

EDの患者数は全国で、軽症も含めると約1800万人と推定されており、実は珍しい疾患ではなく、誰にでも起こりうる問題です。さらに近年では、仕事のストレスや職場や家庭内の人間関係のいざこざ、また、動画サイトなど2次元の世界へのアクセスが容易で内容も充実しており、生身の人と面と向かってコミュニケーションをとる機会が減少していることなどを背景に、ED患者数は増加の一途をたどっています。かつては、中年以上の方が大半だったEDですが、上記のような理由から、20代や30代の若年層の患者数も増加してきております。

いざという時に勃起できないというのは、男性にとっては非常に重要な問題です。一度でもそういった状態を経験すると、それ以降自信がなくなってしまい、その状態で性行為に挑もうとしてもさらに勃起しづらくなってしまい、性行為そのものを避けるようになってしまいます。

当院では、そのような悩みを抱えた男性に対して、アットホームな雰囲気かつ丁寧でわかりやすい、また、プライバシーへの配慮を徹底した診療を心がけております。

EDの原因別分類

①器質性ED
 加齢、病気(高血圧、糖尿病、腎機能障害、前立腺肥大、脳卒中など)、下半身の外傷や手術によるもの。

②心因性ED
 ストレス、うつ病、緊張状態によるもの。

③混合性ED
 上記、①と②が混在しているもので、一番頻度が多い。

その他、肥満、運動不足、男性ホルモン低下、薬剤(降圧剤の一部、抗うつ薬、AGA治療薬など)が原因になることもあります。

治療方法

EDの治療方法には、下記があります。

①内服薬(バイアグラ、レビトラ、シアリス)
②血管作働薬(プロタグランジンE1など)の陰茎海綿体への注射
③陰圧式勃起補助具
④衝撃波照射
⑤陰茎プロステーシス

上記の中で②~⑤は、①の内服薬で効果がみられなかったり、副作用や他の薬との飲み合わせの関係の影響で内服薬が使用できない方が対象になります。当院では、①の内服薬による治療を行っております。

国内で使用が認められているED薬は以下の3種類であり、バイアグラはジェネリックがありますので、それも含めると4種類になります。

バイアグラ(一般名:シルデナフィル)
ジェネリックバイアグラ(一般名:シルデナフィル)

 

レビトラ(一般名:バルデナフィル)
シアリス(一般名:タダラフィル)

以下に、当院で扱っているED治療薬の違いがわかる表を用意しました。

ED薬使用できない場合

以下のような場合では、ED薬が使用できません。ED薬の種類によって、使用できない条件が微妙に異なります。条件が異なる部分は、青太文字にしてあります。

バイアグラ(シルデナフィル)を使用できない方

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴がある
  • 硝酸剤or一酸化窒素(NO)供与剤使用中(貼付剤含む)
  • アミオダロン、抗HIV薬の一部(カレトラ®、スタリビルド®、ノービア®、プリジスタ®)、リオシグアト(アデムパス®)内服中
  • 心血管系障害を有するなど性行為が不適当
  • 重度の肝機能障害がある
  • 低血圧(安静時血圧<90/50mmHg)、または、コントロール不良の高血圧(安静時血圧>170mmHg/100mmHg)
  • 脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヵ月以内にある
  • 網膜色素変性症(進行性の夜盲症、視野狭窄)
  • 未成年者(ただし、既婚者を除く)

レビトラ(バルデナフィル)を使用できない方

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴がある
  • 硝酸剤or一酸化窒素(NO)供与剤使用中(貼付剤含む)
  • 心血管系障害を有するなど性行為が不適当、先天性のQT延長(QT延長症候群)がある、不安定狭心症がある
  • クラスIA(キニジン,プロカインアミド、ジソピラミド、シベンゾリン、ピルメノール) orクラスIII(アミオダロン,ソタロール)、抗HIV薬、抗真菌薬、リオシグアト(アデムパス®)を内服中
  • 脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヵ月以内にある
  • 重度の肝機能障害がある
  • 血液透析が必要な腎障害
  • 低血圧(安静時血圧<90/50mmHg)、または、コントロール不良の高血圧(安静時血圧>170mmHg/100mmHg)
  • 網膜色素変性症(進行性の夜盲症、視野狭窄)
  • 未成年者(ただし、既婚者を除く)

シアリス(タダラフィル)を使用できない方

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴がある
  • 硝酸剤or一酸化窒素(NO)供与剤使用中(貼付剤含む)
  • リオシグアト(アデムパス®)内服中
  • 心血管系障害を有するなど性行為が不適当、不安定狭心症がある、コントロール不良の不整脈がある
  • 低血圧(安静時血圧<90/50mmHg)、または、コントロール不良の高血圧 (安静時血圧>170/100mmHg)
  • 心筋梗塞の既往歴が最近3ヵ月以内にある
  • 脳梗塞・脳出血の既往歴が最近6ヵ月以内にある
  • 重度の肝機能障害がある
  • 網膜色素変性症(進行性の夜盲症、視野狭窄)
  • 未成年者(ただし、既婚者を除く)

上記以外に、使用できないわけではないですがED薬を内服する際には慎重に内服しなくてはならない薬があります。一部の抗生剤(エリスロマイシン、クラリスロマイシンなど)、一部の胃薬(シメチジンなど)、一部の抗真菌薬(イトラコナゾール、ケトコナゾールなど)、グレープフルーツなどが該当します。これらの薬はED薬の血中濃度を高いままにし、ED薬による副作用が強く出てしまう可能性があります。

どのED薬も1錠から購入可能です。また、当院でED治療をはじめて行う方で各種類試してみたい方には、初回の方限定のお得なセットもございます。ぜひ、ご利用ください。

料金や初回限定セットの内容については、料金表をご覧ください。

精液検査

不妊症の約50%(つまり半数)は、男性側に原因があると言われております。その中で、最も多い原因が「造成機能障害」です。つまり、精子が作れない、または作れても精子量が少なかったり、活発な精子が作れないというものです。そこで、男性側の原因検索をする際の最初の検査が精液検査になります。

精液検査は不妊治療専門施設で検査できますが、そういった施設の多くがレディースクリニック(婦人科)であり、女性ばかりの待合室で肩身が狭い思いをすることになってしまいます。しかし、当院のように男性専門のクリニックであれば、待合室には男性しかいないので気兼ねなく精液検査を受けることができます。

精液検査の流れ

①予約

まずは、下記にて予約を取ります。予約無しでも受診できますが、予約者優先となりますため、お待たせしてしまう可能性が高くなります。
予約をされることをオススメ致します。

ネット予約はこちら

新規登録方法については、診療予約システムへの新規登録方法をご覧ください。
空メールが返ってこない場合はこちらへ )

また、電話予約も可能です。
03-5577-5472 (予約電話受付時間:10時30分~19時30分)

②来院

予約時間になりましたら来院し、問診票の記載と問診を行った後、検査用のキットをお渡しします。

※当院には採精室はございませんので、自宅やDVD鑑賞店などで採精してください。
※問診票は事前にWEB問診か、ダウンロードして記載しておくとスムーズです。

WEB問診はこちら問診表のダウンロードはこちら

③採精

採精しましたら、1時間以内に1時間以内に下記の時間帯に当院にご持参ください。

 〇平日(火~金) 10時半~12時、17時~19時
 ◎土曜日(第1・3・5週) 12時~14時

④検査結果

約3日後に検査結果が出ますので、以下のいずれかの方法で確認します。

  • 来院(診察室で医師が結果についての説明致します)
  • メール
    下記のメールアドレスの本文に「診察券番号」、「お名前」、「生年月日」、「精液検査結果希望」を記載して送信してください。
    kekka@kanda-cl.com
    ※右記も参照してください。検査結果(自費のみ)
  • 郵送(最初の来院時に、宛名の記載と郵送料500円をお支払いいただきます)

精液検査の基準値

WHOのガイドライン(2010年)に準拠しております。

  • 精液量:1.5ml以上
  • pH:7.2以上
  • 精子濃度:1500万/ml以上
  • 総精子数:3900万以上
  • 総運動率:40%以上
  • 総運動精子数(総精子数×総運動率):1560万以上
  • 正常形態率:4%以上

上記の基準値は絶対的なものではありませんが、基準値以下だと妊娠しづらくなります。もし基準値以下の場合は、生活指導するとともに、抗酸化剤・亜鉛・漢方薬などの内服や陰嚢の冷却シートの使用を推奨しております。しかし、精子の造精には遺伝的要素もあるため、最終的には精巣から精子を採取してくる手術が必要なこともあります。

料金

料金表もご参照ください。

検査料金

12800円(結果説明、診断書含む)

治療薬

抗酸化薬(1か月分) 10900円
亜鉛製剤(1か月分) 3900円
漢方薬(1か月分) 2800円
陰嚢冷却シート(1袋4枚入り) 1950円

男性更年期障害(LOH症候群)

女性の更年期障害はよく知られておりますが、実は男性にも更年期障害は存在します。女性の場合、閉経に伴う女性ホルモンの減少で、イライラ、ほてり(ホットフラッシュ)、疲労感、多汗などの症状が出現します。男性の場合は、「疲れやすい、意欲が出ない、イライラする、寝れない、性欲がない、勃起しづらい、手足の関節が痛む」などの症状が、男性ホルモンが年齢とともに減少することで出現してきます。近年では、そういった男性ホルモンの低下による症状を、LOH(Late-Onset Hypogonadism:加齢男性性腺機能低下)症候群と名付け、積極的に診療対象としていこうと注目を集めております。

年齢とともに男性ホルモンが低下するのはごく自然なプロセスです。しかし、それに職場や生活環境の大きなストレスが加わることで、男性ホルモンのさらなる低下や全身の生理機能や精神活動に影響を及ぼすと考えられます。なりやすいタイプとしては、真面目で几帳面な方、またストレスをためやすい方といえます。

保険診療で検査治療をしている医療機関もございます。しかし、保険診療では検査内容に不足があったり、治療方法(注射療法)も効果が一過性で不安定のため、当院では自費診療で検査治療とさせていただいております。

ただし、男性ホルモン単独の検査のみ、保険診療で対応することが可能です。

診断方法

まずは、下記のような症状について問診を行います。

  • 体調がすぐれず,疲れやすい
  • 不眠になやんでいる
  • 不安感やさびしさを感じる
  • くよくよしやすく,気分が沈みがち
  • ほてり、のぼせ、多汗がある
  • 動機、息切れ、息苦しいことがある
  • めまい、吐き気がある
  • 頭痛、頭重感、肩凝り、腰痛、手足の関節の痛み
  • 手足がこわばる、しびれる、ピリピリする
  • 尿が出にくい、出終わるまでに時間がかかる
  • 夜中に頻回(2回以上)トイレに起きる
  • 尿意を我慢できなくなり漏らしたりする
  • 性欲や勃起力が減退したと感じる

そして、採血でテストステロン値を計測します。テストステロンは起床時から午前11時頃までがピークとなるので、午前中に採血しなくてはなりません。テストステロンには総テストステロンと遊離テストステロンがありますが、日本国内では遊離テストステロンを計測します。

遊離テストステロン値(午前中)
  • 低値・・・<8.5pg/ml
  • 境界値・・・8.5pg/ml~11.8pg/ml
  • 正常値・・・>11.8pg/ml

治療方法

上記の検査でテストステロン値が低く、LOH症候群と診断でき、テストステロン補充療法を施行しても問題ない状態であれば、テストステロンを補充していきます。上述したように、保険診療で治療を行う施設もございますが、その場合は約3週間ごとに筋肉注射を行います。しかし、その治療方法ではテストステロンの血中濃度が安定しにくいという欠点があります。また、そのたびに注射をしなくてはならないので、その際の痛みがストレスになることもあります。

そこで、当院では外用薬を使用していきます。テストステロンが含有されたクリームを1日に1~2回、陰嚢(玉袋)に塗布していきます。さらに、当院ではLOH症候群の症状そのものを改善させるために、プラセンタ注射をおすすめしております。プラセンタ注射に関しては、プラセンタ注射をご覧ください。また、漢方薬による治療方法もあり単独で使用する場合もあれば、外用薬、プラセンタ注射と組み合わせて使用する場合もございます。

テストステロン補充療法にはいくつか副作用があり、以下のようなものが考えられます。

  • 脂質代謝異常(善玉のHDLコレステロールの低下)
  • 多血症
  • 肝機能障害(主にテストステロンの内服薬)
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • ざ瘡(にきび)の増加
  • 体毛増加
  • 潮紅(ほてり)
  • 体液貯留(むくみ)
  • 女性化乳房(胸が膨らんでくる)
  • 精巣萎縮、男性不妊症
  • 気分、行動の変化

上記のような副作用が起きていないかをチェックするため、治療開始1か月後、3か月後、6か月後、12か月後、以後は1年ごとに受診して頂き、問診と採血を行います。

料金

料金表もご参照ください

検査料金

6980円(遊離テストステロン値のみ) ← 保険診療だと約2000円
6980円(男性ホルモン補充療法が可能かどうかを調べる検査)

治療薬

外用薬(1本) 4900~22000円(濃度・量によって異なります)
漢方薬(1ヵ月分) 2800円
プラセンタ注射(1本) 1190円

早漏

早漏とは、男性器を女性器に挿入して1分以内に射精してしまう状態を指します。

原因としては、心理的なものやホルモンや遺伝に関連したものが挙げられておりますが、不明な点も多く仮説に過ぎません。ただ、ED(勃起不全)があると、少しでも勃起しているうちに射精しようという焦りから、激しく性器を刺激することで早漏となることがあります。早漏の方の約30%にEDがあるというデータもあります。

当院では早漏の検査は出来ませんが、内服薬の処方を行っております。性行為の5時間前くらいに内服し、約10~15時間効果が持続します。副作用としては頭痛、吐き気などがありますが、問題にはならない程度です。

一般的に、女性は男性よりもオルガスムに達するまでに時間を要します。ですので、早漏治療薬で射精をコントロールして、女性の皆様に満足してもらいましょう!

<料金>
 早漏治療薬  890円/錠

一般内科

当院で対応可能な病気

風邪(急性上気道炎、急性気管支炎、急性副鼻腔炎、急性扁桃炎など)、インフルエンザ、生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病、痛風・高尿酸血症)、花粉症(アレルギー性鼻炎)、咳喘息、胃腸炎、急性胃炎、慢性胃炎、過敏性腸症候群、片頭痛、緊張性頭痛、逆流性食道炎、貧血など。

当院で対応可能な検査

  • 血液検査
  • 尿検査
  • インフルエンザ迅速検査
  • 溶連菌迅速検査
  • アデノウィルス迅速検査

当院で対応できない検査

  • 心電図
  • 胸部レントゲン
  • 胸部CT検査
  • 超音波検査
  • 内視鏡検査

重症度が高く専門的治療が必要と判断した場合には、紹介状を作成して適切な医療施設へご紹介させていただきます。

「他院で治療をしているが、薬がもうすぐ無くなる」または、「薬が無くなってるけど忙しくて地元のかかりつけのクリニックを受診できない」などの方のために、内服している薬名がわかれば(あやふやな記憶でも大丈夫です!)追加分を処方することも出来ます。また、会社や自治体の健康診断で「医療機関を受診してください」と指摘された方も気軽に受診していただければと思います。

一般皮膚科

当院で対応可能な病気

ニキビ、アトピー、湿疹、じんましん、水虫、イボ(魚の目、たこ、ウイルス性)、口唇ヘルペス、帯状疱疹、あせも、日焼け、かぶれ、脂漏性皮膚炎、円形脱毛症、虫刺され、口内炎など

当院で対応可能な検査・処置

  • 血液検査(アレルギー検査 View39)
  • KOH検査(水虫)
  • 液体窒素処置(ウイルス性イボ、尖圭コンジローマなど)
  • 削り処置(ウオノメ、タコなど)

当院で対応できない検査・処置

  • 皮膚生検(皮膚の一部を切除して染色して顕微鏡で調べる検査)、
  • パッチテスト(金属、化粧品、医薬品などの皮膚アレルギー検査)
  • ダーモスコピー(拡大鏡による癌の有無を調べる検査)
  • 手術(巻き爪、粉瘤など)
  • レーザー処置(炭酸ガスレーザー、Qスイッチレーザーなど)も行っておりません。

重症度が高く専門的治療が必要と判断した場合には、紹介状を作成して適切な医療施設へご紹介させていただきます。
 
「他院で治療をしているが、薬がもうすぐ無くなる」または、「薬が無くなってるけど忙しくて地元のかかりつけのクリニックを受診できない」などの方のために、外用・内服している薬名がわかれば(あやふやな記憶でも大丈夫です!)追加分を処方することも出来ます。また、「水虫だと自己判断して市販の抗真菌外用薬使っているけど、なかなか治らない」、「足の魚の目が気になって手で触っていたら手にもできた」、「皮膚は皮膚だが、気になる場所が陰部だ」など、日常生活においてなんとなく皮膚で気になることがあった際には、ぜひ一度当院を受診していただければと思います。

美容皮膚科

AGA(男性型脱毛症)

AGAとはAndroGentic Alopeciaの略で、男性型脱毛症のことです。最近は、テレビCMなどでもよく目にするのでご存知の方は多いかと思われます。AGAは、思春期以降に急激に増える男性ホルモンの影響により、前頭部から頭頂部にかけての髪が「軟らかく、細く、短く」なり、頭頂部の頭皮が目立ってきたり、生え際の後退などがみられる病気です。日本人男性の3人に1人(約1260万人)がAGAになると言われ、20代から進行していきます。

AGAは命にかかわるものではありませんが、ビジネスや恋愛などのシーンにおいて、やはり髪の毛があった方が成功する可能性は高まるのではないかと思われます(もちろん、見た目以上に相手に対する情熱が重要であることは異論のないところであります)。しかし、死に至る病気ではなく痛みやかゆみがあるわけでもないので、つい放置してしまい気付いたら進行していたなんてことがよくあります。また、恥ずかしさや忙しさゆえに医療機関などには行かず、市販薬で何とか対処してるけどなかなか効果が出ず諦めてしまっている方もたくさんいらっしゃいます。

AGAは遺伝的要因などにより活性の強い男性ホルモンが毛根に働きかけたり、過度なストレスなどで頭皮の血流が悪化し、正常な毛周期(ヘアサイクル)を維持できなくなることで発症します。 髪の毛は、ずっと伸び続けるわけではなく、成長しては抜け落ち、また同じ毛根から新しい毛が生えてくることを繰り返しています。これを毛周期(ヘアサイクル)といい、「成長期」「退行期」「休止期」の3つに分けられます。

  • 「成長期」
    毛髪の生えはじめから成長が止まるまでの時期。約2~6年。現在生えている毛髪の85~90%が成長期にあたります。
  • 「退行期」
    成長期から休止期に移行する時期。約2週間程。現在生えている毛髪の1%が退行期にあたります。移行期とも呼ばれます。
  • 「休止期」
    毛根が退化してから脱毛するまでの時期。約3ヵ月。現在生えている毛の10~15%が休止期にあたります。そして、脱毛していきます。

そして、このヘアサイクルが男性ホルモンや頭皮の血流の悪化によって乱され成長期が短縮する(半年~1年になる)と、毛髪は太く長くなる前に成長を終え脱毛してしまいます。これがAGAの成り立ちです。

agaimg01

(MSD社より転載)

AGAの治療

上記の説明の通り、治療方法としては下記の2点となります。

①活性の強い男性ホルモンの産生を抑える
②頭皮の血流を良くする

①に該当するものとして、フィナステリド(商品名:プロペシア)、デュタステリド(商品名:ザガーロ)の2種類があります。また、②に該当するものとして、ミノキシジルがあります。

当院では、下記の内服薬と外用薬を処方することができます。また、治療開始前にAGA遺伝子検査を受けることで、AGAの原因(遺伝なのか、環境なのか)がある程度わかったり、より効果のある治療薬を選択することができます。料金は料金表もご参照ください。

AGA治療薬 

プロペシア1㎎(MSD)

AGA治療において最もスタンダードな内服薬です。2経路あるDHT(脱毛の原因となる男性ホルモン)の合成の片方の経路を抑えます。1日1錠内服します。最低半年以上は内服しないと効果の実感は得られにくいです。どちらかというと抜け毛を減らして現状を維持することが目的になります。

副作用として、性欲減退、ED、睾丸痛、肝機能障害などみられますが、頻度としては少ないですので、安心して内服して頂けます。

<料金>
 1箱(28錠入り) 8090円
 1箱(140錠入り) 38900円

フィナステリド1㎎

プロペシアのジェネリックです。効果はプロペシアと変わりません。
副作用に関してもプロペシアと同じで、性欲減退、ED、睾丸痛、肝機能障害などみられますが、頻度としては少ないですので、安心して内服して頂けます。

<料金>
 1箱(28錠入り) 4900円
 5箱(140錠) 22900円

ザガーロ0.5㎎

もともとは前立腺肥大症という病気の薬でしたが、AGAにも効果があるということでAGAの治療薬として発売されました。これは、2経路あるDHT(脱毛の原因となる男性ホルモン)の合成の両方の経路を抑えます。そのためプロペシアよりも効果が強くなります。1日1カプセル内服します。最低3ヵ月以上は内服しないと効果の実感は得られにくいです。プロペシアを内服していても抜け毛が減らない方などが対象になります。

副作用として、性欲減退、ED、睾丸痛、肝機能障害、女性化乳房などみられますが、頻度としては少ないですので、安心して内服頂けます。

<料金>
 30錠 9790円
 150錠 46800円

ミノキシジルローション

血流改善作用のあるミノキシジルの塗り薬です。市販薬でもリアップX5プラス(大正製薬)、スカルプDメディカルミノキ5(アンファー)、リグロEX5(ロート製薬)などがありますが、それらはミノキシジルの濃度が5%で価格は7000円~8000円です。
当院では2種類のミノキシジルローションを取り扱っております。1つは、市販薬と同じ濃度(5%)ですが市販のものより安価なミノキシジルローションです。もう1つは、市販薬より高濃度のもので、発毛をより促したい場合におすすめしたいミノキシジルローションです。
副作用として、動悸、むくみ、ほてり、めまいなどがみられますが、外用薬ですので頻度は少ないので安心して内服頂けます。ただ、頭皮に合わず、外用した部分がかぶれてしまう場合がありますので、そうなった際には使用を中止して早めに当院にご相談ください。

<料金>
 ミノキシジル濃度5% 1本 5000円
 ミノキシジル高濃度  1本 12900円

アロビックス外用液5%
長生堂製薬

長生堂製薬

主成分として塩化カルプロニウムというものが含有されていて、これは血流を促進し毛根の毛乳頭細胞を活性化し、発毛を促す働きがあります。市販薬でも第一三共ヘルスケアから発売されているカロヤンシリーズには塩化カルプロニウムが含有されていますが、それらは塩化カルプロニウムの濃度2%です。当院で取り扱っているのは5%のもので、より発毛が見られやすくなります。

副作用として、局所発汗、熱感、刺激痛が生じる場合があります。特に入浴直後に使用するとそういった副作用が生じやすくなりますので、入浴前の使用をおすすめ致します。

<料金>
 1本 1500円
 5本 6000円

AGA遺伝子検査

男性ホルモンの受容体の遺伝子の中にある「CAGリピート」という部分の数を調べることで、遺伝的にAGAになりやすいタイプなのか否か、また、フィナステリドが効きやすいのか否かがわかります。検査の方法は、頬の内側の粘膜を綿棒で拭っていただくだけ終わりです。約1ヵ月後に結果がわかります。

<料金>
17800円

 

当院では、上記の内服薬や外用薬を使用し、定期的に頭皮の写真を撮りながら効果を比較検討していきます。お忙しい方は薬の処方のみも可能です。

失った毛髪を取り戻して、人生の成功を手にしましょう!

医療脱毛

当院では医療脱毛を行うことできます。脱毛というと、サロンやエステ(エステティシャンが施行)で行う「光脱毛」と、医療機関(医師、看護師が施行)で行う「レーザー脱毛(=医療脱毛)」があります。それぞれの特徴を表にまとめてみました。ただ、もちろん個人差がありますので、下記の表は絶対的なものではございません。

  光脱毛 レーザー脱毛
実施施設 サロン、エステ クリニック
施行者 エステティシャン 医師、看護師
完了までの回数 多い 少ない
痛み 弱い 強い
脱毛効果 一時的 半永久

どちらが良くて、どちらが悪いということはありません。各々の特徴を理解した上で、あとは皆様の考え方によってどちらの脱毛方法を選ぶかということになるかと思われます。

当院で採用している医療脱毛機器は、SYNERON CANDELA社のGentleMax Proというものになります。この医療脱毛機器は、医療機器製造販売承認を2018年5月7日に取得しております。つまり、効果や安全性について厚生労働省に承認されている医療機器ということになります。

       

GentleMax Proの特徴

1.2つの波長を1台に搭載

波長755nm(ロングパルスアレキサンドライトレーザー)と波長1064nm(ロングパルスヤグレーザー)の2つの波長を使い分けることで、患者さんの肌質、毛質に合わせた安全な脱毛が可能です。
波長1064nm(ロングパルスヤグレーザー)ではより皮膚の深部に到達するため、深いところにある毛包や毛乳頭を破壊できます。

2.スピーディーな照射

1回の照射で当てる面積を広くすることができ、また1回1回の照射の間隔を短くすることもできるので、広範囲でも短時間で照射ができます。

3.可変式のレーザー照射時間

1回のレーザー照射で当てる時間を変えることができるため、患者さんの肌質、毛質に合わせた安全な脱毛が可能です。

4.優れた皮膚冷却機能

DCD(Dynamic Cooling Device)という皮膚冷却機能があり、レーザー照射直前に‐26℃の冷却ガスを吹き付けて表皮を安全に保護します。

GentleMax Proによる脱毛のメカニズム

当院での医療脱毛について

当院での医療脱毛のシステムの特徴は、「時間制」です。つまり、5分、10分、15分、30分、45分、60分と希望の脱毛時間を予約していただき、その時間内であればどの部位にレーザーを照射してもOKということです。しかも、脱毛の料金は5分4000円という低価格を実現し脱毛しやすくしました。初診時のカウンセリングや相談料は無料です。

多くの脱毛クリニックでは、部位別・回数別に設定がされていると思います。しかし、これだと1回の脱毛にかかる時間がわからず、その日の予定が立てづらいという欠点があります。そこで、「時間制」にすることで忙しい皆様の予定を立てやすくしました。一方で、当院は完全予約制ではないので予約をしなくても脱毛をすることも可能です。予約をするのが面倒くさい、たまたま通りかかったので立ち寄ってみた、などという方にも脱毛を経験して頂きたく予約無しでの受付も設定いたしました。その際にはお待たせしてしまう可能性が高いですが、待合室にはWi-Fi(無料で速くてセキュリティ問題なし)が飛んでおりますので快適にお過ごしいただけるかと思います。

ちなみに、このGentle Max Proですが、医療脱毛以外にもシミ取りやホクロ除去、しつこいニキビの治療もできます。これらの治療も脱毛と同じく、5分4000円で承っておりますので、ご希望の方はぜひお試しになってみてください。

以下のような方に、当院での医療脱毛をオススメしています。

  • 脱毛が初めての方
  • まとまった時間は取れないけど脱毛したい方
  • 安く、だけれども、しっかり脱毛したい方
  • 他院で脱毛していたけど部分的に毛が残ってしまっている方
  • ツルツルにはしたくないけど蒸れるから毛量を少し減らしたい方
  • 毛を剃るお手入れが面倒になった方
  • 当院の近くを通りかかったので脱毛でもしていくかという方(QBハウスさんに寄るイメージ)

当院は医療脱毛専門クリニックのような綺麗なバスローブ、ドリンクサービス、高級なイスやベッドはございませんし、豪勢なホームページでもございません。技術以外のサービスには、一切お金をかけておりません。そのかわり、当院のコンセプトである「男性専門のコンビニクリニック」のもと、ちょっとした隙間時間に気軽に、お財布に優しい、医療脱毛を提供しております。

男性の皆様、神田で気軽に脱り(ダツリ)ましょう!

医療脱毛するまでの流れ

①予約

まずは、下記にて予約を取ります。予約無しでも受診できますが、予約者優先となりますため、お待たせしてしまう可能性が高くなります。
予約をされることをオススメ致します。

ネット予約はこちら

新規登録方法については、診療予約システムへの新規登録方法をご覧ください。
空メールが返ってこない場合はこちらへ )

また、電話予約も可能です。
03-5577-5472 (予約電話受付時間:10時30分~19時30分)

②準備

脱毛希望部位をあらかじめ剃ってきてください。もし剃り忘れた場合には、当院で剃ることは出来ますが、脱毛料金(5分4000円)と同じ料金が剃った時間に合わせて発生します。

③来院

来院して受付して問診票を記載して、医師の診察を受け問題なければ、同意書にサインして頂き、すぐに脱毛開始です。(再診の方は、受付で診察券をお渡ししてすぐに脱毛開始です)

※問診票は事前にWEB問診か、ダウンロードして記載しておくとスムーズです。

WEB問診はこちら問診表のダウンロードはこちら

④お会計

脱毛終了後、特に問題なければ、お会計をして終了です。

⑤次回予約

次回の予約を取って帰ることも出来ます。ただし、同じ部位の脱毛に関しては毛の周期を考えて顔は3週間以上、顔以外は4週間以上先の日にちの予約をおすすめします。

 
※脱毛の施術時に痛みが強かった方には、皮膚表面に塗る麻酔ジェルをお渡しすることも出来ます。次回、来院する15分前くらいに脱毛希望部分に塗っておくと脱毛時の痛みを軽減できます。より麻酔ジェルの効果をあげるための方法として、麻酔ジェルを塗った上からサランラップで密封しておくやり方もあります。

1回の脱毛時間の目安

  • おでこ  5~10分
  • ほほ  5~10分
  • 口周り  5~10分
  • あご下  5~10分
  • うなじ  5~10分
  • 両わき  5~10分
  • 胸  15~30分
  • 両乳輪  5~10分
  • おなか   15~30分
  • へそ周り  5~10分
  • 背中(上半分)  15~30分
  • 背中(下半分)  15~30分
  • おしり  15~30分
  • 両ひじ上  15~25分
  • 両ひじ下  10~20分
  • 両ひざ上  20~30分
  • 両ひざ下  15~25分
  • 両ひじ・両ひざ  5~10分
  • 肛門周り  5~10分
  • 会陰部(睾丸と肛門の間)  5~10分
  • 陰毛(ちん毛)  5~10分

どの部位もおおよそ5~8回ほどで脱毛完了となることが多いです。

※肌質や毛質や体格によって個人差があります。状況によって、10回以上必要になる場合もあります。

料金

  • カウンセリング・・・無料
  • 医療脱毛・・・5分 4000円  
    (例)15分脱毛したら、4000円×3=12000円
  • 麻酔の塗り薬・・・1回 2000円
  • (脱毛後の)抗炎症塗り薬・・・1本 500円

※剃毛処置も希望な場合、剃毛料金も脱毛料金と同じく4000円/5分となります。

来院前に希望部位を剃毛してくることを強くお勧め致します。
(剃毛しておらず、また剃毛をご希望されない場合は、剃毛していない部位を避けての脱毛となります)

注意事項

  • 脱毛希望部位は、来院前に必ず毛剃りをしてきてください。毛剃りをしていない部位にレーザーを当てると、火傷のリスクが高くなります。当院で剃毛することも可能ですが、脱毛料金と同じ値段となりますのでご了承下さい。
  • 脱毛希望部位の毛抜きもしないで下さい。毛抜きをすると脱毛の効果が薄れます。
  • 初めて脱毛する方、また当院とは違う脱毛機器を使っていた方は、レーザー照射後に赤くなる場合があります。抗炎症外用薬などで対応いたしますが、赤くなっている部位を他人に見られたくない方は、部位に応じた長袖や長ズボンなどをご用意ください。口周りであれば、マスクをご用意ください。
  • 2回目以降の予約受診(処置のみ)の方で、当日キャンセルの連絡無くドタキャンされた方は、1000円のキャンセル料を頂いております。また、予約時間に遅れる、予約日時を勘違いしていたなど予約した通りに来院されない場合には、処置時間が短くなったり、またはすでに他の患者さんの予約もあるため処置できないこともございますので、くれぐれもお間違いの無いようにお気を付けください。予約日時を忘れてしまい予約の確認が出来ない場合には、お電話(03-5577-5472)にて確認のほど宜しくお願い致します。
  • 次回脱毛が出来るのは、毛の周期を考えると顔は3週間以上、顔以外は4週間以上先になります。
  • シミ取り、ニキビ、ホクロ除去に関しては、2~3週間空ければ2回目の施行が可能です。

その他

プラセンタ注射

プラセンタ注射は、ヒトの胎盤から抽出した栄養素・成長因子を注射するものです。美白効果や肩こりの改善、ホルモンバランスの調整、肝機能や免疫力向上などの効果みられます。どちらかというと女性がしているイメージがありますが、男性にも上記の効果は認められ、男性更年期障害であるLOH症候群の症状である「疲れやすい、意欲が出ない、イライラする、寝れない、性欲がない、勃起しづらい、手足の関節が痛む」などの症状に対しても有効であることが確認されております。また、2日酔い対策や風邪予防にも効果が期待できます。

プラセンタ注射の方法

プラセンタ注射は、腕またはお尻に皮下注射および筋肉注射します。 注射のペースは週1~2回程度が一般的です。なお、各種症状が気になるときだけに使用することも可能です。人にもよりますが、4~5回目の注射以降くらいから効果の実感を得られやすくなってくるでしょう。当院ではラエンネックとメルスモンという2種類(いずれも厚生労働省の認可あり)を取り扱っており、両者に大きな違いはありませんが、強いて言えば下記のような効果が特徴になっております。

  • ラエンネック・・・肝機能改善
  • メルスモン・・・ホルモンバランス改善

ですので、注射当日にどちらのプラセンタ注射をするか、または両者とも注射するかを相談して決めていきたいと思います。

禁煙治療

喫煙が健康に良くないことを知らない人はほとんどいないと思われます。実際に、禁煙することで心臓の病気や脳卒中による死亡率を半分以下にすることができるとするデータもあります。また、今や1箱(20本)500円近くするたばこの値段ですが、禁煙すると、毎日1箱吸っていた方は月に15000円も節約でき、年間だと18万円も節約できます。さらに喫煙によって病気になるとその分の医療費もかかるわけですから、禁煙することでその医療費がかからずもっと節約できることになります。

たばこ産業の「2018年全国たばこ喫煙者率調査」によると、成人男性の平均喫煙率は27.8%でした。 これは、昭和40年以降のピーク時(昭和41年)の 83.7%と比較すると、約55年間で56ポイント減少したことになります。 成人男性の喫煙率は減少し続けていますが、現在でも約1400万人が喫煙していると推定されます。つまり、上記のことはわかっていてもなかなか禁煙できない方はたくさんいらっしゃるということです。

現在、禁煙補助薬と言われているものとして、貼り薬と内服薬があります。下記に、各々の特徴を表にしてみました。

当院では、いずれの方法でも治療ができます。ただし、当院では保険診療での禁煙治療には対応しておらず、自費診療での治療になります。具体的な料金に関しては、料金表をご覧ください。

禁煙して長生きして、人生を楽しみましょう!

  貼り薬
(1日1回貼付)
内服薬
(1日2回内服)
ニコチン含有 あり なし
禁煙成功率 2倍 3倍
禁煙開始タイミング スタート時から 内服開始後8日目から
治療期間の目安 8週間 12週間
使用しにくい病気 心臓、脳、血管に病気のある方 精神疾患のある方
重度の腎機能障害のある方
共通の効果 離脱(禁断)症状の抑制
特有の効果 食欲抑制効果により体重増加軽減 喫煙による満足感も抑制喫煙による満足感も抑制
値段(料金表 安い 高い
その他
  • 汗をかきやすい人、スポーツをする人、かぶれやすい人には使いにくい
  • シメチジン(胃酸抑制薬)と併用注意
  • 自動車の運転など危険を伴う機械操作不可

予防接種

当院では、下記の予防接種を行っております。

インフルエンザワクチン(毎年10月以降)

効果が出るまでに2週間以上かかるので、年内(10月~12月)に接種することをおすすめします。

<料金> 4500円

MR(麻疹・風疹)ワクチン

ここ数年再流行が見られ、風疹においては妊婦さんに感染すると生まれてくる子供が先天性風疹症候群(心疾患、高度難聴、白内障など)という病気になる確率が高まります。今までに2回接種していない方は、接種することをおすすめします。

<料金> 9500円

B型肝炎ワクチン

B型肝炎は、ウイルスが母子間で感染して発症するのが一般的ですが、成人になってからも血液や体液を通じて感染する可能性があります。性行為感染症の1つにもなっております。合計3回(初回、1か月後、5~6か月後)接種する形になります。
2016年から定期接種となり、1歳になる前までに3回接種が標準となりました。しかし、すでに成人になっている方は、医療・介護従事者や海外赴任・海外出張などのある仕事でない限り、接種していないと思われます。予防できるものは予防するに越したことはありませんので、ぜひ接種をおすすめします。

<料金> 7000円(1回分)

HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン

HPVワクチンというと、女性の子宮頚癌の予防を想起される方が多いと思われます。では、なぜ「男性専門のコンビニクリック」である当院でHPVワクチンを用意しているのか。それは、HPVは子宮頚癌だけではなく、肛門癌、陰茎癌、中咽頭癌などの悪性腫瘍、及び尖圭コンジローマや尋常性疣贅(イボ)など良性の病変の原因にもなっているからです。

国内のHPVワクチンには、2価(16型、18型)と4価(6型、11型、16型、18型)の2種類のワクチンがあります。16型や18型は悪性化(つまり癌化)しやすいタイプで、6型と11型は悪性化しにくいタイプです。6型や11型が悪性化しにくいといっても、尖圭コンジローマという性感染症の原因にはなります。また、悪性化しやすい16型や18型ですが、それ以外にも31、33、35、39、45、51、52、56、58、59、68型など悪性化しやすいタイプが存在します。ということは、国内にあるHPVワクチンには悪性化しやすいタイプは16型と18型だけを予防することになり、それ以外は予防出来ないことになります。実際に、子宮頚癌のデータですが、4価のワクチンでの子宮頚癌予防率は65%にとどまります。一方、海外では9価(6,11,16,18,31,33,45,52,58型)のワクチンがスタンダードになっており、これであれば子宮頚癌予防率は90%以上になるといわれております。そして、その効果を発揮するには3回(初回、2か月後、6か月後)接種する必要があります。

HPVワクチンの値段は下に記してあるように安くはありません。現時点では、9価のHPVワクチンは日本の厚生労働省の認可が下りておらず、輸入するしか入手方法がないため高額になります。しかし、予防できるものは予防する(しかも癌を予防)に越したことはありませんし、大切なパートナーを守るためにも、ぜひ男性にも接種をおすすめします。

<料金>

9価ワクチン:49900円(1回分)

文書作成

当院では、下記の文書の作成を行っております。料金は料金表をご覧ください。

  • 診断書 2900円
  • 診療情報提供書(紹介状) 3490円(保険診療で作成する場合は830円)
  • 不妊検査等助成事業受診等証明書(精液検査)  1490円
  • 精神障害者ではない/麻薬使用者ではない証明書(美容師、調理師など) 1290円
  • 生命保険会社提出用診断書 4390円

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME